暑いです😵💦☀️
夏から秋にかけてのいくつもの舞台。
大学や、専門学校の発表や試験ウィーク。
クレイン教室の特別レッスン…
出張レッスン…
ちょっと間が空きました。
皆さんお元気でしょうか?
暑い季節ですが,
この春から、雪のシーン❄️の作品に取り組ませていただいています。
亡き井上博文先生が残した,
日本のバレエを考え,バレエと日本舞踊との融合を考えた 1972年初演の金字塔的な作品
『ゆきひめ』
です。
神奈川県大和の優れた教室,
佐々木三夏バレエアカデミー
主宰者の佐々木三夏先生のお声掛けで
大和シティバレエ公演〔8月10日本番〕で上演します。
ソリストは新国立劇場の山田歌子さんや、成田遥さん。
アンサンブルも佐々木先生の元、
コンクール経験なども沢山積んでそれぞれに励んでいる選抜メンバーの皆さんたちです。
井上バレエ団の先生方、
佐々木三夏先生と
沢山のご相談をさせて頂きながら、
主役のお二人に合わせて、
衣裳も含めて、
今回のための新しい “ゆきひめ” になって来ています。
曲はワーグナー『トリスタンとイゾルテ』序曲他を使用。
やはり素晴らしい作品です
この作品は,
当時,「白鳥の湖」や「ジゼル」等の “バレエ ブラン” =白いバレエの世界を、日本的に表現していくとしたら…
やはり “雪” ということで,
小泉八雲作『怪談』の中の「雪女」を元に,日本舞踊の杉昌郎先生が台本を書かれ、
主役の“ゆきひめ”と“ゆきの精”を坂東流はじめの日本舞踊の方々が、
その大自然に踏み込む人間=“若者“のみを
バレエの井上先生が踊り、初演されました。
1983年の「NHKバレエの夕べ」の最終回の折には関直人 先生の再振り付けで、バレエだけの作品にしました。
その時の主演は
“ゆきひめ”を岡本佳津子先生
“若者”を井上博文先生
私が初めてこの作品にアンサンブルとして出演させて頂いたのが1984年のバレエ団公演でした。
憧れの作品、凄く嬉しく思ったことを、
今でも思い出します。
その後、井上博文先生の追悼公演ではベジャールバレエで活躍したクーン・オンジアさんが若者を。御他界された吾妻勝子と日舞の皆さんで踊られ、
その流れで、ジャパンウィーク・ザルツブルクの祝祭劇場での上演の折には、クーンさんと尾上紫さんの主演の後ろで私はソリストをしていました。
その後、3年前の井上バレエ団アネックス公演まで再演されることはありませんでしたが,その折にはミストレスを。
そして、今回の上演になります。
私が学生の頃には、
井上バレエ団の朝のクラスには時折日本舞踊のクラスが設けられていました。
私が受けたのは、
吾妻勝子先生の厳格なお稽古でした。
また、井上先生の時代には
現在の家元・吾妻徳弥先生もバレエのクラスを受けられたり…
リハーサルには杉昌郎先生もいらっしゃり、厳しいご指摘等頂いてのことでした。
この度は、
先生方のご多忙、ご高齢、
また御他界に、
何とか伝統を受け渡す役目をさせて頂いています。
金曜日には大和の素敵なホール。
Siriusホールでのスタッフ下見でした。
詰めはここからですが
慣れない日本舞踊の掛けを使いながらも、
皆さんとても励んで下さっています。
作品が大切にされて、
また、素敵な新しい息をはじめています。
素敵な主役を迎えて
井上先生が既に喜んで…いえ嫉妬して😅
いらっしゃるような気がしています。
詳しくは
まだ少しだけチケットがあるようです。
他も豪華なゲスト
素晴らしい作品ばかり
必見の舞台です。
ご覧になりたい方、
どうぞ劇場にお問い合わせ下さい!
鶴見未穂子
幼児さん~シルバーの方々まで、
新しい仲間を募集しています
詳しいレッスン時間などは
クレインのホームページまで。
体験、見学随時可です。
レッスン日、レッスンについて
ballet-crane.com/about_lesson.html
夏休みは特別曜日・時間割になります!
メールお申し込み、お問い合わせは
http://ballet-crane.com/enquiry.html
お気軽にお問い合わせください!
お待ちしています。