『47都道府県「純貯蓄額ランキング」 1位神奈川は沖縄の8倍!』
-
雪だるま方式で膨らみ続ける日本の国の借金とは対照的に、日本人は世界的にみても熱心に貯蓄に励む国民だ。
総務省がまとめた家計調査(2016)によると、2人以上の世帯の貯蓄の平均値は1820万円に上る。
前年から15万円ほど増加し、4連連続で前年比プラスとなった。
一方、負債に関しては平均値が507万円で、その内訳はマイホーム取得のための住宅・土地のためのローンが大多数を占める。
-
貯蓄から負債を差し引いた純貯蓄額の全国平均は1313万円となるが、都道府県間の平均所得の差や貯蓄に対する地域性の差によって大きな差が表れた。
せっせと蓄えを増やしている人はどの都道府県に多いのだろうか。
-
*  神奈川がトップ 関西勢が追随
-
純貯蓄額がトップとなったのは、神奈川県で2485万円だった。
同県は貯蓄も2998万円と全国で最も高く、負債を差し引いた純貯蓄額全体を押し上げた。
神奈川県は賃金も全国的にも高く、厚生労働省の賃金構造基本統計によると、賃金水準は東京都に次いで2番目に高い水準となっており、高い賃金水準が貯蓄をけん引する要因の1つとも考えられる。
しかし、同統計で賃金水準が最も高い東京都は、純資産額1565万円と神奈川県に1000万円近い差を付けられ、全国10位にとどまる。
-
神奈川県に次いで純貯蓄額2位となったのは、2118万円の奈良県だった。
同県の貯蓄は2475万円とトップの神奈川県に500万円以上の差を付けられたが、それでも純貯蓄額と同様に全国2位の水準で、さらに、負債が357万円と全国的にも低い水準にとどまることから、差し引きした純貯蓄額も高水準となった。
3位には兵庫県が純貯蓄額2013万円で続き、トップ3は2000万円の大台を突破した。
また、三大都市圏のうち、近畿圏は、京都府が純貯蓄額1622万円で9位に入るなど、トップ10のうち3つを占めた。
-
トップ5のうち残る4位は純貯蓄額1913万円の千葉県、5位は同1821万円の栃木県と関東勢が存在感を示した。
千葉県は東京都内への通勤圏内だが、住宅価格が東京都内、神奈川、埼玉両県より相対的に安いため、負債額が476万円と低い。
一方、埼玉県は貯蓄額では2304万円と千葉県(2389万円)とそれほど差異はないものの、負債額が676万円と千葉県より200万円も多いことが響き、純貯蓄額ランキングでは8位と千葉県の後塵を拝した。
-
このほかトップ10の顔ぶれは、6位に純貯蓄額1712万の愛知県がランク入りしたが、中京圏からは唯一のトップ10入り。
7位は純貯蓄額1705万円の岡山県となった。
-
*  最も純貯蓄額の低い県は、神奈川の8分の1
-
一方、純貯蓄額が最も低かったのは沖縄県。
その額は297万円とトップの神奈川県の8分の1の程度にとどまる。
賃金が全国的にみても低い水準にあることに加え、持ち家所有率も低い。
マイホーム取得に向けて貯蓄を積み上げるより、割安な物件を賃貸で利用する傾向もあり、貯蓄が増えない要因として働く。
沖縄に次いだのは青森県で純貯蓄額は424万円。
同県の貯蓄額は785万円にとどまり、沖縄と青森の両県のみが貯蓄額が1000万円を下回った。
-
純貯蓄額の低い都道府県は、九州と東北に集中する結果となった。
45位には大分県(純貯蓄額530万円)、44位宮崎県(同585万円)、41位熊本県(同790万円)、40位長崎県(同794万円)、さらに九州の経済の中心である福岡県も純貯蓄額1016万円の38位にとどまり、純貯蓄額のワースト10のうち九州勢が実に半数を占めた。
一方、東北は秋田が純貯蓄額743万円で42位。貯蓄額は1445万円と他の周辺県と比較しても遜色なかったものの、負債が702万円と全国で最も高く、純貯蓄額を押し下げた。
-
純貯蓄額においては、神奈川県の強さが目立ったが、注目すべきは地方都市間の格差だろう。
奈良や栃木がトップ10に食い込む一方、九州・東北の県には厳しい結果となり、地域差が如実に現れた。
全体のランキングは以下の通り。
-
*  47都道府県「1世帯あたりの純貯蓄額ランキング」
-
順位 都道府県名 純貯蓄額(万円)
47位   沖縄      297
46位   青森      424
45位   大分      530
44位   宮崎      585
43位   北海道     639
42位   秋田      743
41位   熊本      790
40位   長崎      794
39位   福島      860
38位   福岡     1016
37位   群馬     1032
36位   山形     1035
35位   宮城     1039
34位   岩手     1043
33位   茨城     1088
32位   山梨     1091
31位   富山     1098
30位   佐賀     1103
29位   徳島     1105
28位   福井     1122
27位   鹿児島    1127
26位   愛媛     1177
25位   長野     1178
24位   新潟     1183
24位   島根     1183
22位   三重     1193
21位   山口     1205
20位   大阪     1248
19位   鳥取     1263
18位   和歌山    1272
17位   岐阜     1277
16位   滋賀     1313
15位   石川     1356
14位   静岡     1370
13位   高知     1404
12位   香川     1453
11位   広島     1494
10位   東京     1565
 9位   京都     1622
 8位   埼玉     1628
 7位   岡山     1705
 6位   愛知     1712
 5位   栃木     1821
 4位   千葉     1913
 3位   奈良     2118
 1位   神奈川    2485
-
(ZUU online)
-

