国のトップに立つ方は古今東西暗殺の危機にある
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モディ首相も過激派による脅迫文書が送られるという暗殺計画があったらしい
インド生活では時折
テレビや新聞で
マオイスト
という言葉を耳にすることがあります
マオイストとは毛沢東主義派
(極左派武装勢力)のことで
残念ながら
浅田真央ちゃんの熱烈なるファンってことではない
長女がよく行くビジュアル系バンドのライブでインディーズ時代からの古参ファンが暴走(ライブ会場やファンイベントでマナー違反が横行)することを過激派と言うらしく…
わが家では
最近よく耳にするワードなのですが
こっちの過激派のマオイストはホンマもんです
インド東部の西ベンガル州と西部のマハラーシュトラ州、北部のウッタル・プラデーシュ州、南部のアンドラ・プラデーシュ州など、全国に勢力を拡大中
インド政府の集計によると、マオイストの攻撃が本格化した04年10月以降現在まで598人の軍人と警察官、1894人の民間人が殺害されている
どうしてそんな勢力を持つようになったか
①貧困を抱える農民
②特別経済区域が拡大し、多国籍企業に土地を明け渡して追い出された農民
という二つの要因が核となっているようだ
貧困と経済発展という問題を抱えるインド
モディ首相が仕掛ける革命に拍手を送る気持ちと共に
理不尽な仕打ちを受けている
農民やダリット(不可触民というカースト最下層)達が存在し
等価交換などもなく
そりゃ黙ってられへんわな
と気持ちはわかるけど
血生臭い方法しかないのかね?
インドの過激派の要素が少し垣間見える映画 ↓
「ニュートン」はまさにこの過激派達の活動拠点の一つとされている内陸部チャッティスガル州のジャングル地帯で主人公は選挙管理委員として赴き、軍の護衛を受けながら果たして無事に選挙を実施出来るのか?というストーリー
選挙権のある住民は選挙の投票方法や選挙の意味さえ知らない人もいるくらい
そんな当事者達と周りの過激派や政府側との温度差があるのも見どころだし
国土の広いインドではこんなこともあるんだろうという点も外国映画のおもしろさ
主役の方だけではない
インド映画の俳優さん達の裾野の広さも素晴らしい!
マオイストってどうゆうこと?と新聞で疑問に思ってたころタイミングよくこの映画が公開されて納得
映画って文化・慣習・政治的背景・宗教・ファッション・音楽などいろいろ勉強になります
ところで暗殺って単語のスペル長いね
assassination
強度の乱視なので
A と S がダブって見えて目がモヤモヤする
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