【 産靈(むすひ)



「産霊(むすひ)」や 「靈魂(れいこん)」
「霊」とはどんな意味なのでしょう。

 



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〜〜ここから〜〜

靈は(霝+巫で成り立っています。




霝は「雲から雨がしたたり落ちる」象形です。


「口」の象形と「神を祭るとばり


(区切り)の中で人が両手で祭具を


ささげる」象形から、祈りの言葉を


並べて雨ごいする巫女を意味し、


そこから、「神の心」、「巫女」を


意味する「霊」という漢字が成り立ちました。


※「霊」は「靈」の略字です。


※「靈」は「霊」の旧字(以前に使われ

 ていた字)です。


〜〜ここまで〜〜




霝は雨冠の下に口が三つあります


天から落ちる水には神聖な力が宿ります。

天から降りて来た清らかな玉を人、物、事が受け取る口です。


その下に神や魂に接する清らかな巫(みこ)が加わり「靈」となり、神、自然界、天(あめ)の見えない力がものに宿り命の実体(エネルギー)を表します。


やまと言葉は「雨」と「天」はどちらも「あめ」です。



やまと言葉の「靈(ヒ)」はこの世の全ての源であり、人知で計り知れない力や出来事を意味します。


やまと言葉で靈止(ひと)とは


「靈、光、火、陽(ひ)」が表すものは、究極のプラスとマイナスから発生した根源のエネルギーのこと。


それがある一点から四方八方に広がって、この世に満ち満ちており、雲から雨がしたたり落ちる様に、見えない世界から見える世界に形を持って産まれる時に、形の中に根源のエネルギー(靈)入いり、肉体に生命が留まり「人」になります。


根源のエネルギーの統合体を「人」と名付けました。





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人として一番大切な自分の中にある神聖なエネルギーを優しさ、思いやり、素直、元気、潔さ、清らかさ、誠実さ、明るさと表してきたのが日本人です。


 昨日、宿坊で出会った若い方は、この「霊」の意味を知っただけで、で自分の本質がわかり進むべき方向に光が見えた様でした。


私も今年もその様に生きていくことを年の始めの「誓(うけ)い」といたします。


今年もどうぞよろしくお願い致します✨



阿部國治先生の「新釈古事記伝」には「靈(ひ)」とは何かが明確に書き記されています。

〈現代人の古事記入門書〉
現世の根源に存在する「ひかり」

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「靈(ひ)」それが何なのかを丁寧に教えて下さっています。

八百万の神様の名前に込められた日本人の宇宙観などが読み取れます。

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では、今日も自分からいい日にします。
宜しくお願い致します。
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