MQTTでWEBから操作するWiFi Monitorを作った

以前、Raspberry Piで作ったWiFiモニタ(CSVファイルへロギングする機能)をMQTTを使用してWEBから操作して結果を見られるようにした。

WiFi Monitor (Raspberry Pi)

ここで言ってるWiFiモニタは、無線LANのシステムを設置する前に周辺のAPの稼働状況を取得したり、設置している無線LANのシステムに問題が発生した場合とかに問題発生時の状況を捕らえることを目的としたもの。
市販されているこういう測定機器はメチャメチャ高価やから、Raspberry Piのような安価なマイコンボードを使用して作れると長期間、複数台設置して調査できるから便利。

今回はMQTTの活用事例として、取得したデータをWEBブラウザで閲覧するもので、MQTTを使用してるんで、複数の端末(PCやスマフォなどWEBブラウザが動作する端末)に一斉配信できる。

WiFi Monitor (Use)WiFi Monitor (Web)

また、今回はボタン操作をした時のデータを取得するようにしたけど、定周期で取得するようにしたら、JavaScriptのCanvasを使ってグラフ化もできるかも。。
自分にはCanvasの知識がないんで無理やけど、通信フォーマットはJSONやからフリーのライブラリで表示できるんかなぁ。 データはWEBブラウザまで来てるんで、どう見せるかはJavaScriptのプログラミングしだいか。。今回はChannelによるソートと受信レベルによる色分け程度。。

WiFi Monitor (Block)

WiFi Monitor (Result)

現在住んでる環境は周囲を畑に囲まれた住宅地の一角なんで、APの台数はメチャメチャ少ない。
5GHz帯のW53やW56の使用がほとんど無いのは、これらのバンドが使い物にならへんから。(都市部でも状況は同じようなもんでしょう。 きっと。)
たかが数千円~数万円のAPでレーダー波をまともに検出できるわけがなく、CISCOやHPなどの高価なAPも家電製品から出るノイズや周辺のAPの電波の影響で誤動作しまくり。。

一応DFS検出のための仕様は公開されてて、これに基づいてAPを開発してるやろけど、そもそもレーダーって用途によってパルスが違うしレーダーメーカーからの仕様公開はない...ノイズと区別できへんのちゃう??


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カテゴリー: Linux, Raspberry Pi タグ: , , パーマリンク

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