iKON、ダブルタイトル曲「リズムに乗って」「AIRPLANE」ついに公開…正反対の魅力

OSEN |

写真=「リズムに乗って」ミュージックビデオキャプチャー
怪物のようにリズムに乗って、しなやかに飛行機(AIRPLANE)に乗る。

趣向狙撃? いや、これほどになると“趣向爆撃”だ。iKONがデビューハーフアルバム「WELCOME BACK」のタイトル曲「リズム乗って(RHYTHM TA)」でファンと大衆の心を正面から狙った。本格的な活動を開始する最初の楽曲であるだけに、iKONの特色を一番確実に見せられる強烈な楽曲を選んだ。そしてもう一つのタイトル曲「AIRPLANE」にもiKONだけのユニークな感性を込めた。先行公開曲「趣向狙撃」と似たような感性を持っているように思えるが、「趣向狙撃」よりももっと大衆的な印象で、中毒的なメロディが特徴だ。

2年間待ってきた時間が無駄ではなかったことにまず安心する。iKONは2回の公開サバイバルを終えた後から再び練習生に戻り、音楽性を磨き上げた。その結果として誕生したデビューハーフアルバムが「WELCOME BACK」だ。その中でもタイトル曲「リズムに乗って」はiKONのユニークな特色を一番よく表現した楽曲だ。

iKONは1日午前0時、各音楽配信サイトを通じてハーフアルバム「WELCOME BACK」の全収録曲を公開した。

今回のアルバムのダブルタイトル曲のうち「リズムに乗って」はウォームアップシングル「趣好狙撃」とは180度異なる印象だ。YG所属の作曲家P.KとB.I、ジュネが作曲を、メンバーのB.IとBOBBYが作詞を手掛けた。iKONはこの曲を引っ下げ活動を開始する予定だ。

iKONはこの曲を通じてリズムに乗って本来のヒップホップグルーヴを見せてくれる。強烈なビートのダンスナンバーで、ヒップホップの要素が曲の全般に強く反映されている。繰り返されるメロディと「これはただ歌だからリズムに乗って」という歌詞に妙な中毒性がある。

特にB.IとBOBBYのラップパートが印象的だ。持ち前のよどみないフローと、より一層素晴らしくなった歌詞を伝える力が曲のクォリティを高める。直接書いた歌詞に自分たちの話を入れ、ラッパーとしての才能を証明した。

写真=「リズムに乗って」ミュージックビデオキャプチャー
また、もう一つのタイトル曲「AIRPLANE」は「リズムに乗って」とは正反対の印象を与える楽曲だ。iKONのまた違う感性がくみとれるミディアムテンポのヒップホップナンバーだ。この曲ではiKONのボーカルラインが際立つ。末っ子のチャヌは柔らかい音色を誇るメンバーで、強烈なグループのカリスマ性をうまい具合に和らげ、特色を作ることに貢献している。ジュネはR&Bのソウルフルな感性あふれるボーカルで、スタイリッシュな音色を披露する。ここに一番年長であるジナンが、安定的で聴きやすいボーカルでグループの中心を取る。サブボーカルユニョンとドンヒョクの活躍も眩しい。2人のラッパーとリードボーカルパートをつなぐしっかりした橋渡しが、グループの完成度を高めている。

iKONは15日、デビュープロジェクトの先行公開曲「趣向狙撃」で音楽ランキング1位、音楽番組でも1位を獲得する底力を見せた。

今回のハーフアルバム「WELCOME BACK」には6つの曲が収録されており、「リズムに乗って」と「AIRPLANE」がダブルタイトル曲だ。また、11月2日にはフルアルバムを発売する。さらに3日にはソウルオリンピック公園体操競技場でデビューコンサート「SHOWTIME」を開催し、これまで磨いてきた実力をファンの前で披露する。

記者 : チョン・ジュンファ