ハローナマステどうもインド人嫁です。

 
私は2019年にインド人男性と結婚した日本人女性・はづきです。今回はインド人との国際結婚手続きについてお話しします。
私たちはおかげさまで正式に結婚手続きを完了することができましたが、完了するまでに数々の問題にぶつかりました。ネットで検索したり区役所や大使館に何度も聞きに行ったり、情報が少なく分かりにくいことも多かったので大変苦労しました。そのため、これからインド人との結婚を考えている方に、できるだけ分かりやすく伝えられたらと思い、自分が知っていることをまとめました。少しでも参考になれば幸いです。
まずは概要と手続きの流れをご説明します。
 
【最新版の記事を公開しました!】 2020.11.30
今までアメブロにまとめていたインド人との国際結婚手続きについて、さらに分かりやすく再編集した記事をnoteにて公開しています。
このアメブロをアップして1年半以上が経ちましたが、ブログを読んだ方から「はづきさんたちのブログを参考に自分たちも結婚手続きが完了しました」と感謝のメッセージを何十通も頂きました。ありがとうございます!とてもうれしく夫にも話しています。
下記は今までの経験をもとに最新情報を盛り込んだnote記事ですので、インド人との手続きを調べている方はぜひご覧ください。
 
▼ note 
自力でできる・インド人との国際結婚手続き


 
 
※ブログの無断転載や一部抜粋しての記事作成などはご遠慮ください。
 
 
ダイヤオレンジ前提
ここに記載することは、あくまでも自分たちの経験に基づいてまとめています。インドの州によって証明書など書類の形式も変わりますし、日本のどこの自治体に提出するかによって内容も違います。そして情報は更新されていきますので、これから変更点が出てくるかもしれません。全部が同じとは限りませんのでご注意くださいねキラキラ
 
ダイヤグリーンインド人と日本人が国際結婚するのは大変?
私も調べるまでは、インド人と日本人の婚姻手続きがこんなにも複雑で大変なものだとは知りませんでした。日本人同士の婚姻届提出よりも、はるかに多くの時間とお金を費やしています。
なぜ大変なのか?を簡単に説明すると、インドは 婚姻要件具備証明書 を発行していない国です。例えばアメリカ人と結婚する方は、アメリカ本国から婚姻要件具備証明書を発行してもらい、日本の区役所に提出すると婚姻が成立します。しかしインドではこの婚姻要件具備証明書は存在しません。そのため、それに代わる必要書類を準備しなければなりません。
 
(参考) 東京法務局のQ&Aページより
 
丸レッドインド人との婚姻手続きの流れ
まずは大きく2通りに分かれます。
A. インドで先に婚姻手続きをする、その後に日本で婚姻手続きをする
B. 日本で先に婚姻手続きをする、その後にインドで婚姻手続きをする
 
私たちはBを選びました。
⚫︎インド人夫は東京で働いている(ワーキングビザを取得)
⚫︎夫婦で東京在住
上記の状況だとAを選択するのは難しいです。なぜかと言うと、Aの場合にはインドに最低1ヶ月は滞在しなければなりません。(インド国籍の人が外国籍の人と結婚する場合には、その外国籍の者が最低1ヶ月はインドに滞在しなければならないと定められている) 
インドに行って1ヶ月後から手続きがスタートできるので、どんなに早くても約3ヶ月ほどはインド滞在が必要になります。しかし、日本に住んでいるカップルで3ヶ月インドに行くのはなかなか難しいかと思います。
 
というわけで、
B. 日本で先に婚姻手続きをする、その後にインドで婚姻手続きをする
場合の概要と流れをご説明します。また、各段階の詳細は別途ブログにまとめます。
たまにAの方法を教えてくださいと問い合わせがありますが、私たちはBの方法で手続きをしたため詳細は不明です。
しかし、例えば自分は日本在住でパートナーはインド在住で結婚手続きを調べているという人たちもいます。そのケースではAの方法をとる場合もあると思います。私たちのケースとは異なりますが、もし必要であればAの手続き方法を経験している知り合いの行政書士の方を紹介できますので、下記のメールアドレス宛にご連絡ください。
▶︎ ankitandhazuki@gmail.com
 
 
日本の婚姻手続き
1. 情報収集
自分たちが住んでいる区役所(市役所)へ行く
婚姻に必要な書類を確認する
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2. 書類の入手
区役所で確認した書類の中で、インドから取り寄せる必要があるものは取り寄せる
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3. 翻訳作業
英語またはインドの言語(ヒンディー語など)の書類は全て日本語訳する
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4. 書類一式を区役所へ提出
区役所の職員が書類一式を確認後、書類は法務局へ郵送される
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5. 法務局照会
区役所から書類を受け取り、法務局が審査する
受理するかどうか最終的に判断を下すのは法務局
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6. 法務局面接
※法務局での面接はある人とない人がいるので、別途説明します
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7. 氏変更届の提出
※夫婦同性にする場合は氏変更届の提出が必要、夫婦別姓の場合は何も提出しなくてOK
(国際結婚の場合は夫婦同姓・別姓が選択可能)
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8. 法務局審査クリア
区役所から連絡がくるが、法務局審査をクリアしても即日で戸籍謄本は発行されない
戸籍謄本の発行までは1〜2週間ほどかかる
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9. 区役所手続き完了
氏変更届・婚姻受理証明書・戸籍謄本が発行される
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10. パスポートや免許証の変更手続き
パスポートは次のインドの婚姻手続きでも必要になるので、名字を変更した人は先にパスポートを更新しておく
 
 
 
インドの婚姻手続き
※2019年9月5日追記しました
1. 情報収集
インド大使館(領事館)にて婚姻に必要な書類を確認する
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2. 書類の入手
日本の区役所から戸籍抄本と婚姻受理証明書を取り寄せる、またインド大使館のウェブサイトからは婚姻に必要な書類をダウンロードする
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3. 翻訳作業
戸籍抄本と受理証明書を日本語から英語へ翻訳する
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4. 外務省での認証
インド大使館に提出する前に、戸籍抄本と受理証明書は外務省での認証が必要
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5. インド人のパスポート更新
インド人のパスポート更新が必要、配偶者の名前が新パスポートに追記される
※インド大使館のウェブサイトには記載がないが、必ず必要とのこと
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6. 書類一式をインド大使館へ提出
用意した書類一式(外務省にて認証された書類を含む)をインド大使館へ提出する
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7. 夫婦二人の写真・書類掲示
インド大使館に1ヶ月間、夫婦二人の顔写真が貼り出されるらしい(この間1ヶ月誰も結婚に異議を唱えることがなければ正式に受理される)→私たちは実際には貼り出されていなかったようで…真偽は不明
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8. 証人とともにインド大使館にて結婚登録する
インド大使館へ証人3人とともに行き、結婚登録をして、婚姻手続きは完了
 
 

真顔真顔真顔真顔真顔真顔真顔真顔真顔真顔真顔真顔
 
 
ね、長すぎでしょ?
これ読んでもめげずに挑戦しましょうね!
次からは各段階の詳細をまとめていきたいと思います。
 
▼つづきは次のブログへまとめています
 
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