鉄拳7 ギガース kneeさんに学ぶ鉄拳 | へなちょこ法律家のへなちょこブログ

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さて。
今後世界一のノビさんを追うと言ったそばからのkneeさん推しである。

いやね、別に2位でも良いじゃない。2位じゃだめなんですか?kneeだけに。

…。

いや、その、taktakさんという方がね動画挙げてくださっててね。
たまにメールで届くんですよ。韓国の方から。前にメールくださったかたですね。
なんかお陰でkneeさんの動画滅茶苦茶みてるんです。
やっぱりこのkneeさん上手くてね。
やっぱり凄いわって。

という訳でkneeギガース。

Kneeさんのギガースを見ていて気づいたことがあります。

「これ鉄拳4の熊が器用になったキャラか」

です。

続き後日

さて、鉄拳4の熊の話を簡単にしてみますね。
「ジャブがやたら長くてでもそれしかなくて、ついでに真サーモンがあるキャラ」
です。
大体これで鉄拳4の熊は9割方説明できたと思うのでここまでにしますが要するにジャブが長くてずっとジャブ打つキャラでした。
ずっと。

で、今回のギガース。
・ジャブ長い
・左アパ長い

鉄拳4熊に左アパがつきましたね。
この左アパはフレームとしては多分マイナス。
展開見た感じマイナス6ぐらいなのかな。
ただしこれガード後はやたらとややこしい構造になっていてここを理解しないとならなさそう。
まずガード後の距離は複数種類あるけれどどれもギガース側悪くない。

続き後日


【左アパガード後にバクステした距離がギガースの距離】
さて、kneeさんの左アパガードされからの行動を整理する。
・バクステしゃがみ
・その場しゃがみ
・バクステ
・投げ
・生ロー
・左アパ
・ジャブ

各種解説
○バクステしゃがみ
普通に基本行動。
これで出来上がった距離を利用してしゃがみ択や相手のぬるい行動にスカ。
このバクステしゃがみ完成した距離は致命的なまでにギガースの距離なので相手としてはなんとかしたい。
ここ相手がぽったちや横移動の場合kneeさんは「それを見てから」ターン維持する。
Kneeさんはギガースのここを強みと多分思っていてつまりこの距離の微不利までならギガースのターンにすることが可能と思っている。
ちなみにしゃがみからの基本行動は立ち途中RP。
この技は異常に性能がよくギガースの生命線になっている。
具体的にはリーチ長とスカ硬直が短くバクステしゃがみが完全にギガースの距離になる要因となっている。
そしてこの技使用時はギガース自身のくらい判定も小さくなる。

○その場しゃがみ
比較的攻撃的な行動。
ギガースでこの距離は多分あまりよくない。
何故この距離を作るのかは多分読みきれたから。
相手がカズヤでここの中段返しが薄いというのもある。
バクステしゃがみよりも多少攻撃的な行動。
主にたち途中ガードの状態を作りたいのだと思う。
相手の様子見に対して主導権を取れる。

○バクステ
スカ2RPを打ちたい行動。
何度か実っていてバクステしゃがみよりもリターンが大きい。
バクステガードからまた3LPなんてのも期待できる。
ただし相手の様子見と被った場合五分。

○投げ
相手が上に挙げた3行動を嫌って前ダッシュガードした場合のトリック。
ギガースは手が長い為おき投げは相手前ダッシュにあっさり刺さる。
鉄拳4熊チアフルやキング置き投げなんかと同じ仕組みだけれどギガースはよりアグレッシブに置けている。
何故なら上の3行動があるから。
ギガースの置き投げは拡張性が高いようで相手が3LPの外にいても機能させれていた。
相手を見る能力がずば抜けたkneeさんだからこそかも知れないけれどギガースならではでもある。
ちなみにファランのデーモンも同じように置ける。

投げのコマンド上の仕組みとしてはコマンド分割が可能。
体感30F以上受け付けている(実際多分もっと長い)ので
63214まで先入れしておいて6wpで雰囲気みて投げ等できる。
勿論ステデーモンの項で書いたように
・632148n6wp(コマンド分割利用して横移動からワンコマで投げ)
・6321466n6wp(コマンド分割利用して前ダッシュからワンコマ)
・63214~相手の技ガード~6wp(コマンド分割利用して相手の技ガードからワンコマ)
等いくらでも発展可能。
このコマンド仕様のため非常に性能が高い。
ステデーモンと同じ仕組み。


