ティラナから、ギリシャのメテオラまでバス移動。
約12.5時間の道のり。
ティラナにはバスターミナルもなければ、チケット売場もないので、
メテオラ行のバスを扱っている事務所で買う必要がある。
チケットは前日までに買っておいた方がよさそう。
こんなシーズンオフでも、バスはけっこういっぱいだった。
ツアーデスクが集まっている(by地球の歩き方)のは中央広場から先、北にのびる通り。
(地図の茶色いピンが中央広場。)
その中でも「メテオラ行」の「バス」を扱っている事務所は限られる。
地図で、番号をふっているのがメテオラ行のバスを扱う事務所。
私は2番の、Zagoria tourでチケットを購入。
3:30発と変な時間しかないけど、25€と最安だった。
雨でずぶ濡れの私を笑顔で迎えてくれて好印象な事務所。
バス乗場はここから離れてるから、と説明は丁寧で「仕事後なら案内できるよ」とまで申し出てくれた。(乗場の詳細は以下に記載)
事務所によって、乗場は事務所前だったりする。事務所前の方が絶対に近くて楽です。
以下、2番も含めて、各事務所のチケット料金と出発時刻まとめ。
聞くときは、メテオラでは通じず「カランバカ」「カラバカ」という地名の方が通じた。
1、Tirana travel
バスの出発時刻― 4:00 14:00 16:00
40€
2、Zagoria tour
バスの出発時刻― 3:30
25€
3、Top lines tours
バスの出発時刻― 4:00 15:00 17:00
40€
4、Anna agency
※ギリシャのイオアニナ(ioanina)行のみ、メテオラまでは行かない。
バスの出発時刻― 4:00
25€
5、Likometaj
バスの出発時刻― 11:00
35€
行き方はこちらを参考にしました。
☆70. ティラナからメテオラへ
***
ティラナから、一気に南下してギリシャのメテオラまで下ります。
宿の関係で6日にメテオラ到着を目論み(目星をつけてた安宿が6日以降でないと空いてなかった)、
千の窓を持つ石の町、世界遺産としても有名なジロカストラに寄ろうかと思ったんだけど、
トルコのサフランボルやブルガリアのヴェリコタルノヴォで似たような景色を見てるからもういっか。
コロコロにはつらそうな石畳、きれいなんだけどね。
ティラナでぐだぐだすることを選んでこのスケジュール。
(バスチケ買う前に、メテオラの宿は予約しておいた方がいいです。特に安宿はすぐ埋まる、、、)
☆アルバニアの世界遺産 【石の町】 ジロカストラの観光
バスは3:30発。
24時間営業の店を見つけられなかったので、宿の滞在を延ばし、深夜に宿を出ることにした。
1泊分多くかかるのは不満だが、このクソ寒い中、路頭に迷っても危ない。
宿の人が100レクまけて、600レクにしてくれたから、まぁいっか♪
バス乗り場は赤丸のところ。黄色い丸は中央広場。
「Ring Center」というショッピングセンターの近く。
ティラナに到着した時にバスを下りた場所がこの近くでした。
出る前に、宿の扉の鍵がちゃんと開いてるか確認に行ったら、案の定閉まってた。
開けておいて、て頼んだのに!
まぁこんなことが予想できたから事前にこうしてチェックしたわけだが。
スタッフルームはわからないので、スタッフさんが出入りしていた気がする部屋をおそるおそるノック。
出てきたのは初めて見る顔で、スタッフさんかわからなかったけどとにかく事情を話す。
なんと彼が鍵を持っていた!よかった、助かった!
出る間際にこんなトラブルあったら、私の性格的に超慌ててただろう。
事前に確認しておく私、偉い。
深夜2時頃、予定通りに宿を出れました。
すごい雪ー!
当然だけど人も車もほぼ皆無。
治安がいいのか悪いのかもわからない町で、雨の昼に歩いた雰囲気だけを根拠に、
何事もないことを願いながらどきどきと歩く。
街灯や年末のイルミネーションはキラキラしてるけど、24時間営業の店はほぼ皆無。
途中で一件、24時間オープンらしいバーを見つけた。
ホテル併設のバーらしく、高そうな雰囲気。
20分ほど歩いて、バス乗り場に到着。
何事もなくてよかったー!
ティラナは治安よさそうだけど、こんな深夜に女子一人歩きなんてまじでおすすめしないぜ!
大雪で寒すぎたから、変な人もいなかっただけかもしれないし。
この、メトロと書かれた看板が目印。(メトロってトルコのバス会社ね)
なんとここ、事務所のおじさんが24時間オープンのカフェもやってるようで。
ここでバス待てるじゃん!
