小さい時から 雨の音が好きだった。                     学校へ行かなくてもいい休日の雨の日、
雨の音を聞きながら 本を読むのが大好きだった。雨の音を聞くと何故かしら心が
落ち着いた。

けれど ここ近年雨の降りかたが以前と
違ってきて落ち着くどころか、反対に恐怖に感じる時がある。

10年ほど前 雨の音をテ-マにイラストを描いたことがある。






2年半前 104才で亡くなられた詩人まどみちおさんの 雨の音という詩がある。


 
 あめの おとって

 くさに しとしと

 いけに ぽちょぽちょ

 ほどうに ぴちぴち

 かさに ぱらぱら

 とたんの やねには

 たんたか たんたか

 おもしろいんだけど


 でも

 あんなに たかい たかい

 てんから ふって くる

 とちゅうの おとは

 ああ どんなだろう


もし まだご存命なら 最近の
雨の音の詩は 昔と随分違う詩ができていたかもしれないなぁ。うーん