6月28日のブログにマネーポストWEBの記事『貯蓄なし世帯が30%超「貧困化ニッポン」』を載せた。
https://blogs.yahoo.co.jp/bayerische_motoren_werke2005/65674755.html
-
30%超という数字は負債を相殺してないので純貯蓄額ではない。
純貯蓄額が0という世帯はかなり多くなると考えられる。
-
上記を観るとほとんどの世帯が貯蓄額から負債を差し引いた純貯蓄額が1000万以上あるようにみえるけど、
本当の日本の現状は、数千万や数億の純貯蓄額があるほんの少しの世帯と、0かマイナスという多くの世帯が存在するということだね。

まあ、金の有無で幸せ感が変わるわけではないからね。

追伸:
今朝8時半前に、妻からアオダイショウが庭にいるので殺さないで捕まえてと言われた。
臭いので手袋した方がいいとのアドバイスもあった。
妻は蛇の見張りをおじいに頼んでレッスンに出かけた。
段ボール箱とガムテープと手袋を用意している間に、おじいに逃げないように見張っていてもらった。
おじいが屁っ放り腰でみていたので一時行方不明になった。
しばらく探して見つけたので、逃げるヘビを左手で胴を握り引っ張り出し、右手で首を掴んだ。
首をねじって噛もうとしたので左手で頭を掴んだ。
妻が見たいというので段ボールに入れて日陰に置いてある。

後で聞いたがおばあが早々朝にブロック塀の外の道路でみたという。
どこからか道路伝いに来て庭に侵入したのか。

ここ40数年間で、家近辺でヘビをみたのはこれで二回目。
一回目は25年くらい前に今日と同じくブロック塀の外の道路でマムシをみつけた。
その時は殺して子供たちに見せた。
あの時も不思議だったが、今回もどうやって家の近くに来たのか。
側溝伝いに移動してきて側溝の蓋の穴から出たのか。
もともとどこに生息していたのか。
誰かが飼っていて逃げ出したのか。

追伸2:
夕方妻がセンターから帰ってきたので一緒にアオダイショウを山に逃がしに行った。
ここはアマガエルやシュレーゲルアオガエルを捕ったときにヘビの死骸をいっぱいみたところ。
アオサギやシラサギなど蛇の天敵もいたが住宅街で人におびえながら暮らすよりましでしょう。

追伸3:
「西村京太郎トラベルミステリー58」(2012年)を観た。
1944年生まれ千葉県出身高橋英樹主演のサスペンスドラマだね。

追伸4:
「レインボー ヒストリー」を観た。
<リッチー・ブラックモア率いるハード・ロック・バンド、レインボーの結成から20年間に迫るライヴ&ドキュメンタリー。
レインボーの元ヴォーカリスト、ドゥギー・ホワイトなどが語る。>