巡回中らしい警官のおじちゃんたちが休憩に来るようで、2時半なのにけっこう人がいた。
私はバスの客なので、飲み物買わなくてもカフェで待たせてもらえた。室内温かい。
予約票をバスチケットと交換してもらった。
金額が20€になってる。
この事務所で直接チケットを買えば、20€で済むのかも。
事務所の隣には、ファストフードのお店もあいてた。
夕飯もここで食べれますね!
お金がまだ少し残ってたので、バスの長旅に備えてサンドイッチを購入。
コフテ(小さいハンバーグみたいなの)のサンドイッチが100レク。(約110円)
値段もローカルプライスで特にぼられることもなく。嬉しいねぇ。
バスを待つ間も、数台のバスが来た。
深夜発のバス、けっこう多いらしい。
バスが来るたびにメテオラ行じゃないか確認。
事務所のおじさんは確認が適当なので、自分でも積極的に動かないと乗り損ねそう。
無事にバスに乗れました。
乗るときに酔っ払いに絡まれたけど、カフェにいる警官が睨みをきかせてくれたので恐いことなかった。
一人きりで待つ、なんて恐ろしい状態でなくて本当に良かった、、、
3:30を10分ほど遅れて出発。
ドライバーや乗客のほとんどが、事務所のおじさんカフェで一息ついてたので、それ待ち。
私は早々に席について寝る体勢ばっちり。
朝7時頃に、バスチケットのチェックで起こされた。
外を見ると日の出直前で、すごいいい景色!
もうすぐジロカストラらしい。
雲が低く、川が広い。
日の出に向けて、だんだん明るくなってくる。
年季の入ってそうな、一昔前の日本で見かけそうな細い橋。
川と道路の間が湿地帯になった。
こんな景色、今まで見たことあったかな。
ジロカストラの、この外側の景色は、1泊して見に来てもよかったかも。
太陽がのぼり、山も川も、色が一気に変わった。
眩しい。
9時前にボーダーに到着。
パスポート回収で起こされた。
こんな所にも物乞いのおばあちゃんたち。
国境警備っぽい人に追っ払われてたけど、すぐに戻ってくる。
超危険人物、というほどでもないから追っ払いかたも適当なのかな。
募金を募る若い女の子がバスに乗ってきたので、余った小銭をあげた。
今までで一番、なんでもありだと感じる国境でした。
荷物チェックがあった。
が、確認するのは預け荷物のみで、手荷物は見向きもされなかった。
なんのための荷物チェックだ。
パスポートが返却され、国境通過。
またパスポートにスタンプが見つからない。
入国スタンプも見あたらないから、アルバニアのスタンプを一つもゲットできずに終わってしまった。
国境に到着後、ここまでで約30分。
今度はギリシャ入国。これがアホみたいに時間かかった。
バスを降りることもできず、うっすら暑いバスでひたすら順番を待つ。
待ちくたびれたのか、アルバニア人のおじちゃんたちのおしゃべりが白熱。
彼らはこんなにおしゃべり好きなのか。
バス内みんなが笑うこともあるくらい、楽しそうにぎゃーぎゃー喚いている。
ちょっとケンカみたいに聞こえる。
笑顔だからケンカではないんだけど、話し口調が強いというか。
もちろん何を話してるのか全く分からない私には、やかましくてしゃーない。
また寝た。
1時間ほど待ってようやく順番が回ってきた。
みんなバスから降ろされて、ギリシャのイミグレへ。
イミグレでは何も聞かれずに入国スタンプをもらえました。
これでようやく、国境通過!がっつり2時間かかった。
アルバニアとギリシャは時差があるので、今ギリシャは昼の12時。
国境超えたとたんにiPhoneの時刻表示が変わってた。
GPS優秀だなー。
ギリシャ側すぐにある軽食スタンド。
お疲れの皆様がだいたい何か買うんで、儲かりそう。
トイレは0.5€、パンやサンドイッチは3€くらい。
物価が一気に変わった!
アルバニア側で食料そろえておく方が安く済みそう。
雲が多いが、青空が見えてて気持ちいい。
国境からメテオラまで3時間くらい。
あと少しでメテオラ!というところで昼休憩。
突然現れる奇岩たち!
ついたー、メテオラきた!
