子宮頸がんワクチン副反応治療における、牛田班の治療「認知行動療法」で7割の人が良くなるという報告がありました。
7割って、とても大きな数字です。
しかし、患者会では牛田班の治療を断られて「こんなひどい人は見られない」と言われたという報告があります。
また、牛田班の痛みセンターがある愛知医大に治療のため初めてやってきた患者さんに対し、受付の女性が
「ここの先生はワクチン被害の方をちゃんと診ないので、皆さん泣いて帰られます。受診しない方がいいですよ」
と小さな声で助言してくださったという話も聞いています。
また、牛田班の医師が
「通わなくなったら、治ったので来なくなったという認識で、全て治ったとカウントしている」
と話していたと当会の患者さんが聞いています。
患者会では、牛田班で治ったという方を全く聞かないのです。
7割と言われても、患者会に治ったとする患者がいないのはどういう訳でしょう?と、当然ながら思うわけです。
すると、厚労省の資料にものすごく小さい字で、こう書いてありました。
*軽快の判断基準
初診時と比べて、
・痛みのため全く通学できなかったが、痛みがありながらも毎日学校に行けるようになった。
・本人の主観として、痛みが良くなった、痛みがあるが痛みとうまくつきあえるようになった
等のケースであり、完全に痛みがなくなった、というものではない。
つまり、痛みを我慢して学校に通えるよ。
みたいな感じで、治っている訳ではないという事のようです。
痛くても体を動かすことはとても重要です。
それはだれしも思う事ですし。
牛田班の大元、愛知医大の痛みセンターに受診し、ストレッチのビデオを買ってストレッチしてくださいと言われた、実践した患者さんがいますが、痛みが強く出る、つまり悪化して受診をやめている方がいます。が、9月の牛田班の厚労省が出した資料では、痛みが悪化した人はゼロとなっています。
これ、資料として虚偽じゃないでしょうか?
実際に、報告してくれている患者さんが、牛田班の治療の指示通りにしたところ、痛みが悪化したと話しているのです。
資料全体、怪しい内容感でプンプンします。
どうして、患者と病院並びに厚労省の資料にここまでの乖離があるのでしょうか?
ちなみに、海外でも同様子宮頸がんワクチンの被害があり、軽減や治った事例報告が上がってきているようなのですが、その治療が脳炎の対処療法としての治療である、ステロイドパルスや血漿交換療法(免疫吸着)、免疫グロブリンなどです。
つまり、池田班の先生らが選択している治療法なのです。
日本の厚労省では、その池田班の治療研究に微々たる予算しかつけていない。牛田班の1/10以下です。
海外の改善治療と同様の治療研究には予算が少ない。
厚労省は、患者を痛めつけ、患者がそれらの治療法に向かないよう誘導している様子。
牛田班にかかれと暗に指示しているようなものですからね。
しかし、個別に患者が厚労省に問い合わせすると
・痛み以外に症状がある人には(牛田班の治療は)向いていない
・痛みとうまくつきあえるようになるというだけです
・他の症状もあるなら難しいかも
・牛田班には向かない人もいる
と回答をいただいている人も多く、ならばどこに行けばいいのか、患者としては混乱するばかりです。
患者はモノではありません。
早く治って、普通の症状のない生活を望んでいるのです。
患者の改善を引き延ばしても、長く被害の実情が続くだけです。
ワクチン被害に遭い、こんなにも苦しめられるものだとは思わなかったです。
ちなみに、娘はこの2日間、寝たきりに戻ってしまいました。
早く治療を望むばかりです。