【adtech セミナー レポート】 ビジネスの課題解決をサポートする Google AdWords

2016年10月12日

グーグル株式会社は、9 月 20・21 日に東京国際フォーラムにて開催された、広告・マーケティング カンファレンス「アドテック東京」に出展しました。当日行われたセッションの中から、「YouTube 動画広告を使ったデジタル ブランディング」と「アプリで創り出す新たなビジネス - アプリ市場のポテンシャルと開拓に向けて - 」の内容をダイジェストでお伝えします。

認知拡大、売上向上、人材採用…企業が持つ多様な課題に応える YouTube 動画広告

「YouTube 動画広告を使ったデジタル ブランディング」では、グーグル株式会社 広告営業本部 新規顧客開発部 林 雄貴が、急成長する YouTube 動画広告の有効性を最新事例とともに紹介しました。

グーグル株式会社 広告営業本部 新規顧客開発部 林 雄貴 - adtech Google Adwords レポート

YouTube は、米国内のどのケーブルテレビよりも視聴され、広告費においてはすでにテレビを超える巨大市場です。日本では、オンライン動画の全視聴者の約 9 割が YouTube を視聴*1 しています。

メディア別の接触時間では、すでにデジタル メディアがテレビを上回っています。ユーザーがモバイルに費やす時間だけでも、テレビとの接触時間の 2/3 近くまで迫ってきました。このようなユーザー動向を背景に、YouTube 動画広告に注目が集まっています。

テレビを上回るデジタルの接触時間 - adtech Google Adwords レポート

YouTube 動画広告の特長はターゲティング配信と課金形態にあります。まず広告を配信するターゲットを、年齢や地域、嗜好などで細かくセグメントできます。さらに、一定時間視聴された場合にのみ課金されるため、広告に関心を持たなかったユーザーが 30 秒未満に(それより短い広告の場合は終了前に)スキップした場合には広告コストが発生しません。従来のテレビ CM に比べ、伝えたいターゲットにのみ広告を届けることができ、費用対効果の透明性にも優れているのです。

伝えられる情報量の多さも動画広告が注目される理由です。1 分間の動画はウェブページ 3,600 枚程度の情報量*2 に相当するといわれます。短い時間の中で大量の情報を伝えることができるため、企業が抱える様々な課題に応えることができます。

集客、売上拡大に YouTube 動画広告を活用した成功事例として三重県の複合温泉リゾート アクアイグニスが紹介されました。同社は、新規顧客の獲得を目的に、YouTube 動画広告で施設の魅力を配信し、来場者数・売上ともに拡大に成功しています。

アクアイグニスの O2O 施策の詳細はこちら

また、人材の採用施策にも YouTube 動画広告が活用されています。学生の採用に YouTube 動画広告でアプローチし、企業名検索を 30 倍以上アップさせた光通信の事例が紹介されました。

光通信の人材採用施策の詳細はこちら

*1 ビデオリサーチ J-READ 推計: オンラインサービス: デスクトップ/モバイル合計(2015 年 10 月)
*2 フォレスター・リサーチ

アプリビジネスも Google AdWords が強力バックアップ

グーグル株式会社 モバイルアプリ ソリューション スペシャリストの宮地 英俊は、「アプリで創り出す新たなビジネス - アプリ市場のポテンシャルと開拓に向けて - 」で、モバイルシフトに伴うアプリの重要性と、アプリの告知、インストールを促進する具体的な広告手法を紹介しました。

グーグル株式会社 モバイルアプリ ソリューション スペシャリスト 宮地 英俊 - adtech Google Adwords レポート

Google の調査によると、ユーザーが 1 日にオンライン メディアに接触している時間のうち、スマートフォンのブラウザ利用時間は 24%、スマートフォン アプリの利用時間は 14% でした。ブラウザに比べてアプリの利用時間は短いため、アプリよりもサイトを充実させた方がよいのではと思われるかもしれません。しかし、ユーザーがアプリ、ウェブサイトそれぞれに求めているものは全く違っています。ユーザーがアプリを使用する理由は「使いやすい」「スマートフォンでの機能性が高い」といった利便性の高さによるもので、ウェブサイトには「情報が探しやすい」などの検索性の高さが求められています。ユーザーはどちらかに偏って使用しているのではなく、目的によって使い分けているのです。

