一度でも鑑定を受けた方やこれから鑑定で質問や依頼がある方は、以下
まで、よろしくお願い致します。



覇権は同盟国か植民地にしか移行しないという法則がある。

スペイン
オランダ
イギリス
アメリカ
と以降してきた。
つまり、覇権国の敵対国への移行はない。

オランダはスペインの植民地だった。
スペインの無敵艦隊を打ち破ったのはイギリスだったが、それを持って直ぐにイギリスに覇権は移行しなかった。

イギリスとオランダは国王が一時同じだった。
だから、オランダからフランスに覇権は移行しなかった。
アメリカとイギリスは同盟国だ。

こうしてみると、アメリカの非同盟国の中国・ロシア・インドが覇権国になることはないと分かる。
逆に同盟国の日本が次の覇権国になると分かる。



中国と日本の国運比較

でも論じたように、
400年〜1200年は東経112.5度の中国の西安が世界の中心だった。
1200年〜2000年は経度0度のイギリスのロンドンが世界の中心だった。
だから、2000年〜2800年は東経135度の日本の関西が世界の中心になると分かる。

また、東回り軸と西回り軸があることから、6000年程前は中東が世界の中心で、世界の端っこの日本とイギリスは未開の地だった。
当時は中東の運勢がピークだった。

しかし、東回り軸と西回り軸によって、運勢の強い地域は、端の日本とイギリスに向かって動いていって、日本やイギリスの運勢は上昇していった。
そうして、逆に中東地域の運勢は徐々に低下していった。
これは、現在の酷い中東の政情から簡単に分かるだろう。

中国が長きに渡って日本を属国とした時期に、400年〜1200年は含まれる。
この頃は当然、東回り軸は中国に接合していたから、中国の運勢は日本の運勢を凌駕していた。
だから、白村江の戦いで日本は惨敗し、中国軍が2000人程、日本に進駐する一大事にまでなった。
こうして、豊臣秀吉の登場までは、中国の属国としての日本という地位に甘んじるしかなかった。

しかし、秀吉が朝鮮出兵をした1592年に、日本の運勢は有史以来初めて中国の運勢と互角の形成を見せ、逆転したようにも見えた。
これは1200年〜2000年の丁度真ん中だからこそなったのだ。
東回り軸の効果だ。
以後、日清戦争・日中戦争と日本の勝利が続いたのも、両国の運勢から見てあまりに当然と言える。

こうしたことから考えて、中国が次の覇権国になるとは考えられない。
なぜなら、中国の運勢が日本の運勢を凌駕することは、これからはもうありえないからである。



また、木下栄蔵さんによれば、覇権国になる国の条件は、
1. 健全な通常経済のサイクルにあること
2. 過去にバブルの発生と崩壊を経験していること
3. 変革の経済を実行できること
4. 債権国であること
5. 民主主義国家であること

とのことです。
そうすると、中国は民主主義国家ではないので、やはり覇権国にはなれないと分かります。