2013年03月17日

技能検定「プリント配線板製造技能士」その1

技能検定「プリント配線板製造技能士」は、国家資格となっています。

「プリント配線板設計作業」と「プリント配線板製造作業」の2種
に分かれており、それぞれ1級、2級、3級があります。

毎年1月に実技試験、2月に学科試験が行われます。


以降は「プリント配線板設計作業」についての内容です。


実技試験は、両面基板のパターン設計を行います。

普段はCADで設計を行っていますが、試験ではトレーシングペーパー
を使用して手書きによる試験となりますので、様々な注意事項があり
ます。

実際に試験を受けてみての私の感想を含めて注意事項を記しておきます。

■実技試験の工具について

テンプレート:普段使用していない方は慣れておく必要があります。
       参考で表記されているテンプレートには、
       0.635mmピッチがありませんので1.27mmピッチを
       使用しました。(1級の場合です。2,3級は未使用です。)

字消し板  :こちらも普段使用していない方は慣れておく必要が
       あります。練習では不要であっても、試験時に必要と
       なるかもしれません。
       慣れていないとなかなかうまく使うことがでないと思います。

接着テープ :「クリップでもよい」とありますが、
       テープをおすすめします。
       クリップでは上下の重ね合わせの変更が難しいです。

技能検定「プリント配線板製造技能士」その1

>>①実技試験 工具について(このページです)
>>②実技試験 注意事項①
>>③実技試験 注意事項②
>>④実技試験 時間の目安(1級)
>>⑤学科試験


→ アート電子株式会社ホームページ
→ アート電子 プリント基板開発支援サイト



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Posted by 「プリント配線板製造技能士」artyamamoto at 09:00 │プリント基板

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