スマホやタブレット、パソコンに搭載されている「ブルートゥース」。ワイヤレスで機器を接続したり、データをやり取りしたりできる機能ですが、「実際に使ったことがある」という人は少ないのでは? そこで、この特集では、超便利であっと驚く活用方法を紹介します!
(田代 祥吾=ライター、石坂 勇三=日経PC21)
これは使える! 超便利なワイヤレス
スマホやタブレット、パソコンに搭載されている「ブルートゥース」。ワイヤレスで機器を接続したり、データをやり取りしたりできる機能ですが、「実際に使ったことがある」という人は少ないのでは? そこで、この特集では、超便利であっと驚く活用方法を紹介します!
(田代 祥吾=ライター、石坂 勇三=日経PC21)
Bluetooth機器はマウスやスピーカーだけではない。最近では、生活に役立つグッズから、スポーツやヘルスケアまで幅広いジャンルの製品が続々と登場している。どれもパソコンやスマホ、タブレットと連携したユニークな使い方ができる。ここでは、編集部お薦めの製品を紹介しよう。
Bluetoothの電波が届く範囲は、製品にもよるがだいたい10メートル前後しかなく、長距離では利用しにくい。その特性を利用し、Bluetooth機器をパソコンの鍵として使えるフリーソフトがあるので紹介しよう。このソフトは、鍵として登録したBluetooth機器がパソコンから離れ電波が途切れると、…
Bluetoothを搭載しているガラケーもある。NTTドコモの「N-01G」は、「スマートデバイスリンク」という機能を搭載しており、スマホとBluetoothで接続し、スマホの電話不在着信履歴やメール着信、スケジュール、ショートメッセージといった情報を参照できる。わざわざスマホをかばんなどから取り…
Bluetoothには、パソコンやスマホと周辺機器を接続したり、ファイル送受信をしたりする以外にも、面白い利用方法がある。「Bluetooth・リモートPC」は、ペアリングしたスマホから、パソコンを遠隔操作できるアプリ。スマホをマウスやキーボードにしたり、メディアプレーヤーのリモコンにしたりできる…
Android搭載のスマホやタブレットで、Bluetoothを使いファイルをやり取りするときは、アプリを活用しよう。「Bluetooth・ファイル・トランスファー」は、相手機器のフォルダーを直接読み出せ、ファイルにアクセスできるアプリだ(図1)。
Bluetoothを利用して、スマホとパソコンでファイルを転送できる[注1]。LANやWi-Fiと違い、既存のネットワークに接続する必要がないのがメリットだ。外出先でとっさにファイルをやり取りしなければならないときなどに重宝する(図1)。
スマホの携帯電話回線を利用して、パソコンなどをネット接続できるテザリングは便利だ。テザリングでは、スマホとパソコンの接続にWi-Fiを使うのが一般的だが、実はBluetoothでも接続できる(図1)。通信速度は遅くなるが、Wi-Fi接続に比べ、スマホのバッテリー消費を抑えられるメリットがある。
ここでは、Bluetooth(ブルートゥース)の基本を紹介する。まず、Bluetoothがどういうものなのかおさらいしよう。ひと言でいえば、対応機器をワイヤレスで相互接続するための技術。利用環境にもよるが、10メートル程度であれば問題なく電波が届き、データをやり取りできる。