![[画像] 人気そば店「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」で答えがわかるまでラー油を入れ続けてみた](https://image.news.livedoor.com/newsimage/9/c/9ca10_1505_755b7bee_c80a466a.jpg)
新宿・大久保に店舗を構えるそば店「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」をご存知でしょうか。問いかけをされているかのような不思議な店名の同店。その名の通りラー油を入れたつけダレで蕎麦を食べるのですが、その味のクオリティと話題性で人気を集めているのです。
「なぜ蕎麦にラー油を入れて食べるのか。」という問いかけ。その答えはきっと「ラー油を入れると美味しいから」ということなのでしょう。
しかし、ラー油は辛味の強い調味料。苦手な人だってたくさんいます。記者の私もどちらかというとラー油をはじめ辛味の強い調味料は苦手な部類で、普段も蕎麦を食べる際にはワサビや唐辛子は一切入れません。
こんな私が「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」で食事をしたとして、果たして「美味しいから」という答えを導き出すことはできるのでしょうか。
そこで早速、新大久保にある「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」に足を運び、実際に食事をしてみることにしました。もちろんこちらのお店を訪れるのは今回が初めて。平日の夜でしたが、店内はなかなかの賑わいを見せていました。
席につき、まずは定番メニューである「肉そば」を注文。同一価格で麺の量を350グラムまで増やせるサービスがあったので、もちろん350グラムで注文しました。
そして注文の際に、店員さんにどのくらいラー油が入っているのかを尋ねてみると、通常はタレの中に15グラム入っているそうで、お好みで増減ができるとのこと。
個人的にはゼロにすれば美味しく食べられることは間違いなさそうでしたが、それでは今回来た意味がありません。とりあえず通常通りラー油15グラムで作っていただくことにしました。
テーブルの上には天かす、卵、そしてラー油が置かれています。もちろんこれらは自由に使うことができるため、デフォルトのラー油量に納得ができなければ、こちらのラー油を好きなだけ入れられるのです。逆に辛くしすぎてしまった場合や、味の変化を加えたい時には生卵が役立つことでしょう。これはありがたいサービスですね。
しばらくすると、いよいよ注文した「肉そば」が提供されてきました。
350グラムの蕎麦の上には豪快に肉とネギ、海苔が盛りつけられ、少し風が吹けば崩れ落ちてしまいそうなほどにボリューミー！ ごちそう感がありますね、これは！
一方、めんつゆは表面にかなり分厚いラー油の層が確認できます。これは見るからに辛そう……。ラー油好きならたまらないのかもしれませんが、辛味が苦手な記者にとっては地獄以外の何物でもありません。普通のめんつゆで食べたかった……。
文句を言っていても仕方がないので、早速肉そばを食べ始めます。勢い良く蕎麦をすすると、ラー油が蕎麦に絡まって一気に口に入ってくるので、その辛さで思わず咳き込んでしまいました……。
しかし、麺そのものはかなりコシが強く、純粋に蕎麦としての完成度が非常に高いのです。これは辛味が好きな人には絶対ウマいやつだ！
最初のひと口こそ辛さに驚いてしまいましたが、慎重に食べ進めるとラー油の辛味と並んで胡麻の風味が感じられることにも気づき始めました。その風味は蕎麦とめんつゆとの相性がすごく良く、辛味が苦手でも美味しく食べられます。
とはいえ、胡麻の風味が美味しいのであればラー油ではなく胡麻油を入れればいいわけです。これでは「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか」という問いかけの答えがわかったとは言えません。
そこで、記者はあえてラー油をさらに追加投入し、蕎麦にラー油を入れる答えを追い求めることにしてみました。スプーンでラー油をすくっては、めんつゆの中にドバドバと投入していきます！
中途半端は良くないので、蕎麦の上にもドバドバとラー油をかけていきます。卓上のラー油は「食べるラー油」タイプになっているので、麺の上にニンニクなどの具も乗り、なんだか贅沢な感じになってきました！
極限までラー油を追加し、おそるおそる蕎麦を食べてみると……。おおっ!? 意外にも辛さがさらに際立つことはなく、逆にニンニクの風味も加わってかなり味が豊かになりました！ 肉やネギとの相性もさらに良くなり、どんどん箸が進んでしまいます。これはウマいぞ……!! ラー油を足したらウマくなった!!