メテオラにあるカランバカ鉄道駅前でバスを降りた。
ここから宿まで5分もなく、近いのでらくちん。
町中からでっかい岩山が見える。
「変なところに来た」って、久しぶりに思った。
相変わらず寒いけど、わくわくしてます。
* * *
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約12.5時間の道のり。
ティラナにはバスターミナルもなければ、チケット売場もないので、
メテオラ行のバスを扱っている事務所で買う必要がある。
チケットは前日までに買っておいた方がよさそう。
こんなシーズンオフでも、バスはけっこういっぱいだった。
ツアーデスクが集まっている(by地球の歩き方)のは中央広場から先、北にのびる通り。
(地図の茶色いピンが中央広場。)
その中でも「メテオラ行」の「バス」を扱っている事務所は限られる。
地図で、番号をふっているのがメテオラ行のバスを扱う事務所。
私は2番の、Zagoria tourでチケットを購入。
3:30発と変な時間しかないけど、25€と最安だった。
雨でずぶ濡れの私を笑顔で迎えてくれて好印象な事務所。
バス乗場はここから離れてるから、と説明は丁寧で「仕事後なら案内できるよ」とまで申し出てくれた。(乗場の詳細は以下に記載)
事務所によって、乗場は事務所前だったりする。事務所前の方が絶対に近くて楽です。
以下、2番も含めて、各事務所のチケット料金と出発時刻まとめ。
聞くときは、メテオラでは通じず「カランバカ」「カラバカ」という地名の方が通じた。
1、Tirana travel
バスの出発時刻― 4:00 14:00 16:00
40€
2、Zagoria tour
バスの出発時刻― 3:30
25€
3、Top lines tours
バスの出発時刻― 4:00 15:00 17:00
40€
4、Anna agency
※ギリシャのイオアニナ(ioanina)行のみ、メテオラまでは行かない。
バスの出発時刻― 4:00
25€
5、Likometaj
バスの出発時刻― 11:00
35€
行き方はこちらを参考にしました。
☆70. ティラナからメテオラへ
***
ティラナから、一気に南下してギリシャのメテオラまで下ります。
宿の関係で6日にメテオラ到着を目論み(目星をつけてた安宿が6日以降でないと空いてなかった)、
千の窓を持つ石の町、世界遺産としても有名なジロカストラに寄ろうかと思ったんだけど、
トルコのサフランボルやブルガリアのヴェリコタルノヴォで似たような景色を見てるからもういっか。
コロコロにはつらそうな石畳、きれいなんだけどね。
ティラナでぐだぐだすることを選んでこのスケジュール。
(バスチケ買う前に、メテオラの宿は予約しておいた方がいいです。特に安宿はすぐ埋まる、、、)
☆アルバニアの世界遺産 【石の町】 ジロカストラの観光
バスは3:30発。
24時間営業の店を見つけられなかったので、宿の滞在を延ばし、深夜に宿を出ることにした。
1泊分多くかかるのは不満だが、このクソ寒い中、路頭に迷っても危ない。
宿の人が100レクまけて、600レクにしてくれたから、まぁいっか♪
バス乗り場は赤丸のところ。黄色い丸は中央広場。
「Ring Center」というショッピングセンターの近く。
ティラナに到着した時にバスを下りた場所がこの近くでした。
出る前に、宿の扉の鍵がちゃんと開いてるか確認に行ったら、案の定閉まってた。
開けておいて、て頼んだのに!
まぁこんなことが予想できたから事前にこうしてチェックしたわけだが。
スタッフルームはわからないので、スタッフさんが出入りしていた気がする部屋をおそるおそるノック。
出てきたのは初めて見る顔で、スタッフさんかわからなかったけどとにかく事情を話す。
なんと彼が鍵を持っていた!よかった、助かった!
出る間際にこんなトラブルあったら、私の性格的に超慌ててただろう。
事前に確認しておく私、偉い。
深夜2時頃、予定通りに宿を出れました。
すごい雪ー!
当然だけど人も車もほぼ皆無。
治安がいいのか悪いのかもわからない町で、雨の昼に歩いた雰囲気だけを根拠に、
何事もないことを願いながらどきどきと歩く。
街灯や年末のイルミネーションはキラキラしてるけど、24時間営業の店はほぼ皆無。
途中で一件、24時間オープンらしいバーを見つけた。
ホテル併設のバーらしく、高そうな雰囲気。
20分ほど歩いて、バス乗り場に到着。
何事もなくてよかったー!
ティラナは治安よさそうだけど、こんな深夜に女子一人歩きなんてまじでおすすめしないぜ!
大雪で寒すぎたから、変な人もいなかっただけかもしれないし。
この、メトロと書かれた看板が目印。(メトロってトルコのバス会社ね)
なんとここ、事務所のおじさんが24時間オープンのカフェもやってるようで。
ここでバス待てるじゃん!
