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『後悔と反省の狭間で』

映画『スティールパンの惑星』

2017.10.13 03:00

ドキュメンタリー映画『スティールパンの惑星』を渋谷のUPLINKで観たのですが、自分でも驚くぐらい感動してしまいました。

出典:映画『スティールパンの惑星』公式サイト

【作品詳細】
カリブ海最南端に位置するトリニダード・トバゴ共和国で生まれ、ドラム缶から作られた打楽器スティールパン。その誕生と現在をノンフィクションドラマやインタビューなどを交えて描いていく。1940年代、イギリスの植民地でアメリカの軍事基地だったトリニダード・トバゴではアフリカのドラムが禁止されていた。しかし、音の出るものなら何でも叩きまくるというリズムへの情熱に突き動かされた少年たちが廃棄物だったドラム缶を盗み、それがスティールパンの原型となった。貧困と抑圧の中から生まれた誕生秘話をノンフィクションドラマとして描くほか、スティールパンのレジェンドたちによって語られる暴力のかわりに音楽で争うこととなった背景や、日本、フランス、アメリカのスティールパン奏者たちを追ったドキュメンタリーなどから、スティールパンという20世紀に発明されたアコースティック楽器の歴史や魅力が描かれる。
(原題/『PAN! Our Music Odysser』 本編/80分 2015年/トリニダード・トバゴ 配給/LIME Records)
引用:映画.com


予告編(reference:YouTube)


20世紀に発明された世界で最も新しいアコースティック楽器「スティールパン」。スティールパンとはこんな楽器です。

出典:Wikipedia


ドラム缶から作られた打楽器で、窪みの部分を叩くことによって音階を奏でることができる。

この映画は、インタビューと再現ドラマからなるスティールパンの歴史と、世界三大カーニバルの一つ、スティールパンの国際大会「パノラマ」に参加するパン奏者に密着した二部構成になっています。


この映画はレビューとか読まずに是非とも観てもらいたいのだけど、観てもらえば「スティールパン」とゆう楽器がどのように生まれ、そしてそれがいかに「平和」の象徴のような楽器であるか、そしてスティールパンを演奏することの意味がよくわかる。

さらには世界中からパン奏者が集まる「パノラマ」には日本からも何人もの奏者が参加している。とても厳しい環境の中、違う文化を持つ国で生まれた楽器に魅せられ、自分の腕一つで本場で戦う人たちがいることは、演奏そのものよりも感動するものがありました。


とにかく観てもらえばこの素晴らしさがわかるので、UPLINKでしか上映してないけど是非とも観てほしい。

「パノラマ」の動画も貼っておきます。圧巻ですよ!!


https://youtu.be/4l9UUFoU9EU