自民党の杉田水脈衆議院議員がツイッターで、自身に関する不倫報道を否定した。

 雑誌『新潮45』(新潮社)に寄稿した文章の中で、「LGBTの人たちは生産性がない」として、税金投与の是非を問いかけた杉田議員。その一部が切り取られた写真がSNSを通じてまたたく間に広がり、杉田議員の元に殺害を予告するメールが届くまでの騒動に発展。また、27日には自民党本部前でLGBT団体らによる杉田議員の議員辞職を求めるデモ運動も行われ、いまだ騒動の収拾が付かない状態になっている。

 そんな中、2日に発売された週刊誌『週刊文春』(文藝春秋)が杉田議員の「育児放棄」「不倫疑惑」を報道。記事の内容は、日本維新の会に所属していた元衆議院議員・河野正美氏と関係があるのではないかと噂があったことや、娘の育児を両親に頼っていたことなどだったが、話題の杉田議員の不倫報道ということもあり、現在、この不倫疑惑はネット上でも大きな話題になっている。

 そんな中、杉田議員のツイッターアカウントは、『週刊文春』発売日当日である2日に事実を否定するツイートを投稿。「記事および見出しの内容はすべて事実無根です」として、「本件の取材に対しても、全くの事実無根であり、事実と異なる記事は掲載されぬよう申し入れましたが、読者の方々に誤解を与えるような見出しで掲載されておりますことを大変遺憾に思います」と、『週刊文春』の報道を批判。「本件に関しては、法的措置も視野に対応を検討しております」と杉田水脈事務所名義でつづっていた。

 このツイートに対し、杉田議員のツイッターには「こんなことに負けないでください!」「国会議員生命に関わる問題です。是非法的処置を取ってください」といった杉田議員を応援するコメントのほか、「本当に法的処置を取るんでしょうか。ただの脅しじゃないですか?」「なぜ事務所名義なんですか?事実無根を事務所が発表するのはおかしいのでは…」「会見を開いて否定したほうがいいですよ」といった声も集まっていた。

 杉田議員にまで炸裂した「文春砲」はどのような影響を及ぼすのだろうか――。

記事内の引用について
杉田水脈公式ツイッターより https://twitter.com/miosugita