猫や人が入り乱れる!浮世絵の寄せ絵(だまし絵)まとめ

Japaaan編集部

浮世絵のジャンルのひとつに「寄せ絵(だまし絵)」というものがあります。名前の通り人物や動物を寄せて、字や人の顔を描いた作品のことをいいます。

寄せ絵は歌川国芳の作品が非常に有名で、浮世絵に特に興味のない人でも一度は作品を目にしたことがあるはず。

そんな寄せ絵、有名どころの作品をまとめてみました。

まずは歌川国芳の、人を寄せた寄せ絵。

歌川国芳「みかけハこハゐが とんだいゝ人だ」

歌川国芳「人かたまつて人になる」

歌川国芳「人をばかにした人だ」

歌川国芳『としよりのよふな若い人だ』

そしてお次は国芳が愛して止まなかった猫を寄せた当て字。

歌川国芳「なまず」

歌川国芳「ふぐ」

歌川国芳「たこ」

歌川国芳「かつを」

そして最後は歌川国芳の門人だった歌川芳藤の猫を寄せた寄せ絵。「子猫を集め大猫にする」は国義に負けず劣らずな感じで見事ですね。

歌川芳藤「子猫を集め大猫にする」

歌川芳藤「化け猫」

こうやってあらためて見直してみると、絵を描く時に参考になる作品も多いのではないでしょうか。

有名どころはやはり寄せ絵で人物を描いた歌川国芳の作品でしょうね。「人をばかにした人だ」はポパイに似ているので見覚えある人は多いでしょう。

国芳以外の絵師の作品も探しては見たのですが情報がまったくと言っていいほど無かったので、知っている方がいたら是非情報いただければと思います。

歌川国芳 – Wikipedia
歌川芳藤 – Wikipedia

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