巡回中らしい警官のおじちゃんたちが休憩に来るようで、2時半なのにけっこう人がいた。
私はバスの客なので、飲み物買わなくてもカフェで待たせてもらえた。室内温かい。
予約票をバスチケットと交換してもらった。
金額が20€になってる。
この事務所で直接チケットを買えば、20€で済むのかも。
事務所の隣には、ファストフードのお店もあいてた。
夕飯もここで食べれますね!
お金がまだ少し残ってたので、バスの長旅に備えてサンドイッチを購入。
コフテ(小さいハンバーグみたいなの)のサンドイッチが100レク。(約110円)
値段もローカルプライスで特にぼられることもなく。嬉しいねぇ。
バスを待つ間も、数台のバスが来た。
深夜発のバス、けっこう多いらしい。
バスが来るたびにメテオラ行じゃないか確認。
事務所のおじさんは確認が適当なので、自分でも積極的に動かないと乗り損ねそう。
無事にバスに乗れました。
乗るときに酔っ払いに絡まれたけど、カフェにいる警官が睨みをきかせてくれたので恐いことなかった。
一人きりで待つ、なんて恐ろしい状態でなくて本当に良かった、、、
3:30を10分ほど遅れて出発。
ドライバーや乗客のほとんどが、事務所のおじさんカフェで一息ついてたので、それ待ち。
私は早々に席について寝る体勢ばっちり。
朝7時頃に、バスチケットのチェックで起こされた。
外を見ると日の出直前で、すごいいい景色!
もうすぐジロカストラらしい。
雲が低く、川が広い。
日の出に向けて、だんだん明るくなってくる。
年季の入ってそうな、一昔前の日本で見かけそうな細い橋。
川と道路の間が湿地帯になった。
こんな景色、今まで見たことあったかな。
ジロカストラの、この外側の景色は、1泊して見に来てもよかったかも。
太陽がのぼり、山も川も、色が一気に変わった。
眩しい。
9時前にボーダーに到着。
パスポート回収で起こされた。
こんな所にも物乞いのおばあちゃんたち。
国境警備っぽい人に追っ払われてたけど、すぐに戻ってくる。
超危険人物、というほどでもないから追っ払いかたも適当なのかな。
募金を募る若い女の子がバスに乗ってきたので、余った小銭をあげた。
今までで一番、なんでもありだと感じる国境でした。
荷物チェックがあった。
が、確認するのは預け荷物のみで、手荷物は見向きもされなかった。
なんのための荷物チェックだ。
パスポートが返却され、国境通過。
またパスポートにスタンプが見つからない。
入国スタンプも見あたらないから、アルバニアのスタンプを一つもゲットできずに終わってしまった。
国境に到着後、ここまでで約30分。
今度はギリシャ入国。これがアホみたいに時間かかった。
バスを降りることもできず、うっすら暑いバスでひたすら順番を待つ。
待ちくたびれたのか、アルバニア人のおじちゃんたちのおしゃべりが白熱。
彼らはこんなにおしゃべり好きなのか。
バス内みんなが笑うこともあるくらい、楽しそうにぎゃーぎゃー喚いている。
ちょっとケンカみたいに聞こえる。
笑顔だからケンカではないんだけど、話し口調が強いというか。
もちろん何を話してるのか全く分からない私には、やかましくてしゃーない。
また寝た。
1時間ほど待ってようやく順番が回ってきた。
みんなバスから降ろされて、ギリシャのイミグレへ。
イミグレでは何も聞かれずに入国スタンプをもらえました。
これでようやく、国境通過!がっつり2時間かかった。
アルバニアとギリシャは時差があるので、今ギリシャは昼の12時。
国境超えたとたんにiPhoneの時刻表示が変わってた。
GPS優秀だなー。
ギリシャ側すぐにある軽食スタンド。
お疲れの皆様がだいたい何か買うんで、儲かりそう。
トイレは0.5€、パンやサンドイッチは3€くらい。
物価が一気に変わった!
アルバニア側で食料そろえておく方が安く済みそう。
雲が多いが、青空が見えてて気持ちいい。
国境からメテオラまで3時間くらい。
あと少しでメテオラ!というところで昼休憩。
突然現れる奇岩たち!
ついたー、メテオラきた!
メテオラにあるカランバカ鉄道駅前でバスを降りた。
ここから宿まで5分もなく、近いのでらくちん。
町中からでっかい岩山が見える。
「変なところに来た」って、久しぶりに思った。
相変わらず寒いけど、わくわくしてます。
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