みなさん、モバイルしていますか? NTTドコモより韓国サムスン製Androidスマートフォン「GALAXY S」が発売となり、Androidがますます盛り上がってきました。GALAXY Sを購入してレビューをお届けしたいところではありますが、あえて旧型Androidスマートフォン「HT-03A」の再活用方法をご紹介します。
HT-03Aは、台湾HTC製のNTTドコモのAndroidスマートフォンです。そして、このHT-03Aは、日本で初めて発売されたAndroidスマートフォンでもあります。発売は、2009年7月10日。アップル製のiPhone 3GSが2009年6月にソフトバンクより発売されましたので、その盛り上がりの中、ひっそりと発売になりました。
搭載されているOSはAndroid 1.5、液晶サイズは3.2型、CPUはQUALCOMM MSM7201a 528 MHzで、iPhoneと比べると見劣りするスペックで、また、初めてのOSのAndroid搭載で、Androidマーケットのアプリケーションも充実していない時期ということもあり、ヒットには至らなかったスマートフォンです。その後、ソニー・エリクソンの「Xperia」が2010年3月に発売となることで、Androidスマートフォンが人気となりましたが、一方、HT-03Aは、NTTドコモのカタログから姿を消してしまいました(プロシリーズ、スマートフォンシリーズのどちらにも掲載されていません)。
HT-03Aは、2009年10月には1.6のアップデータが提供されました。OSの機能はアップしたものの、日本通信の「b-mobileSIM U300」という定額で安価なSIMを利用できなくなってしまいました。一部のスマートフォンユーザーには人気だったHT-03Aの魅力を、さらにダウンさせる結果となってしまいました。
前置きが長くなりましたが、そんな不遇のHT-03Aを再活用しています。スペック的には、XperiaやGALAXY Sに劣るものの、カスタマイズすれば、まだまだ現役で活用が可能です。カスタマイズの様子を写真でご覧ください。
このようにHT-03Aを再活用しています。テキスト中心に使うシンプルな活用方法であれば、まだまだ現役で使えるスマートフォンです。と言いながらも、高スペックなAndroidスマートフォンも使ってみたいのが実情です。日本でも多くのAndroidスマートフォンが発売されてきます。 HT-03Aを使いながらも、タイミングを見ながら、購入したいと思っています。