K2-シロップについて  | 代替医療師Vanillaのブログ

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すべての記事内容は 常に学びを重ね、日々、また年を経るごとに更新してあります。 各テーマについての最新情報は、新しい記事を参考にされてくださいね。 
よろしくお願いいたます。


K2 シロップについてです


これ→ K2シロップについて書く前に

これ→ 昨今のホメオパシーについての話題

これ→ K2シロップについて☆報道


実際 ビタミンK 欠乏症になる可能性のある 乳児の比率は

10000人にひとりくらい (オーストラリアではですが)

日本だと 5000人にひとり といわれています


明らかに この赤ん坊には ビタミンKが足りない

と 分かっているときには ビタミンKの投与は

絶対に必要な処置だと 思います




以下の場合は 慎重に考慮されるべきかと


• 37週以前に産まれてきた赤ん坊

• 鉗子出産 吸引出産 帝王切開出産の赤ん坊 

• 出産時の母親の出血が多かった場合の赤ん坊

• 出生時に呼吸困難が認められた赤ん坊

• 出生時から肝臓の働きが 芳しくない赤ん坊

• 母親が 妊娠中になんらかの治療で投薬の履歴のある場合

  また 血栓の予防や 結核予防になにか薬を摂取していた場合

これらの条件以前に 
母親の妊婦中 そして 授乳中の栄養状態も 
大切な鍵になると思います




シンガポールで 出産するときには このビタミンKを与える

行為は ローカルの病院では あまりありません

私立の高い病院でも なかったです (2009年時点)

いや 言い方に語弊があるな  小児科医の先生には

検診のときに おそらく どうするか聞かれると思いますが

シンガポールでは それほど 厳しくありません 

(日本人医師については 2009年時点で 情報無し)


今後は変わってくるかもしれませんね


実際 私は 日本でも 乳児に出生時から 3度もビタミンKシロップを

投与することが これだけ通例になっている いや ほぼ義務に

なっているということを 知りませんでした

出産に もうあまり関わっていないことも ありますね

私が出産したころには 聞くこともありませんでした



オーストラリア や 英国でも 乳児のビタミンK欠乏症のことは

この5年くらい 特に話題になっていて 

ビタミンKを新生児に注射するか 服用させるか の選択は

母親の 頭痛のタネでもあるようです

その内容物にも かなり物議が醸し出されておりました


赤ん坊に はいるのは ビタミンKだけでなく 

Kシロップなり K注射なりの形状であると言うのは 

ほかにも 混ぜるものがあることは 想像がつきますね

ここの中身が のちのち 何かしらの影響を赤ん坊に与えると

いうことも 忘れてはなりません

これは 予防接種にも 同じことがいえます

 


さて 私の思うことです

今回 実際に助産師と母親の間に どんなやり取りがあり
その背景の ふたりの交流の模様 また 逐一どういう
会話が 繰り広げられたのか これは 私自身が
個人的に 知る由もありません

レポートでは 母親もホメオパシーを利用して長かったと
また助産師とも 一人目からの出産の付き合いだったこと
書いてあるようです

どちらにしても そのとき こうすべきだったとか この惨事自体が
こうすれば 回避できただとか 私が口にするのは ばかばかしほど
はばかられるのが 正直な気持ちです

誰も 本当のところはわからない

実際 今や 問題になって焦点になっているのは
すでに 別問題に すり替わっている気がしますし


ただ さまざまな情報の中から 浮かび上がってくる
この混沌とした状況から 学ぶことは 多いと 思っています


ここでは ホメオパシーを利用しようと思う方は

まずはしっかりとホメオパシーを 

理解していなくてはならないということ

理解していたとしても その理解度とは はてなマーク
これは のちの記事で 詳しく書きます

これは 普通の西洋医学でも同じこと
を お伝えしていますよね

つまり この症状 状態に なにを治療として選択するのか

何が おこりうるのか 覚悟があるのか


私が 常に危惧していることです



ここで 知らなければならないのは  ホメオパシーのサポートは 

ビタミンKのかわりにはならないよ という ことです

ビタミンKそのものと ビタミンKサポートが 同じものでは 

ないことは

これは ホメオパスはもちろんのこと 使う側も知っていなくては
なりません

ここで 使われたのが 実際に レメディーであったのか

ミネラルサポートという 現分子がほんの小量認められる

ものであったのかは これまた 私にはわかりませんが

「ビタミンKの代わり として用いた」という 供述を見ると

おそらく ミネラルサポートであったのでしょうか


ミネラルサポートとは
かなり 飛訳して分かりやすくいうと
摂取することで 体内のミネラルバランスを 
うまく是正して 食事やら 摂取するものの
そのミネラルの吸収率をあげることをサポートするものです

