スマホでモノを買う時代へ 〜 急増する「モバイルショッパー」とは

2014年12月2日

2013 年末時点でインターネット利用者は 1 億人を突破し、それに伴って E コマースの利用者も増え続けています。その中でも注目すべきは、スマートフォンから商品を購入する「モバイルショッパー」たち。大手 EC サイトを運営する楽天も、売上の 4 割以上がスマホ経由のショッピングとなっているようです。そういった「モバイルショッパー」とは、どういうユーザーを指すのか。そして、どんなアクションを起こしているのか。Google の調査レポートから読み解いていきます。

スマートフォンユーザーの 3 人に 1 人はモバイルでショッピング

モバイルショッパーとはまず、スマートフォン ユーザーのうち、普段からモバイルでショッピングに関する情報収集から購入までを行っている人(モバイルショッパー)はどの程度存在するのでしょうか。Google が Shopper Sciences 社と共同で行った調査によると、スマートフォンユーザーの実に 33% がモバイルショッパーであることがわかりました。

モバイルショッパーの特徴とは?

下記の図にあるように、若い年代の人ほどモバイルショッパーの割合は高くなります。また、女性の方が男性よりもモバイル ショッピングを行う傾向が見られます。

年齢・性別で見る「モバイルショッパー」 />若い年代になるほど「モバイルショッパー」は増えます。20 代がもっとも多く、50 代では 20% 以下。男女の比較では女性の方がモバイルショッパーの数が多いことも調査からわかりました。</p> <h2>モバイルショッパーの行動パターン</h2> <p><img src=モバイルショッパーはショッピング以外の日常行動においてもモバイルを多く利用する傾向があります。たとえば、ニュースのチェックや情報収集、ゲームや SNS の利用は、通常のスマートフォンユーザーに比べても特にモバイル上で行う割合が高いです。また、1 日の中でモバイル ショッピングに関する情報収集や購入を行う時間帯については、約半数の人が「夜自宅でくつろいでいるとき」と回答しており最も集中しています。一般的にスマートフォンは少し手が空いた時間に使われる傾向がありますが、ショッピングのような比較検討に時間を要する行動については、余裕のある時間帯を利用することが多いようです。

モバイルショッパーを理解する上で大切な「ZMOT」

ZMOT消費者の購買行動を理解する上で、事前情報探索のフェーズ(Zero Moment Of Truth)は非常に重要なポイントとなります。実際の購入フェーズに入る前の検討期間にオンライン上で情報を探索するユーザーは年々増加。モバイルショッパーは特にその傾向が顕著で、レストランの検索や旅行を検討しているようなケースでは、90% 以上のユーザーが情報をオンライン上で探します。

モバイルショッパーに商品購入を促すためには、たとえば検索連動型広告のように、ユーザーが探している情報にマッチした広告をタイムリーに表示することで自社サイトへ誘導するなどの施策が有効です。また、ユーザーにストレスのないショッピング体験を提供するためにも、サイトへの流入から購買までをスムーズに行ってもらえるようスマートフォンサイトを充実させることも重要です。



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