この食べ方にすっかりハマってしまい、結局すべて食べきる頃には、卓上にあったラー油を半分くらい消費してしまいました。ラー油を足せば足すほど辛くなるのかと思いきや、意外にも辛味以外が強く感じられるようになり、今までに経験したことのない味で蕎麦を堪能できたので驚きです。
「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」もしこちらのお店で肉そばを食べてみて、その答えがわからなければ、逆にたっぷりとラー油を入れてみるといいかもしれません。
味の好みはもちろん人それぞれですが、個人的には美味しく食べられました。蕎麦にラー油を入れる理由は、やっぱり「美味しくなるから」なのですね。
■執筆・監修：Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします！ コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/
ラー油嫌いでも答えはわかるのか？
「なぜ蕎麦にラー油を入れて食べるのか。」という問いかけ。その答えはきっと「ラー油を入れると美味しいから」ということなのでしょう。
しかし、ラー油は辛味の強い調味料。苦手な人だってたくさんいます。記者の私もどちらかというとラー油をはじめ辛味の強い調味料は苦手な部類で、普段も蕎麦を食べる際にはワサビや唐辛子は一切入れません。
こんな私が「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」で食事をしたとして、果たして「美味しいから」という答えを導き出すことはできるのでしょうか。
実際に食べに行ってみた！
そこで早速、新大久保にある「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」に足を運び、実際に食事をしてみることにしました。もちろんこちらのお店を訪れるのは今回が初めて。平日の夜でしたが、店内はなかなかの賑わいを見せていました。
定番メニューを注文
席につき、まずは定番メニューである「肉そば」を注文。同一価格で麺の量を350グラムまで増やせるサービスがあったので、もちろん350グラムで注文しました。
ラー油は15グラム
そして注文の際に、店員さんにどのくらいラー油が入っているのかを尋ねてみると、通常はタレの中に15グラム入っているそうで、お好みで増減ができるとのこと。
個人的にはゼロにすれば美味しく食べられることは間違いなさそうでしたが、それでは今回来た意味がありません。とりあえず通常通りラー油15グラムで作っていただくことにしました。
卓上にもラー油が！
テーブルの上には天かす、卵、そしてラー油が置かれています。もちろんこれらは自由に使うことができるため、デフォルトのラー油量に納得ができなければ、こちらのラー油を好きなだけ入れられるのです。逆に辛くしすぎてしまった場合や、味の変化を加えたい時には生卵が役立つことでしょう。これはありがたいサービスですね。
肉そば登場
しばらくすると、いよいよ注文した「肉そば」が提供されてきました。
350グラムの蕎麦の上には豪快に肉とネギ、海苔が盛りつけられ、少し風が吹けば崩れ落ちてしまいそうなほどにボリューミー！ ごちそう感がありますね、これは！
つゆは見るからに辛そう……
一方、めんつゆは表面にかなり分厚いラー油の層が確認できます。これは見るからに辛そう……。ラー油好きならたまらないのかもしれませんが、辛味が苦手な記者にとっては地獄以外の何物でもありません。普通のめんつゆで食べたかった……。
早速食べてみるが……
文句を言っていても仕方がないので、早速肉そばを食べ始めます。勢い良く蕎麦をすすると、ラー油が蕎麦に絡まって一気に口に入ってくるので、その辛さで思わず咳き込んでしまいました……。
しかし、麺そのものはかなりコシが強く、純粋に蕎麦としての完成度が非常に高いのです。これは辛味が好きな人には絶対ウマいやつだ！
思いのほか食べられる
最初のひと口こそ辛さに驚いてしまいましたが、慎重に食べ進めるとラー油の辛味と並んで胡麻の風味が感じられることにも気づき始めました。その風味は蕎麦とめんつゆとの相性がすごく良く、辛味が苦手でも美味しく食べられます。
とはいえ、胡麻の風味が美味しいのであればラー油ではなく胡麻油を入れればいいわけです。これでは「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか」という問いかけの答えがわかったとは言えません。
もっとラー油を入れてみる
そこで、記者はあえてラー油をさらに追加投入し、蕎麦にラー油を入れる答えを追い求めることにしてみました。スプーンでラー油をすくっては、めんつゆの中にドバドバと投入していきます！
蕎麦にもラー油をかけちゃう
中途半端は良くないので、蕎麦の上にもドバドバとラー油をかけていきます。卓上のラー油は「食べるラー油」タイプになっているので、麺の上にニンニクなどの具も乗り、なんだか贅沢な感じになってきました！
ラー油を足してみた結果
極限までラー油を追加し、おそるおそる蕎麦を食べてみると……。おおっ!? 意外にも辛さがさらに際立つことはなく、逆にニンニクの風味も加わってかなり味が豊かになりました！ 肉やネギとの相性もさらに良くなり、どんどん箸が進んでしまいます。これはウマいぞ……!! ラー油を足したらウマくなった!!
半分くらい使ってしまった
この食べ方にすっかりハマってしまい、結局すべて食べきる頃には、卓上にあったラー油を半分くらい消費してしまいました。ラー油を足せば足すほど辛くなるのかと思いきや、意外にも辛味以外が強く感じられるようになり、今までに経験したことのない味で蕎麦を堪能できたので驚きです。
「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」もしこちらのお店で肉そばを食べてみて、その答えがわからなければ、逆にたっぷりとラー油を入れてみるといいかもしれません。
味の好みはもちろん人それぞれですが、個人的には美味しく食べられました。蕎麦にラー油を入れる理由は、やっぱり「美味しくなるから」なのですね。
■執筆・監修：Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします！ コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/
外部リンクめるも