関連活動と研究支援

Google では、ユーザー補助関連活動の一環として、ユーザー補助に対応したサービスの提供に加え、研究、教育、設計など

誰もが利用できるウェブの実現を目指す取り組み

Google は、標準策定委員会や諮問委員会に参加することで、誰もが利用できるウェブの実現を目指して積極的に活動してい Google が参加している団体は下記のとおりです。今後の活動拡大に伴い引き続きこのサイトを更新していく予定です。

連邦通信委員会 Video Programming Accessibility Advisory Committee(VPAAC)

VPAAC は、動画コンテンツを誰もが利用できるようにするためのさまざまな推奨事項を策定する諮問委員会として連邦通信委員会(FCC)によって創設されました。Google にも委員 1 名の枠が割り当てられ、Naomi Black と Ken Harrenstien が交代で計 2 年間の任期を務めました。VPAAC の詳細 >

FCC 消費者諮問委員会(CAC)

CAC は、ユーザー補助機能を含む消費者問題に関して、FCC に提言を行うことを目的としています。2 年間、Eve Andersson が CAC の委員を務めました。CAC の詳細 >

ウェブ コンテンツ アクセシビリティ ガイドライン(WCAG)

WCAG は、ユーザー補助に関する国際標準として特に広く認められているものです。Google からは 2 名の社員が WCAG のメンバーとして参加しています。シニア ソフトウェア エンジニアの Loretta Guarino Reid が Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)2.0 の編集委員を、シニア ソフトウェア エンジニアの Shawn Lauriat が WCAG 作業部会のメンバーをそれぞれ務めています。

Google インパクトチャレンジ: 障害者サポート

Google ではユーザー補助に対する活動をさらに推進するために、「Google インパクトチャレンジ: 障害者サポート」というグローバルな取り組みを開始しました。このプログラムは、障がいを持つ人々の自立を支援したり、社会参加の機会を高めたりするアイデアや新たなテクノ「Google インパクトチャレンジ: 障害者サポート」の詳細 >

技術変革

動画の再生時間: 1 分 11 秒

ユーザー エクスペリエンス

Google が掲げる理念の 1 つが「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」です。Google のユーザー エクスペリエンス(UX)チームは、ユーザビリティとユーザー補助機能は両立できると信じています。ユーザー補助機能を考慮した設計が、サービス開発サイクル全体に反映されているのはそのためです。

Google では、さまざまな背景や障がいを持った人々からのご協力を基に、ユーザーが日常生活においてどんな問題を抱えているかを的確に把握できるよう努めています。こうして得た洞察に基づいて、すべてのユーザーのニーズを考慮に入れた包括的なサービスを設計することを目指しています。ユーザー エクスペリエンス調査にご協力いただける方、ご興味のある方は、ぜひこちらからご登録ください。

ジェフとの 1 日—

テクノロジーと本態性振戦

動画の再生時間: 12 分 50 秒

ダニーとの 1 日—

テクノロジーと脳性まひ

動画の再生時間: 11 分 32 秒

ユーザー補助 Trusted Tester プログラム

ユーザー補助 Trusted Tester プログラムは、Google サービスに関するフィードバックを収集するための方法の 1 つです。Google の新しいサービスが一般ユーザー向けに公開される前に、テスターとして試用して、Google エンジニアリング チームに直接フィードバックをご提供ください。

ユーザー補助に関するフィードバックの提供と改善にご協力いただける方、ご興味のある方はぜひ、ユーザー補助 Trusted Tester プログラムについて詳細をご確認のうえ、お申し込みください

ユーザー補助コミュニティ

ユーザー補助機能について他のメンバーと話し合ったり交流したりできます。

ユーザー補助機能フォーラムに参加する

Eyes-free メーリング リストに参加する

研究と教育

Award for Inclusion Research プログラム

Google は、Award for Inclusion Research プログラムを通じて、世界中の障がいを持つ人々の暮らしにダイレクトに影響を与える可能性を秘めた学術研究を支援しています。2005 年の同プログラム開始以来、音声認識、人間とコンピュータの対話、モバイル、教育現場での革新技術活用といった分野における数々のユーザー補助関連研究プロジェクトに資金を提供してきました。同アワード プログラムのこれまでの受賞者の一覧を Google Research ウェブサイトで紹介しています。

教育の取り組み

ユーザー補助機能についての認知度の向上とユーザー補助を意識した開発の促進を目的として、Google では次のような取り組みに参加しています。

  • 障がいの基礎(管理職向け)は、無料で受講できるオープンソースのインタラクティブなトレーニングです(所要時間: 30 分)。管理職が障がいに対する意識を高めながら、マナー、情報開示、配慮について学び、障がいを持つユーザーも参加しやすいミーティングやイベントを開催できるようサポートすることを目的としています。世界中のあらゆる企業で、社内向けコースとして受講していただけます。
  • Teach Access において、他の企業、大学、障がい者支援団体と協力して、全米の大学でのコンピュータ サイエンス、人間中心のインタラクション、デザインなどの主要な分野のコア カリキュラムにユーザー補助を取り入れる取り組みを進めています。ユーザー補助は、学生が身につけ、社会で発揮すべきコアスキルであると Google は考えています。
  • 無償でオープンソースのテストツールである Chrome Accessibility Developer Tools(ウェブを対象)および Android Accessibility Testing Framework(Android を対象)をデベロッパーに提供しています。
  • 世界中の誰でも無料で利用できるオンライン コース Web Accessibility を提供しています。
  • ユーザー補助ソリューションを開発する他のデベロッパーとの知識の共有を目的として、「Enhancing Android Accessibility for Users with Hand Tremor by Reducing Fine Pointing and Steady Tapping」(Yu Zhong、Astrid Weber、Casey Burkhardt、Phil Weaver、Jeffrey P. Bigham)などの論文を発表しています。

Google が支援しているプロジェクト