折り畳みコンテナの取り付け | あなぐまの下町質屋ブログ

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横浜の下町、弘明寺で創業65年の質屋を継いでいる
「あなぐま」です。
『質屋ってどんな人がやってるの?』という疑問にお答えするため、日々の業務や日常、趣味、質屋の裏側、クルマやバイクの話題を書き綴ります。
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以前乗っていたスクーターGSR125が、大容量のトランクを備えていたために、
クロスカブを同じ様に買い物に使おうとすると、買った品物の置き場に苦慮します。
中型バイクのライダー達はキャリアにパニアケースを取り付けたり、スーパーカブのオーナーはホムセン箱というホームセンターで売っているアイリスオーヤマのRVボックスを付けているのですが、
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日頃はそんなにたくさんの荷物を入れる予定はないし、モペットを連想させるこのスリムなスタイリングを壊したくないので、大きなボックスは付けたくなかったのです。

でも大きな買い物に使えないのは困った物、そこで普段は折りたたんで、使う時だけ大きく広げられる折り畳みコンテナをクロスカブに固定したらいいのでは?
という発想のもと、ネットで色々と探しました。

コンビニの納入業者や会社内で使われる折り畳みコンテナは、トラスコという会社が主に作っていて50リットルと20リットルが主流です。
これが便利なので、一般家庭でもインテリア用品に使えるように様々な色のものが作られ、ワゴン車の荷室の整理に使えるモータースポーツのステッカーが貼られたものや、若者が部屋で使うようなアニメや映画に出てくる団体仕様のものなどが売られています。
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ただそうしたものは値段が高いのですよね~、通常1600円ぐらいのものが5000円近い値段で売られています。私もクロスカブに付けるのなら黒と赤のものにしようと思ったのですが、5000円近く出すのもバカらしいので、アマゾン・オリジナルのダンボーのコンテナ2160円にしました。

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上の写真がそれ!ダンボーの目と口は片側にしか付いていません。
このコンテナを取りつけるために、ホームセンターで買ったのが、
5ミリのゴム板:¥248
アルミステー:@348×2、¥696
なべ小ネジ M5×40mm、 \105
丸ワッシャーM5×204mm ¥155

取付はコンテナの底面に穴をあけ、キャリアの裏側にステーを当ててボルトとナットで締め上げます。
と文章で書くと簡単そうですが、コンテナは場所を間違えると折り畳んだ時にボルトの頭と内壁と干渉してしまい平らに仕舞えません、カブのキャリアも穴が開いている部分が不規則でここにボルトを通さなくてはならず、穴をあける場所に苦慮し、結果コンテナの底面は穴だらけに・・・・まあ、水抜き穴と思えばいいか?
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取り付けは狭いキャリアとフェンダーの間にステーを差し入れて、その下にワッシャーとナットを入れて抑えながら上からドライバーでねじ込むと、これもかなり大変でしたが、ナットとワッシャーを予め木工用ボンドでくっつけたり、ステーもテープで止めたりしてなんとか成功。

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振動防止にゴム板を挟んであるので全然揺れず、しっかり固定されています。
完成後、一回り走行してきましたが、風圧で箱が壊れるということも無く、
横風の影響を受けるほど大きくはありません。
それよりダンボーが可愛くて、信号待ちで隣についたクルマからは注目されます。

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あと、畳んだ状態で走っている時に、例えば4速のまま交差点を曲がり、時速10キロ程度ですがシフトダウンをせずにそのまま加速しようとすると、トットットという音が後ろからも聞こえます。共鳴箱になってるのでしょうね。

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畳んだ状態では、荒れた路面の道を走ると、やはりガタガタと音がします。
これも荷紐でしっかり縛っていれば問題はありません。

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まあ、とりあえず出来ました。
これでお使いでの積載量も増えて、例えば鎌倉のレンバイで鎌倉野菜を買ってくるとか、小坪漁港で朝採れた魚を買ってくることも出来ます。
「クルマで行けよ?」と言われそうですが、