毎年恒例のウィーンフィルのサマーコンサート。
ニューイヤーコンサートに並ぶウィーンフィルの二大イベントですが、ニューイヤーコンサートのチケットを手に入れるのは、超超至難の技
それに対して、サマーコンサートはなんと誰でも入場無料という太っ腹イベントなんです
当然、世界各国の音楽ファンがこぞってやってくるので、この時期、ホテルはかなり取りづらいのだとか。
去年は夫がいなかったので、子供を見てくれる人がいず、泣く泣く諦めましたが、今年は張り切って参加してきました
DVDでしかコンサートの様子を知らなかった私。
私が抱いていたのは、グロリエッテの前の芝生にピクニックシートを敷いて、お酒を飲みながらコンサートを楽しむイメージ
なので、フルーツやおつまみ、ワインボトルにクーラーも用意して、準備万端、当日を待ちました。
ところが前日になって、去年行った友達から、「シートを敷くスペースなんて無い無い! ギューギューの立ち見だよ! 去年は一緒に行った友達とはぐれたよ!」と、なんともハードコアな情報が
ハードコア・音楽ラヴァーの友人には、舞台裏側の芝生での鑑賞なんて問題外らしい
なので私も覚悟を決め、ジーンズにスニーカーの長時間立ち見のスタイルで参戦しました
開演は20:30からで、20:00少し前から前座としてコンクール入賞の若い音楽グループによるタンゴの演奏がありました
私たちは開演1時間半前の19:00にシェーンブルン宮殿で待ち合わせ。
すでに大勢の人や観光バスが詰めかけていましたが、まだそれ程の混雑じゃなくてホッ
普段は通り抜けられない宮殿のピロティを通って庭園へ。
かなりの好位置だったとは言え、背の高い現地の人たちの中に入ると、舞台もスクリーンもほとんど見えない~
それでも時々背伸びして遠くのステージをチラ見したり、時々見えるスクリーンで舞台の様子をチェックしたり、頑張りました
演奏が始まる前に背伸びして撮った舞台の様子
屋外のステージでスピーカー越しの音とは言え、やはり演奏は極上
聴き慣れた曲にも新たな発見があり、新鮮な気持ちで聴けました。
今年のテーマはフランスの作曲家で、曲目は以下の通り。