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“煙突構造”の縦長Mini-ITXケース「EVOLV SHIFT」が発売、計2モデル

長さ500mm超のビデオカードにも対応、横置きもOK

(12/16 18:02更新)販売スタート。
初出日時 12/15 6:05
ENTHOO EVOLV SHIFT X

 500mm超のビデオカードにも対応した縦長のPhanteks製Mini-ITXケースが登場、高さが470mmの「ENTHOO EVOLV SHIFT」と、650mmの「ENTHOO EVOLV SHIFT X」の2モデルが発売された。

 店頭価格は順に税込19,980円、税込24,980円。販売ショップはツクモパソコン本店パソコンショップ アークツクモパソコン本店にはENTHOO EVOLV SHIFT Xのサンプルが展示されている。

省スペース性を高めた縦長のPCケース、横置きでも使用可能

 これらは、フットプリントを小さくすることで省スペース性を高めたというPCケース。幅170mm、奥行き274mmの底面積に対して、高さが470mmまたは650mmあるという細長い形状で、左右には強化ガラスのサイドパネルが装備。Phanteksは「自宅やオフィスを問わず、どこに設置しても強い印象を与える」とアピールしている。

ケース内の様子
ライザーカードを装備
前方に水冷ラジエーターが搭載可能

 “煙突構造”の冷却システムも特徴。内蔵したビデオカードなどの熱は、下部からのエアフローによって上面から排出する仕組みだ。ケースファンは、ENTHOO EVOLV SHIFTがフロント140mm×1、ENTHOO EVOLV SHIFT Xがフロント140mm×1、ボトム140mm×1。なお、横置きでも使用可能とのこと。

 サイドパネルを含む各面は、ドライバーなどの工具を使わずに取り外すことが可能。4面を全て取り外せば、PCパーツの着脱や配線などが楽に行なえる。マザーボードのI/Oパネル部や、拡張カードのブラケット部には、上面からアクセスする。

ケース上部を開けた状態
背面
強化ガラスサイドパネルを装備

 対応マザータイプはMini-ITXで、各マザーメーカーのイルミネーション機能にも対応する(ASUS Aura Sync、GIGABYTE RGB Fusion、MSI Mystic Light Sync)。拡張カードスロットは2基。

 ビデオカードは長さ529mmまでの大型が内蔵可能。水冷システムのラジエーターも内蔵でき、対応サイズはENTHOO EVOLV SHIFTが120㎜、ENTHOO EVOLV SHIFT Xが最大280mm。

 ENTHOO EVOLV SHIFTのドライブベイは3.5インチシャドウ×1、2.5インチシャドウ×3。対応電源はSFX、SFX-L。

 ENTHOO EVOLV SHIFT Xのドライブベイは3.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×4。対応電源はSFX、SFX-L、ATX(奥行き160mmまで)。

EVOLV SHIFT Xの特徴
価格は税抜き表記

[撮影協力:ツクモパソコン本店]