アプリは使用頻度の高い生活密着型のサービス、もしくはクーポンによる来店促進などに代表される顧客のロイヤリティを高める目的で使用する場合に最もメリットを発揮します。すでに小売や飲食店などでは活用が進んでいます。

では、ユーザーがアプリをインストールするきっかけはどのようなものでしょうか。宮地は以下のようなデータを紹介しました。

スマホアプリをインストールするきっかけになった広告は? - adtech Google Adwords レポート

どんなにユーザーにとってメリットの高いアプリをリリースしても、その存在を知られなければ、インストールされることはありません。ユーザーがアプリのインストールを決める基準のひとつは、アプリの評価やユーザーレビューであるという Google の調査結果がありますが、アプリの存在が知られなければ当然評価やレビューもつきません。まずユーザーにアプリの存在を知ってもらいインストールのきっかけを作るものとして広告は非常に重要、かつ効果的です。

また、広告を実施することのもう一つのメリットは PDCA サイクルを回せることにあります。どのような訴求がユーザーに刺さるのか、どういった広告にどんな層のユーザーが反応するのかなど、広告を実施することで取得できるデータを活用して、訴求内容などを改善・最適化していくことが可能になります。

アプリビジネスの拡大に向けて Google が目指す 3 つの方向性

Google AdWords は 3 つの方向性を目指し、アプリの認知、インストールを促進する様々な広告手法を提供しています。

1. プロモーションの自動化

設定した獲得単価や獲得件数に合わせて、広告コストや表示ボリュームを自動的に調整するコンバージョン・オプティマイザーなどによる効率化。Google AdWords によって獲得できる膨大なデータを自動的に分析し最適化することで、運用にかかる手間やコストを削減し、さらに高い効果を図る。

2. 獲得ユーザーの質の向上

アプリにとって重要なのは、ただアプリをインストールするだけでなく、継続的に使用し、課金サービスなども利用する、言うなれば良質なユーザー。アプリの課金サービスを利用したことがあるユーザーに焦点を当てたターゲティングなど、アプリにとって質の高いユーザーの獲得をサポートする。

3. Google ならではの手法

Google Play ストア内での検索連動型広告や YouTube 動画広告でのインストリーム広告及びディスカバリー広告など、Google ならではの手法、プラットフォームを活かした広告。

Google が提供するスマホアプリ用広告メニュー - adtech Google Adwords レポート

例えば YouTube 動画広告では、動画広告掲載時にワンストップでアプリのインストールができる「インストールボタン」が表示できるようになりました。これによって、かつてはYouTube 動画広告による獲得費用が 1 件あたり 7,000~8,000 円していたものが、1/10 ほどにコスト削減された事例もあります。また、ブランド リフト調査を活用すれば、YouTube 動画広告がアプリの認知にどのくらい効果があったかなどの計測も可能です。

YouTube 動画広告 - adtech Google Adwords レポート

ただ、初めてアプリ広告を利用する場合など、どのメニューが自社のアプリに最適なのか、どのような設定が最も効果的なのか、判断するのは難しいことがあります。そういった場合はぜひ「ユニバーサル アプリ キャンペーン」を活用してほしいと宮地は続けます。「ユニバーサル アプリ キャンペーン」は、広告文、ターゲット地域、予算と目標単価を入力するだけで、自動的に広告が作成され、広告枠やターゲットなどを自動的に最適化し、効率的なユーザー獲得を実現する新しいアプリ用広告メニューです。

このように Google は、企業の課題を解決するための様々な広告ソリューションを提供しています。また、専門チームによるサポート* も提供するなど、デジタルを活用することでビジネスを拡大する環境づくりや、運用の支援も行っています。ビジネス成功のために、Google のデータ、ソリューションの活用を是非ご検討ください。

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