21日放送「今だから言えるナイショ話」(TBS)では、高校バレーの強豪校として知られる八王子実践の出身で元全日本代表として活躍した大林素子と多治見麻子が出演。高校時代の厳しすぎる上下関係や不思議なルールを明かした。

「1年生はテレビを見て笑ってはいけない」と切り出した大林。トイレも水道もないプレハブを寮として生活していた彼女は、唯一置いてあったテレビが3年生のものだと言い、「絶対見ちゃいけない。後ろ向いて。絶対見えない角度に座らなきゃいけない。漫才とかたけしさんの番組とか笑っちゃう。笑うと(先輩が)“なに今の?”みたいなことで正座して謝らなきゃいけない」と話す。

すると今度は多治見が「1、2年生はバックプリントが付いている洋服を着ちゃいけない」と明かす。3年生になれば許されるというバックプリントについて、1、2年生の場合は「裏表反対にして着ていました」という。

その他にも「果物とか食べる時も梨とか柿をナイフ使っちゃいけない。丸かじりで(食べなくてはならない)」、「監督の話を聞く時は常に直立でかかとをあげて聞く」などと信じがたいルールを明かした二人。驚くべきは、大林が語った「調味料係」だろう。

「ふりかけののりたまを出すのになぜか海苔が湿気っちゃうから海苔を一生懸命よけてタマゴだけ出す。海苔1個入ってたら(先輩に)謝りにいかないといけない」。こう振り返った大林。過酷な練習であっても「ヒロコ(疲労骨折)は、うちはなんちゃってって言ってました」と涼しい顔で語った。