○生ロー
単に生ロー。
基本。

○左アパ
実はkneeさんは
「ヒット確認していない」
気がする。
つまりヒットとガードを大差ないように考えているような気がする。
いや、確認しているんだけどうーむ。
なんていうのかなあ。
多分ヒット時にバクステしゃがみは一度もしていない、のだけれど他は概ねガード時と一緒だった。
むしろヒットの方が「よくない」と思っているような雰囲気を感じた。
距離かなー。
ちなみに僕はヒット時スラッシュいってしまう。これは多分距離の面でよくない。手癖に近い。

○ジャブ
割り切って振っている。


続き後日

さてここまでを前提としてkneeギガースを見る。
ここまで書いた内容は実際僕もギガース使用時やっていた部分。
というよりもギガース使いならやっているだろう部分でもある。
さて部分的に見てみる。


【左アパガード→バクステ。この距離を全ての場面の基礎距離にしている】
以前kneeさんのデビルを解説した際に
「生ローの距離を大事にしてる」
と書いた話と同じ内容。
鉄拳ってどんなゲームだと思います?
いや、人によると思うんです。
例えば確定しっかりとか。
例えばスカしっかりとか。

でもね、kneeさんは間違いなくその辺は大事にしてません。
ちょっと語弊あるんですけどね。
Kneeさんは多分鉄拳は距離と思ってます。
で、距離しっかりすれば確定やスカなんてものは勝手に入れれると思ってます。
いや、話したことないので知らないですけどね。
でももし聞いたら
「あー、距離のが大事」
って言う、んじゃないかな。

結局確定もスカも入れるんだから一見同じこと言ってるように見えるんですが結構違うんですよ。

Kneeさんの場合
・距離大事にして自キャラと相手キャラからできる距離を綿密に練る
・その結果スカや確定が生まれてくるのでそこの確定「だけ」気にする。

あまり強くないプレイヤーの場合
・全ての確定やスカに気をとられすぎて距離がおざなりになる
・その為無駄に距離を握られる

となってる訳ですね。
鉄拳は距離だってのは気づいている人と気づいていない人で強さがガラリと変わります。

例えばkneeさん。今まで書いたままで距離鉄拳の申し子です。
例えばノビさん。多分距離を複数持っていてその各々の距離で立ち回りを変えています。この距離はかなり多数に及んでいて対戦相手からはほとんど見分けがつかない形。肘?の距離が大きな分岐点になってそう。ただかなり難解でイマイチわからない。
例えばファラン一位さん。Lプラ距離では彼が世界一だと思います。

と、強い人は恐ろしいほど距離大事にしてます。

続き後日

で、ギガースにとってこの距離が適切になる理由は立ち途中RP。


【立ち途中RP】
さて、これ。
さわった体感でしかないけれどスカ硬直が短い。
多分ローリングライトぐらい短いと思う。
さて、ローリングライトぐらい短いとした場合スカはとれない。
何故かというとローリングライトと比べ物にならないぐらい発生がはやいから。
ローリングライトですら慣れてないとスカはとれないのだからこの技は完全に読みきれてないと取れないと思う。
リーチも相まって割りと異常な性能になっている。


○立ち途中RPヒット時
普通にフレーム使って攻めればよい。
いくつプラスなのかは知らない。

○立ち途中RPガード時
バクステしゃがみで同じ距離作ってもよい。
相手次第だけれど甘ければ攻めてもよい。

○立ち途中RPスカ
届かない場合。
相手がスカとりにくるならしっかりガードしたい。取られたら褒める。
相手がスカ諦めるようならしっかりそのあとを見る。
例えば前ダッシュからのガードで展開五分つくるタイプなら置き投げが刺さる。
この置き投げはkneeさんのダメージソースになっているのでしっかりぱくりたい。
間違いなく立ち途中RPスカは置き投げ本命ポイントにしていた。


続き後日


【試合の流れから複数距離の使い分け】
さて、左アパガードからバクステ距離を~てのを解説しました。
でも実はkneeさんこの辺は奥の手にしてたと思います。
というより相手のカズヤさんがこの距離に手詰まりだったからかなあ。
実は試合の中で紆余曲折あって最終的に立ち途中RPの距離を採用した形。
さて、距離の変化を順を追って観てみます。

○序盤
序盤といってはあれですが何度も試合したなかでの最初の方。
Kneeさんは比較的ギガースのストロングスタイルというか普通のギガースの距離で最初やりました。
具体的には
・6RP置き
・LP置き
・バクステからスラッシュや3LPやLP
など。
比較的普通のスタイル。
相手方のカズヤさんはこのスタイルのギガースには慣れていて主にグルグルキックで上段置きにリターンをとりにいく。
このグルグルキックは-10なのでシャガパン確定ですがシャガパン後カズヤ悪くない。
このグルグルキックがカズヤの距離メインで進む起点になっていてギガースとしては下がる形になる。
だから奈落が刺さる。
つまり序盤はカズヤの独壇場なんですね。

続き後日