「ストックホルム症候群」(Stockholm syndrome)とは誘拐事件などの人質が犯人との間に心理的な絆を築くようになることを言います。


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    人質が閉鎖された空間で長時間に渡り、非日常的体験を共有したことによって犯人に共感すると感じるようになる。

    これは心理現象の命名原因になったノルマルム広場強盗事件を始め、オーストリア少女監禁事件や三菱銀行人質事件など、世界各地で同じ事例が起きています。

    さて、ストックホルム症候群は犯人の人質になるという日常ではなかなか体験することのない、特異な事例ですが、実は身近なところで起きる心理現象でもあります。

    それが「ブラック企業に従事している会社員」です。犯人と人質の閉鎖された環境は、ブラック企業の社長と従業員の会社内に相当しています。
その状態が異常であると気づいていればいいのですが、奇妙な忠誠心を抱いていたら危ないです。

    犯人(ブラック企業の社長)は悪です。
たまに優しさを見せようが、それ以外の行為が許される訳ではありません。我々は自分の選択により、ブラック企業を滅ぼすことが出来ます。

     我々の子孫の為にも、より善いものを未来へと残して生きたいですね。