今日は、HSP(ハイリーセンシティブパーソン)敏感な人、繊細な人のお話です。
僕のところに相談に来る人では、人の感情をもらってしまって疲れる!とか
相手の感情が、わかってしまって勝手に対応してしまって疲れてしまう!とか
相手が本音じゃないことがわかってしまって人間関係が出来ない!など
お医者さんや、カウンセラーでは対応できないような相談が多いのです。
ちなみに音や、臭いなど五感がとても敏感で困ってしまう人もいますし、
その体の敏感さのためにアレルギーになったり、ホルモン異常を起して
体調を崩してしまっている人も多いのです。
特に女性では、甲状腺異常や極度のPMSで体が動かなくなってしまっている人もいます。
では、これらの人は、HSP、ハイリーセンシティブパーソンと言うカテゴリーで
すべて収まってしまうのでしょうか。
確かにみんな敏感な人ではありますから当てはまります。
ですが敏感さの内容や理由は、人それぞれ違うのです。
そこでHSP、敏感な人のタイプを僕の経験から書いてみます。
①アダルトチルドレン
アダルトチルドレン系のHSPは、実は一番多いのです。このタイプは、常に危険と向かい
合っているために、常時警戒態勢になっています。現実的な刺激よりも、その刺激以前に
発している空気を読んで警戒をしているのです。特にアルコール依存症で暴力的な親に育てられると、その親が外から帰って来るまえに寝たふりなどの対応をしなければなりません。虐待がある場合も多いです。それにこのタイプの多くは、心に傷を抱えています。
ですからその傷が痛むので余計に敏感になり、傷つかないように用心しているのです。
ちょっとした刺激に驚愕する人が多いです。ですから音過敏など、警戒過敏なのです。
自分が軸ではなく、周りを気にして生きているので、生きている実感が薄く、他人に振り
回されてしまいます。ですから余計にトラウマを負ってしまう悪循環があるのです。
自分を見つけ安心できた時に警戒が解けます。回復ありです。傷を癒やしましょう。
②軽度発達障害
このタイプは、アスペルガー、ADHD、ADD、LDなどの軽度発達障害が関係しています。
発達障害と言うといかにも障害があるように思われてしまいますが、実は違います。
このタイプは、能力に偏りがあるのです。五感が敏感すぎる能力です。脳や感覚器が
赤ちゃんと同じレベルで敏感なのです。ですから物が落ちた音でも泣きたいくらいの
感情にもなったりするのです。ですからもちろん感性も豊かです。
このタイプの場合は、肉体的ではない感性の遺伝が多く見られます。
ですが決して障害ではありません。逆に天才である分、周りに理解してもらえなかったり、
天才のハンデとして不得意なこと、出来ないことがあったりしているのです。
自分の天才の部分を理解されずに否定され、偏りのある部分を否定され、自分が
ダメな人間だと思い込んで自信を失くしていたりします。解決方法は、自分の得意なこと
を活かすことで自分に合った場所が見つかります。このタイプは、治すとか、回復とか
ではなく、自分の得意なことを活かす場所を見つけることが課題です。
③インディゴチルドレン
このタイプは、もう五感の範疇ではなく、第六感の範疇になります。感じる敏感さも、もう五感ではなく第六感レベルです。刺激に対して反応するのではなく、その物、人、場所から出ている波動、波長(エネルギー)を感じ取ってしまうタイプです。感受性が豊かすぎて、この世が偽物、幻想と感じてしまい宗教やスピリチュアルに奔ってしまうタイプです。ですが本当にスピリチュアル(霊性の意味)な人なので当然かも知れません。ただ純粋にスピリチュアルなタイプですから現在、氾濫しているスピリチュアル産業では助からないかも知れません。それはスピリチュアル産業(ビジネス化)が本質ではないことを知っているからです。
このタイプも自分の霊性、自分のスピリチュアルを知ること(思い出すこと)で落ち着きます。
ちょっと特殊な能力を持っていますので理解されないことが多く、人との違和感や孤独感がネックになります。家族の中でも自分だけ違う感覚があり馴染めません。それに厳しい家庭環境を選んで生まれて来るので上記アダルトチルドレンも混ざります。ですからアダルトチルドレンとの合わせ技の人は、アダルトチルドレンを癒やすとただのインディゴチルドレンになります。インディゴチルドレンは治せません。それでもインディゴチルドレンが問題なのではありません。生き方、居場所の問題です。健康なインディゴチルドレンなら自分の居場所がわかります。(思い出します。)
④霊媒家系
このタイプは、HSP、ハイリーセンシティブパーソンと言うよりは、そのまんま霊媒系です。
霊感が強い霊能者の家系の人達です。上記のインディゴチルドレンの第六感と似ていますがこのタイプは、家系で受け継がれる能力が存在しているのです。
インディゴチルドレンは、家系は関係ありません。単独で理解のない中に生まれます。
ですが霊能者系は、家系で受け継がれているのです。それにその利用法まで受け継がれていたりします。先祖がイタコだった。何かの熱心な信者だったなどのパターンもあります。
ですがその子孫の全員が霊能者をやっている訳ではありませんよね。
サラリーマンをやっていても主婦をやっていても、その家系と能力は残っています。
その場合は、家系をよく調べてください。そして認識してください。
人と違うからって、自分の能力を見ないようにしていても有るものは在ります。
知ったうえでの対応が必要です。インディゴのエネルギーに敏感なのと違うのは霊媒には、意思があるのです。エネルギーには意思はないのです。意思のある霊媒は、能力のある
人に寄って来たりします。ですから本来は、その受け答えや判別をする修行が要るのです。
今の時代は、それらは敬遠され放置状態になっています。それでも能力があるものは
在るし、居るものは居るし、寄って来るものは、寄って来るのです。その対策を知りましょう。
⑤臨死体験
このタイプは、言葉の通り、何かで死ぬような目に遭って、三途の川を渡らずに帰ってきた
魂のサバイバーです。上記、インディゴチルドレンや霊媒系と同じように見えないものが
見えたり、感じたりします。ですがこのタイプは、原因は自分でわかっているし、そのままで
OKかと思います。そこにはその状態で生きる意味があるからです。その意味、生かされた意味を全うすればいいだけです。
⑥後付けのスピリチュアルなエネルギーワークの敏感さん
このタイプは、アダルトチルドレンなど生きづらさを抱えたまま、スピリチュアルなワークや
伝授、アチューンメントなどで解決しようとしてエネルギーに敏感になってしまったタイプです。このタイプは、自分でやっていますし、意識できていますから問題はありません。
但し、自分が後付けの敏感さなので、もともとの敏感さを持っているタイプを理解できなかったりしてコミュニケーション不全が起きていることがあります。エネルギーワークは1つのアイテムであって、絶対的なものではないことを理解しておきましょう。そしてエネルギーワークでは解決していない部分を認めましょう。エネルギーワークに逃げてしまうと見るべきものを見ないで自分が長く苦しむことになります。その状態では他人は救えません。それらを、わかってしまうインディゴの人を疎外する要因にもなります。生きるべきは自分です。スピリチュアルに生かされるわけではないのです。
ちなみに多い順に書いてみました。⑥は今回、追加しました。
これは、このような決まったタイプがある訳ではなく、僕の経験上のタイプ分けです。
まだまだいろいろなタイプに出会うかも知れません。
みなさんは、どう思いましたか
それでも知ることで対処は可能です。 ごきげんよう すどうゆうじ
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