私も 日常の体内ミネラルバランスをとるのに 
利用しておりますし

ただし レメディーであったにせよ サポートであったにせよ
どちらにしても ビタミンKの 代わりになるものではありません


ここの 読者のかたには 
ビタミンKの 吸収に役立つというものだと 認識していて欲しい
もっと きちんと 知るには ホメオパシーを勉強しなくては
なりませんね

歯や骨を強化しようとか 血液の質をあげようとか
目的が多々あり 
そうした
健康な体作りのためには 大変効果的に作用しますが

ビタミン ミネラル類の何かが 確実に
欠乏していて そのことによって 起こる症状が
見受けられる
場合は その代用には なりません
 

こう書くと じゃ~ ホメオパシーのレメディーは効かないと
いっているのではないか と、これまた 横やりが入りそうですが

これは また 体への作用の仕方が ミネラルやビタミン類のたぐいのものと
治療に使用する ほか多くのものとでは 種類によって違うと
ここでは 説明しておきましょう

だって 普通の医療の仕組みしか知らない方 
西洋医薬が どう体に作用するのか しか知らない方には 
もう考え方が ある意味そこにしかないので 
この説明だけで 少なくとも4時間は話さなくてはならないくらい 
分かりにくい 話しなのです・・・・

もし これが大人で VK欠乏症である と診断されれば
その治療のためには 別の レメディーが処方されますし
ビタミンK のサポートレメディーも その補足として
処方されるでしょう 

う~む わかりにくいでしょうか

先日のホメオパシー序章のセミナーを 受けてくださった方は
その意味が お分かりいただけるでしょうか


話しを戻すと 「その治療は または薬は どんな効果を発揮するのか」
という 基本中の 基本を知っていなくては ならないということです

それは 医師も どんな治療家も 患者も です


残念なことに 医師でも その投薬が 本当に体に何を引き起こすか
分からずに 処方する方 いらっしゃいます

分かっていたら 出せないはず それとも 分かっていても出したのか

こういう処方に たまに遭遇します  とても残念です



そして ホメオパシーという治療でも 

その処方は なんのために どう作用するとして 出したのか
いつもの ルーティン処方に なっていなかったか など
気になる点は 多くあります

西洋医学と異なり ホメオパシーは患者の状態

身体・健康全体の状態が とても鍵になりますから 

先ほど上記したような いくつかの 懸念すべき環境の有無 

例えば 妊婦の 食生活や 生活習慣など 

ホメオパシーでは必ず重要になってくる これらの条件を 

きっちり把握できているかどうか とても大切な点です




ホメオパシーは 

前の記事にも書いたように 身の回りに頻繁におこる 急性疾患

には 家庭用キットなどを うまく利用すると とてもいいと思いますが

慢性疾患 深い病気 医原病の処置 そして 新生児の治療には

理解と納得の どちらもが 必要です

もちろん いいホメオパスに 診てもらううことが 大事です


そして 一番大事なのは フレキシブルな対応です

どちらかに 固執して 頑なになってはならないのです 


ホメオパシーを ダメだと言っているわけではありません
なんせ 私も ホメオパス
本来は どれここれも ホメオパシーが 一番だと思っています

そして 同時に 西洋医学も ダメと言ってるのではないのです


西洋医学も 代替医療といわれるものも その利点と
欠点を きちんと理解して 利用すれば 健康の回復に
多いに 力を発揮します

この 症状は なぜ おこったのか なぜ こうなのか

それを 根源から 解消するには どうあらねばならないのか

その過程で 苦しい場合 その理由は なにか

その苦しさを どうしのぐか


本当に 詳しいことは 専門家にしか分からないかもしれません
それでも 自分の体のことです 専門家の手を借りて 
少しでも わかろうと 思って欲しい


選択するのは 自分です

しかし 子供は選択を できないのです
 

我が子を亡くすこと 

それほど 気が狂うほどの苦しみは無いかと思います

遺族の方には 心からお悔やみを申し上げます。



この記事を読む すべての読者が いまいちど 自分の
体 健康 とりまかれている環境 をできるかぎり把握し

なにかひとつの健康法 とやらに 振り回されること無く

健やかであって欲しいとねがいます


 


ホメオパスが ヒトの健康を預かって 

その向上の手助けをする という点で 

医師が そう問われるように 

患者との二人三脚が 確立されていなくては ならないと思います


そして その人三脚の舵取りは あくまでも 患者にある


追記: ホメオパスの方は できれば 次の記事を読んで欲しいです



ある医師のブログです
祖父に共通する 医療への姿勢を感じます
参考までに

これ→ ビタミンK与えず 乳児死亡の件

これ→ 母乳とビタミンK





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