こんばんは。
イケメンです。
もう少しで花見シーズンですね。
飲食店では年末とならび、歓送迎会など、ピークを迎えます。
俗にいう、かきいれ時です。
しかし、飲食店など(特に居酒屋)では、残念ながらイタズラ電話と見られる予約放棄などもボチボチありますね。
ご予約された時間になってもお客様が来ない。
で、ご予約時に教わった電話へ連絡を取ってみると、つかわれていなかったり知らない人の番号だったりします。
学生のコンパなどでは、幹事が同一日時の予約で、居酒屋三店舗ほどに予約を入れることが多いです。
一番条件の良いところをキープし、残りの二ヶ所の予約をキャンセルする、というパターンですね。
ところが、行かない残り二店にキャンセルの電話をせず放置、なんて常識はずれもいました。
これをやられて、当日気づいても、店側はなんともしようがないんです。
相手に連絡が取れないので、キャンセル料ももらえません。泣き寝入りですよね。
食材も無駄、多めに入れておいたバイトの人件費も無駄ですし、なにより嫌な空気がスタッフ間や、店内に流れます。
情熱弁当は飲食店ではありませんが、基本的に商品と現金の引換ですから、余計に神経質になります。
イタズラでピザを50枚、いきなり配達された、とかって話、聞きますよね~。
お客様に向かって疑いの目をかけるなんて、とおっしゃるかもしれませんが、自衛策です。
泣くのは、いつも店側。
お客様を幸せに、楽しい時間を提供しようと頑張ってるのに、実際にある話ですからね。
ボクが居酒屋店長時にやっていた、具体的な防止方法としては、
①ナンバーディスプレイ搭載の電話機にする。(非通知、公衆電話からは着信させない。)
②ご予約時は、
幹事さんの携帯はもちろん、
職場または学校、または自宅の固定電話(市外局番から始まるもの)の番号を、合計二ヶ所分聞く。
(連絡先を複数聞くことで、連絡が取れないリスクを減らす。イタズラ目的の場合、二ヶ所目の固定電話番号を言うのを嫌がります。)
③ ②において、ディスプレイに表示される発信番号が、②で聞いた携帯、固定電話の番号いずれともが違ったら、メモしておく(三つ目の控えの電話番号ですね。)
③ご予約の前日または二日前に、確認の電話を店側から入れる。(日時・料理内容などの最終確認)
④予約中の会話時、いたずら電話っぽく怪しいなと想ったら、電話番号を上記のように二ヶ所聞いた後で、嘘をついて一旦電話を切る。(ちょうど新規のお客様が重なって来店したので後ほど、とか、まとまって会計に入るので、など。)その後、お詫びしてかけ直す。嘘の電話番号なら、この段階でわかりますよね。
まぁ、ちょっと強めの技もあります。全部できたらいいですが、③が一番確実ですね。
週末のピークタイムに掛かってきた予約電話ほど、トラブルが多かった気がします。
今時は人員も最低数で回しているところも多いですし、繁忙日は、店内のスタッフもバタバタしていますので、隙を突かれます。
週末の大人数様の席で、いきなり穴が開いたら売上のダメージがデカイっす。
お断りしているお客様にも申し訳ないですからね。
お店でのトラブルは、ちょっとした工夫で防げますよ。
春もガッツり、頑張りましょう!