昨日の昼１時２０分頃、
モモタロウは旅立ちました。

昼前から急変し、
約３０分間は

呼吸が激しく乱れはじめ、
酸素マスクを装着させました。

それでも酸素室から

自力で出てきて
私の前に横たわったのです。

しかし、モモタロウに
再び酸素マスクで
酸素を吸わせながら、
ただ見守るしかありませんでした。

なんとか苦しみを
和らげる方法はないのかと
病院に電話して指示をあおぎ、
一時の激しい苦しみからは免れましたが…

しかし、その２時間後、
モモタロウは

静かにゆっくりと、
私の目の前で、
まるでロウソクの火が消えるように
そっと息を引き取りました。

昨夜は私の腕枕で眠り、
モモタロウとの出会いから、
この２０年間の

数々の思い出をたどりました。

本当に感情豊かな、
頭のいい、性格のいい、
面白い子でした。

みんなから人気があり、
可愛がられていました。

もうあの姿を見ることができない、
もうあのやわらかな感触に
触れることができない、

そう思うと寂しくて
悲しくて仕方ありません。

けれど、

モモタロウの魂は永遠ですし、
これからも永遠に
私と繋がっているのだと信じています。

あの可愛らしい姿も、
私の心の中に刻まれています。

そして、

あのぬくもりも感触も、
永遠に私の手のひらや頬や唇が
忘れることはありません。

１０日から体調を崩して約２週間。

１９日からの夏休みの旅行をキャンセルして、
ずっとモモタロウの
看病をすることができました。

そして、不思議なことに、
モモタロウが旅立ったのは、
旅行から帰ってくるはずだった昨日、
私の夏休みの最後の日です。

今日からは仕事だったので、
もし、１日ずれていたら、
モモタロウの最期には
立ち合えなかったでしょう。

モモタロウが
その日を選んでくれたと同時に、
その私とモモタロウの願いを
叶えて下さった神様に
感謝したいと思います。

そして、私とモモタロウに
ずっとエールと祈りを
送って下さった皆様に、
心から感謝を申し上げます。

２０年という

長い年月を共にしたので、
振り返ると

本当に感慨深いものがあります。

私がまだ２２歳くらいだったわけですものね。

本当に、いろいろあった私の人生に、
モモタロウはとても深く関わり、
いつもそっと寄り添ってくれた、
頼もしい素晴らしい大切な存在でした。

モモタロウと

出会えたことに感謝しながら、
今日、見送ってあげたいと思います。

いつか、また、会えるその日まで、
しばらくの間お別れしたいと思います。