地盤の隆起とフォッサマグナとの関係 | misaのブログ

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フォッサマグナ上の地盤が5センチも隆起している!

東日本大震災をきっかけに、東北地方を中心に地盤の変動が続いており、地盤が隆起している場所がある事が3月11日、国土地理院より発表されました。

地盤の隆起が見つかったのは、震源から約400キロの付近の、関東西部と甲信越、青森県北部と北海道南部です。

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ちょうど震源地から円を描くように隆起しています。

国土地理院は、隆起が見つかった付近では、地震の直後地盤が東へ引き延ばされたあと、ゆっくりと隆起していて、この2年間で最大5センチに上っていると解析しています。

隆起のメカニズムについては、地下深くにある比較的柔らかい岩石が巨大地震で引き延ばされて密度が下がったため、それを補うように岩石が下から入り込んで隆起するのだそうです。

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国土地理院では、これほど広範囲にわたる隆起は過去に観測された例のない規模だとして、さらに隆起が続くと、地表にある活断層がずれて地震が起きやすくなると警戒しています。

北日本が乗った陸側のプレートには海側のプレートが沈み込んでいて、東日本大震災はその境目が大きく東向きにずれました。

地震の直後、宮城県の牡鹿半島が東へ5メートル30センチ、東京・港区が東へ27センチ移動したようです。

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東北地方の太平洋側を中心に地盤の移動は今も続いており、この2年間で、宮城県の牡鹿半島はさらに74センチも東へ移動しています。

これは地震の後、陸側のプレートが海側のプレートの上に乗り上がるような、東向きの移動が続いているために起こっていると考えられます。

ところが、関東西部や甲信越、青森県北部、それに北海道南部といった地域では、地震の直後に地盤が東へ移動するにつれてゆっくりと隆起している事が分かったのです。

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隆起が確認された地域付近では、2月25日に栃木県日光市で震度5強の揺れを観測する地震があり、また、東日本大震災直後には長野県栄村や静岡県富士宮市で震度6強の揺れを観測する地震が起きていました。

地盤の隆起の影響は、数年から10年以上続くと考えられるので、引き続き内陸地震にも注意が必要だと言う事です。

「三浦半島断層群」「立川断層帯」「牛伏寺断層」も、隆起した範囲に入っている事も注意すべき点です。

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(画像はNHKさんより)

さて、この赤い範囲をご覧になって、何かお気づきになりませんか?

そう、ちょうどフォッサマグナと同じ場所ではありませんか。

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フォッサマグナは、ラテン語で、「大きな溝」という意味で、その部分だけ東西の地層とは全く違う地質なのです。

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過去にそこの部分だけ海に落ち込み、新潟焼山・妙高山・黒姫山・飯綱山・八ヶ岳・富士山・箱根・天城山などの火山噴火でマグマが上昇するにつれて盛り上がっていったのだと思われます。

今回、さらにそのフォッサマグナあたりが5センチも隆起しているのはどういう事なのでしょうか。

2月10日に箱根では局地的に震度5の地震があったり、今も1700回にものぼる群発地震が起こっています。

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さらに、河口湖では6mも水位が下がり、八木崎公園から見える鵜の島の六角堂が、現在は完全に陸続きになっているようです。

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前回、河口湖の鵜の島六角堂が渇水によって陸続きになったのは、2007年6月中旬頃でした。

その後2007年7月16日に新潟中越沖地震 M6.8 震度6強が、2007年10月1日に箱根湯本 M4.9 震度5強が起きています。

関東大震災前にも6mほど減水して濁るなどの前兆もあったそうです。

新潟・箱根・富士山と、どれもやはりフォッサマグナと関係しています。

地盤が隆起している地域はマグマの上昇など、何らかの現象が起きているのかも知れませんので、引き続き様子をみていきたいと思います。

やはり、原発はなくさないと。。。

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