ここ二日間ほどで、私がネットでいろいろ探ってみた結果を公開します。 しょうもなくてすみませんが、

独自調査による、一応の結論としては、「架空の事件である」です。

私と同じ好奇心を持った皆さまへ、以下、ご査収ください。

 

私が表題の事件を目にしたのは、

viperスレ「一つだけ未解決事件の真相知れるとしたら何選ぶ?」より引用した、

Vipper速報の記事でした…

 

スレの63に

島根市保育児童連続穴埋め事件
島根の富豪の一族が絡んでいるらしくて、ネットに一切出てこない
」というコメントがあり、

 

それに反応する形で、

74「>>63これやばいよな
当時テレビで一瞬流れただけで終わった
まじでネットで見つからない
」という反応があった。

 

また、コメント欄には「テレビで見た記憶がある」という反応も。

 

私自信、ホントかよ?と思い、試しにそのままgoogleで検索すると、確かにノーヒットである。

何パターンか、ワードを変えてみても、やはり、島根に関するそれらしき事件はヒットしない。

そのかわりに、「神戸児童連続殺傷事件」という事件はヒットしたが、これは俗にいう「酒鬼薔薇事件」であり、

本スレ63の事件とは全く無関係であると思われた。

 

たしかにGoogleの検索結果に表示されないないように、フィルタリングされている可能性は十分にあり得る(※)ので

マイクロソフトのエンジンBingで調べてみたが、Googleと同様にめぼしい過去の記録はヒットしなかった。

(※全ての検索エンジンに対して同様のことが言える。 bingにおいても同じ措置とが採られていることも、考慮すべきである)

しかしながら、何もヒットしないというのは、少々異常である。

もし本当に事件があったのであれば、新聞記事や、ネット黎明期の過去ログ、個人HPなどの記録が、

わずかにでもヒットするはずである。

そのような記事を片っ端から消すなどという荒業が、いかに財閥の力をもってしても、本当に可能なのかは、疑問である。

 

 

その代わりに、

やはり私と同じ疑問を持つ人がいたようで、

4日に興されたスレ「島根 保育児童連続穴埋め事件って知ってるか? 」が見つかった。

上記「~知ってるか?」というスレを読んでも、新たな、めぼしい情報無かったが、

私の情報入手源元であった「Vipper速報」とは別のまとめ系サイト「哲学ニュース

というところでもまとめられているようだった。その記事がこちら

こちらのコメント欄では160件以上の議論が盛んであるが、特に目を引いたのは、

コメント欄74

島根県に島根市なんて市はないし、県民としては聞いたこともない事件なんだけどあれ何?別の県に島根市ってところがあるの?謎。

コメント欄120

島根に富豪は居るだろ出雲大社を預かる一族が富岡八幡宮の一族だって資産ウン百億なんだから推して知るべし

上記の2つである。

 

74に関して、私も無知で申し分なかったが、「島根市」は過去にも、現在も存在していない。「島根町」はあるが。

なお、ツイッターで「島根市」と検索してみると、島根のことをよく知らない人が勘違いして「島根市」というものがある思い込んでいる、

という旨のツイートが多く目に留まった。

 

120に関して、島根県の出雲大社を管理しているのは、宗教法人「出雲大社教」のようで、

出雲大社教に関しては、「出雲大社教はカルト!」というスレッドも有るにはあったが、

(私は宗教のことは皆目わからないので、議論の内容はほとんど理解できなかったが)

中身を斜め読みした限りでは、あまり悪いことを言っている人はおらず・・・児童連続~事件を示唆するような/あるいは関連しそうな

書き込みも見当たらなかった。

本当にカルトや、悪質な宗教なのであれば、自然発生的に噂は広がるはずである(と私は信じている)

少なくとも、出雲大社教等が富豪であったとして、関係なさそう…と思わざるを得ない。

 

ここでまたVipper速報の記事に戻るが

そもそも穴埋めという単語はおかしい。 ”穴埋め”とは何かを補うことの意味であり、”生き埋め”では?」という指摘もある。

言われてみれば、その通りだ…

 

なお、

2ちゃんねるには、過去にも同様のスレッドがあったことを見つけることができたが、

2015/06/27の「未解決事件で一つだけ真相が知れるとしたら?」

2017/10/11の「未解決事件の真相を一つだけ知れるとしたら何がいい? 」

どちらのスレッドにおいても、「児童連続穴埋め(生き埋め)」という事件に関するコメントはなかった

昔から気になっている人が居たのであれば、いずれかのスレッドにおいて、一度ぐらいは言及されていてもおかしくはない

島根における過去の事件では「島根女子大生バラバラ殺人事件」というものがあったが、児童でもなければ、連続でも、生き埋めでもない。

 

ポイントをまとめると、

1.「島根 児童連続 生き埋め/穴埋め 事件」という事件がネット上では見つけられないのは事実である。

 しかし、これが何らかの圧力によって抹消されたのか、そもそも無い=架空の事件なのかは、証明不可能(悪魔の証明)

 

2.「島根市」という場所は無い。備考として、島根のことをよく知らない人が「島根市」があると勘違いしていることが、ままある。

 実在する「島根町」においても、類似する事件が過去あったという記録は無い。

 

3.「穴埋め」という単語はそもそも何かを補うことの意味であり、使用法が不適切。

 ただし、記載した者の単純な記憶ミス、あるいは単語使用間違いである可能性も、ある。

 ( 「児童 連続 生き埋め」あるいは「児童 連続 死体遺棄」という事件も、検索では見つからなかった。)

 

以上の結果から、

推測の域は出ないものの、「島根市保育児童連続穴埋め事件」なるものは、架空の事件であるというのが私の結論です。

しかしながら、「島根市保育児童連続穴埋め事件」なんていうワードが、そう簡単に思いつくものか?という疑問もあります。

非常にリアリズムを感じる事件名で、これが一番ひっかかるのです。

もし、創作であるならば、この事件名を考え付いたセンスに脱帽ですし、本スレへの反応についても、興味を引くような

巧妙な釣りであると言えるでしょう。

 

もし、この事件が本当にあったのならば、そしてそれが隠蔽されているのであれば、とても恐ろしいことです。 了