横須賀市の人口減、空き家問題、どうやって解決する?
自治体によって空き家問題の深刻さは変わってきます。東京23区よりも、空き家問題が深刻である他県の地域がどう取り組んでいるのかどうか。
東京から近い地域である神奈川県横須賀市でも空き家問題を抱えてしまっているようです
どうやら、横須賀市は人口減、地価の下落、空き家問題が起きてしまってるのに対して、隣の地区である藤沢市は人口増加しており、地価も上昇してるようだ。
横須賀市は「空き家バンク」と呼ばれる独自の取り組みによって、若い世代や子育て世代の空き家活用を促進し、リフォーム費用の補助金等の支給も制度化して、何とか人口減に歯止めをかけようとしています。
横須賀市に隣接してる地区、鎌倉市・藤沢市・横浜市は東京の不動産業者からしても居住エリアとして印象は良いけど、横須賀市はパッとしないイメージですね。
鎌倉市や藤沢市・横浜市は、湘南新宿ラインや東海道本線といったJRラインがつかえるけれども、
横須賀市はJRラインを使えず京急本線の最寄りが多く、交通アクセスが不便なイメージです。
また、藤沢市に比べると、横須賀市は傾斜地が多く不動産業者やデペロッパーとしても開発がしづらいようだ
とくに谷戸地区とよばれてるエリアでは、階段沿いや細い路地沿いの空き家が多いようです。
こうなってくると、建て替えの問題を抱えている住宅も多いでしょうね。そりゃ、空き家も増え続けるでしょうね。
横須賀市としては、企業誘致やリフォーム費用の補助制度に力を入れて、この人口減の問題を解消しようとしてるようですが
それって、焼石に水じゃないすかね?
リフォーム費用の補助制度って、どこの自治体でも今取り組んでますし
企業誘致に成功したとしても、またその企業が都心に進出してしまう可能性が非常に大きいですし。
空き家問題、人口減問題、高齢化問題をすべて抱えてしまっている横須賀市
2013年には全国で人口減少数がトップになったようです。
まずはIT企業の誘致などによって労働人口を増やしつつ、観光客数の底上げを図る。将来的には観光に訪れた国内外の若い世代が横須賀で起業したり、移住したりする可能性もあるだろう。横須賀の矢継ぎ早の取組みは、人口減に直面する多くの自治体のヒントになるかもしれない。
僕が横須賀生まれ、横須賀育ちだったら、横須賀で会社を立ち上げて、横須賀に市民税や事業税を沢山落とせるようにしたいけど。
横須賀に縁もゆかりもない人だったら、わざわざ横須賀でIT企業を立ち上げるということはしないでしょうね。
神奈川でIT企業を立ち上げるにしても、横浜市や川崎市あたりかな。
今後、全国の空き家問題、人口減問題を解消していくためにも、空き家問題を解決した代表的な成功事例をつくってほしく
横須賀市や吉田市長の手腕、期待大です。