“お笑い界の2大巨頭”志村けんと笑福亭鶴瓶が、旬のゲストを招いて放送する、正月恒例のスペシャル企画『志村＆鶴瓶のあぶない交遊録』（テレビ朝日系列、23:40〜25:10）。1998年からはじまったこの番組が、今年1月2日（月）の放送で20回目を迎え、収録に参加した2人が、“あぶない”コメントを披露した。

今回は、記念すべき“20”にちなんだ「ゲーム大会」を開催。大人気の芸人、メイプル超合金とおかずクラブをゲストに迎え、芸歴40年を超える志村、鶴瓶の大御所2人が、体を張ったゲームに挑む。また、旬の美女をゲストに迎えるトークコーナー「ゲストとまったりトーク」では、大注目の女優・二階堂ふみが登場。志村＆鶴瓶がアルコール片手にほろ酔い気分でトークを繰り広げていく。

また、この番組で“これを抜きには語れない”という超人気企画が、「志村・鶴瓶vsナインティナインの英語禁止ボウリング対決!!」。これは、プレー中、一切、英語の使用を禁止、違反すると１回ごとに罰金1000円を支払うという厳しいルールの下、ナインティナインの2人と志村、鶴瓶がボウリング対決するコーナーとなっている。見事ストライクやスペアを取ると美女が登場し、キスが贈られるという仕組みで、両チームはご褒美目当てにゲームに励む。

スタート前のトークで、岡村隆史から「この番組20年になるんですね！　志村さんはタバコもやめられて健康的ですよね！」とたたえられると、志村は「ハイ、20年目に入りました！（体調は）大丈夫です！　退院したその日にガールズバーに行ったぐらいだから（笑）」とニヤリ。一方の鶴瓶は、2016年11月16日に右足を骨折したと告白。「でも、このボウリングに向けて、2日ぐらい前に(骨が)つながった！」と話し、「急につながるわけない」「もう歩いてるやん！　大丈夫やん！」と総ツッコミを受ける始末……。

この“英語禁止ボウリング”は2001年からスタートし、今回で17回目。これまでの対戦成績は志村＆鶴瓶チームが５勝、ナインティナインが11勝となっている。志村は、「勝ち負けじゃないよね、やることに意義がある。だって、俺たちはもう60代だからね、勝とうなんて思ってないよ」と自然体モードだが、鶴瓶は「今年こそは勝ちたいね！」と闘志を燃ややす!?　対する矢部浩之は「結婚してから、この番組が楽しみになってきた(笑)。他ではないしね。ここは公認だし（笑）」と、美女たちから甘～いご褒美をゲットする気満々で臨む。

20年目突入に志村は、「感慨深いというより、トシをくったなぁという感覚ですね！　年に1回、この番組でしか鶴瓶師匠ともナインティナインの2人とも会わないのですから、ほかにはない特別な存在の番組です」とコメントし、20年も続いてきた秘訣については、「ただアホらしいことを真剣にやってきたからかな(笑)。あとはやはり“英語禁止ボウリング”があるからですかね。若いエキスがほしいので、毎回もう真剣！　今回もふんだんにいただきますよ」と笑顔で語っている。

鶴瓶は、「志村さん、ナインティナインと年に一度こうやって組めるのは楽しいですね。タクシーの運転手さんにも、“『志村＆鶴瓶のあぶない交遊録』、毎年見てますよ！”と言われますし、この番組の収録予定が入ると、もう1年か、この季節が来たなと思います」と。“英語禁止ボウリング”で若い女の子が出てくるご褒美については、「どうしてもマジになってしまうんですよ。僕は常に“捨て身”ですから、いいんですけども……（笑）」と話していた。