ユダヤと伊勢神宮 ★ガセ情報にご注意★ | ★総本宮★ HEX大社

ユダヤと伊勢神宮 ★ガセ情報にご注意★

日ユ同祖論、日本とユダヤの祖先が同じと言う説である

江戸時代末期に日本に来た西洋人が、最初に居始めた事で、日本の文化のなかにユダヤの文化が多数見られることから祖先が同じなのではないか?と言い始めたのが始まり
大正時代に日本で盛んに言われともいう

だが証拠としてよく取り上げられる事案に疑問なものが幾つかある
それを取り上げてみたい


1.伊勢新宮灯篭に刻まれたダビデの星

 


ユダヤのシンボル六芒星伊勢神宮灯篭に彫られている。というのは有名です。
天皇家の十六弁菊花紋とダビデの星(ユダヤ王の紋章)が刻まれていて日ユ同祖の証拠としてよく取り上げられる灯篭です


HEXのブログ-伊勢神宮の灯篭 HEXのブログ-ヘキサグラムの線刻

実は、この灯篭、伊勢神宮とは別の団体が昭和30年に寄進として建て始めたもので伊勢神宮の管理物ではありません
しかもその団体は、建立寄進後、解散してます


 ★実は昭和30年、信奉団体の建立であり、所有者不明

 

  伊勢市議会において撤去決定

 

  既に撤去されて、ドコにもありません

 


 


 

建立後約50年を経て老朽化が目立ち、問題になり始めました。
伊勢市議会では、東海地震対策として対震性がないことから、危険と判断され撤去を決め、2007年から新しい灯篭に交換作業をはじめました。
順次古いものは撤去され、交換されます

.


------------伊勢市会議議事報道--------------------------------------------------------



平成19年度 伊勢市第1回経営戦略会議 会議結果の概要

○開催日時
 平成19年4月23日(月)午後3時~午後5時
○開催場所
 本庁東庁舎4-2会議室
○出席者
 市長、副市長、会計管理者、総務部長、財務政策部長、生活部長、環境部長、健康福祉部長、産業部長、観光交通部長、都市整備部長、上下水道部長、二見総合支所長、小俣総合支所長、御薗総合支所長及び市立伊勢総合病院事務部長
http://www.city.ise.mie.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1179374741060&SiteID=0  

 この灯ろうは、昭和30年(1955年)に設立された「伊勢三宮奉賛献灯会」という任意団体が、当時、伊勢神宮に奉献することを目的として、御幸道路と市道に三重県知事と伊勢市長の道路占用許可を得て建てたものであり、その後には、国道23号の拡幅工事等に伴って、一部が宇治浦田街路広場に移設されている。

・昭和39年(1964年)に「伊勢三宮奉賛献灯会」が解散した後は、灯ろうの所有者が明確でない状態となり、また、灯ろう自体の経年による劣化や耐震強度の点から安全性に問題があることから、東海地震等の発生が危惧されている今日においては、灯ろう問題の解決を図ることは、喫緊の課題となっている。

・懇話会では、市民アンケートの結果も踏まえて検討した結果、今後も灯ろうのある風景は「伊勢らしい良好な風景」として残していくべきであり、その方法については、安全性の確保の観点等から現在のものを撤去し、更なる良好な景観を形成していくため、新たな灯ろうを設置することが適当であるとの結論となり、.....



 

--------------------------------------------------

 

 

 
 
 

ハッキリ明記されている。

伊勢神宮とは何の関係もない、昭和の製作物である


更に言えば、日本で最高級とされる石材は「庵治石」である。
日本で最も雨風による風化に強く、文字や線刻などが消えにくいからである
しかし、この最強の石ですら、線刻は約300年しか持たず、削り取られてしまう

室内や洞窟内ならいざ知らず、風雨に晒される屋外で、1000年も2000年も六芒星の刻印が
持つはずがないのである。
少し考えれば分かりそうなものだが.....

 

明らかに新しいものである

 


 

日本の出自、国家の成り立ちは、誰しも興味があるところだが日ユ同祖論を唱えるor信奉する方は余りに盲目的で冷静さを欠いている。

 
 

ユダヤと同祖であると言われたのは日本だけではない

 

各時代において経済繁栄していた国家であり、かっては英ユ同祖論が唱えられた

 


 


 

私は、頭から否定する立場には立たない無いが、

 


 

いい加減な情報まで証拠として上げるのは、如何なものか?と危惧する者である。

 


 


 


 


 

【追加情報】2018-2-14

 


 

~~~~~~~~~~~~~~~毎日新聞 三重版~~~~~~~~~~~~~~~~

 



石灯籠:老朽化で新調へ--伊勢 /三重

 伊勢市内に建てられている石(いし)灯籠(どうろう)を管理する社団法人「神宮環境振興会」(田中勲会長)は7日、石灯籠を新しく建て替えるため、伊勢市の外宮前公園で地鎮祭を行った。老朽化に伴う建て替えで、耐震化も図ることにしている。

 現在、同市内には伊勢神宮内宮と外宮を結ぶ道路沿いに約670基の石灯籠が設置されている。ほとんどが1955年代に建立されており、ひび割れたものや傾いたものがあって危険な状態が続いている。

 関係者ら約80人が参加した地鎮祭では、田中会長や伊勢市観光協会の牧戸福司会長らがくわ入れをして、工事の安全を祈願した。田中会長は「伊勢神宮と伊勢市の発展を祈り、立派な灯籠を建立したい」とあいさつした。

 今年4月から古い石灯籠の撤去を始め、12年度までに620基を建立する。新しい石灯籠は白御影石(しろみかげいし)で、高さ4・5メートル、幅50セ ンチと高さ3・5メートル、幅40センチの2種類。太陽光発電で蓄電し夜間は発光ダイオード(LED)が光る仕組み。地中部は鉄筋コンクリート製の基礎の 下に約3メートルのくいを埋め込み、震度7の地震にも耐えられるという。【渡辺隆文】

〔三重版〕

毎日新聞 2009年2月8日 地方版

 





追記 2018年2月15日


更に問題な事実がわかりました


六芒星(ダビデの星)が、ユダヤのシンボルとして使われるようになったのは17世紀以降


神聖ローマ帝国のウイーン政府が、各民族の旗を作るにあたり、ユダヤ人には何が良いかと、バチカンのイエズス会に相談したところ、ダビデ王の頭文字であるDを▷と見立てて、2つ重ねた六芒星を提案したことが由来です


従って17世紀以前には、ユダヤのシンボル:六芒星(ダビデの星)は存在してなかったのです


イスラエル共和国の国旗に採用する時、ユダヤ人にはあまり馴染みがないマークであったので、使用するかどうかで大論争になった

13~15世紀には、五芒星とともに、魔術であるカバラのシンボルとして使われており、直接ユダヤ人とは、関係がなかった。


シュメールからユダヤに伝わったのがカバラであり、中国の陰陽道です
陰陽道では、五芒星・六芒星がおなじみのマーク

となると、日ユ同祖論で言う



①伊勢神宮の灯籠に刻まれた、神宮のマークがユダヤのシンボル


②伊雑宮の社紋が六芒星であり、ユダヤに関わる



これらは、とんでもない嘘。

元々、ユダヤのマークでないのだから。
ユダヤのシンボル化は、17世紀以降

しかも、伊勢神宮には関係のない団体が、昭和30年に勝手に造った


③元伊勢:籠神社と真名井神社には、ユダヤのシンボルである六芒星が刻まれていた



ユダヤとは無関係の、ただの籠目紋です