FUJIYAMAめだかです
メダカの餌としても有名な
ブラインシュリンプですが
栄養価が高く食いつきが良いので
使っている人も多いと思います
塩水を用意して卵を入れて待つ…
ただ、それだけなんですが
塩水を作るのも、24時間も待つのも
ど～も面倒くさくて
なかなかやる気になれず…
以前、海水魚を飼育していた時は
毎日頑張って沸かせていましたが
その時の苦痛なイメージもあり
卵はあるのにずっと敬遠してました
ただ最近、メダカの里さんで
余ったブラインシュリンプを
譲っていただくことが多々あり
それを与えると、やはり食いつきは抜群
今は少しでも早く
大きくしたいメダカもいるので…
苦行を開始しました
(年末年始の話でしたが、かなり大きくなったので今は粉餌に戻しました(笑))
…ということで、やり方をご紹介します
10年以上前にやっていた方法なので
今はもっと良い方法が
あるかもしれません(笑)
先ずご用意するのは
・ブラインシュリンプエッグ
・2リットルのペットボトル
・エアーポンプ
・エアーストーン
・エアーホース
・選択ばさみ
・カッターナイフ
・水1リットル
・塩30グラム(粗塩)
・割り箸(棒なら何でも)
・加温水槽
・スポイト
・濾し網(珈琲フィルターでも可)
先ずは2リットルのペットボトルを
カッターナイフで半分にし
そこに水1リットルを投入します
水の量は一度目は計って入れて二回目以降は目印の線まで入れます
コレで1リットルです
で、そこに粗塩30グラムを投入します
そしたら混ぜ混ぜして…
ブラインシュリンプエッグを入れます
量は与えるメダカに合わせて変えれば良いのですが、自分はこのくらい使ってます
ブラインは数日間生かしておくことも可能ですが、オレンジ色の栄養分(お腹の養分)がなくなる前に与えないと栄養価が落ちてしまいます
なので、面倒でも
都度都度沸かす必要があります
で、話は戻りまして
ペットボトルに卵も投入します
そしたら加温中(28℃)の水槽に沈めます
で、容器を洗濯ばさみで挟んで固定し
そこにエアーストーンを投入します
最近は皿式の孵化方法もあるそうですが
せっかく温めている水槽があるので
そこへ投入しています
水温は28℃です
で、蓋をして
そのまま24～6時間待ちます
そうすると卵から
ブラインシュリンプが孵化しています
殻とブラインを分ける為にエアーを抜いて
少し待ちます
するとこんな感じに
上に卵の殻、真ん中孵化したブライン、下(キャップ部)殻＆卵って感じに分かれてくれます
で、真ん中の孵化したブラインシュリンプだけをスポイトで吸ってあげます
因みに、ブラインはミジンコ同様に光に集まる習性があるので、横から懐中電灯で照らすと効果的に吸えます
それを濾し網(珈琲フィルターでも可)で
濾します
コレをこのまま与えても良いですし
一旦水を入れた容器に移してからスポイトで与えても良いです
自分は量をコントロールするために後者で与えています
…と、こんな感じでブラインを与えますが、嗜好性は抜群で狂ったように競って食べてくれ、腹もあっという間にメタボになります
ただ…
ブラインは１日置きに与えていましたが
ブラインを与えた後は粉餌の食いが悪く
なかなか厄介だな…
と個人的には感じてます
今までも販売用のメダカには嫁ぎ先で粉餌を食べないと困るのでミジンコを与えないようにしていましたが、コレはそれ以上に贅沢な子に育ちそうな予感がします(笑)
ブラインシュリンプ自体の大きさも小さいので、稚魚～若魚初期まで与えたら、後は粉餌に切り替えるようにしました
今までもブライン無しで育てているので
別に無くても良いものですが
やはり喜んで食べる姿は嬉しいもんです
後、卵は冷蔵庫で保管しますが
娘にバレると
物凄くうるさいので
冷蔵庫の奥に入れ…
完全に隠します
ここまでやって完璧です
以上
ブラインシュリンプ
でした
