満点の星空の下で、彼は計算しました。




周辺の第三者数          0人!

周辺騒音値                 5dB!

周辺環境美しさ指数  100pt!

周辺照度                    5.1lux!

見つめ合い秒数         30秒!

 

「理論上のムード値は100pt!

プロポーズするなら、今だ!!」

 


「お前ら絶対両思いじゃねえか」な恋愛経験ゼロの理系男女が「好きの定義とは」と実験を繰り広げイチャイチャするラブコメディです。主人公の2人が賢いのに本当にバカで可愛くて愛おしい!

1話が無料で読めるのはこちら

https://comic-meteor.jp/ptdata/rikekoi/0001/

 

 






兵庫県高砂市、JR宝殿駅前の結婚相談所、

結婚物語。仲人Tです。

 


君らGWに婚活し過ぎじゃない?申し込みし過ぎ&され過ぎじゃない?特に最近公開した30代男性陣への申し込みヤバすぎない?あと銀英伝のヤン格好良すぎない?



取り次ぎがハード過ぎてスタッフは全員死にました。私たちの屍を越えて、ここで繋いだご縁を大切に成婚してね!


 

こちらもありがとうございます!

盛況なので、予定より早いですが5月10日で締め切らせて頂きます!




さて、今日は、

理系っぽい2人の成婚談をお届けします。

 

 

ちなみに私は全く理系ではないので、今日の記事は完全に雰囲気で書いています✨

 

 

 


仲人をしていると、婚活で病みやすいのは、

圧倒的に男性よりも女性だと感じます。



例えば、当社では「婚活が辛い」と1年以内に辞める男性はほぼいらっしゃいませんが、女性では時々出現します。

 


「リケコイ」の4巻によれば、女性の脳は男性の脳より右左脳の連携が強く、体験記憶能力が高いそう。脳の仕組み的に嫌なことをなかなか忘れられない女性は、男性よりメンタルが傷つきやすいのかもしれません。

 ※嬉しかったことも男性より覚えてるよ





去年の8月に入会してきた、


堅い職種の、33歳、

学歴と年収は普通よりやや高め、


スリムで色白、綺麗と可愛いを併せ持った、

女子アナのような女性。

 



彼女は、普通の女性と違い、

全く病むタイプではありませんでした。

 

 



なぜなら、

 



めちゃくちゃ合理的だったからです!

 






婚活で苦戦する女子は「相手が自分に何をしてくれるか」ばかり考えているので、自分の思い通りに相手が行動してくれないとイライラする人が多い。

 




しかし、彼女は常に、

 

「2人で楽しく過ごすには、

自分がどう動けば最適か」

 

を考えていました。

 




奢らない男子に遭遇したら、

 

「なるほど、ワリカン派なのね。では次から会計は別々にした方が合理的ね。」


と、全く気にせず交際を続行。

 



予約をしない行き当たりバッタリの男子に遭遇して「適当にご飯食べてショッピングモール見てお茶する?」と言われても、

 

「最適化問題ね。いいでしょう、私が最もロマンチックなルートを計算してみせるわ。」とにこやかに対応。


※説明しよう!最適化問題とは…

うん!説明難しい!ググってくれ!

 

 

当然そんな彼女はモテまくり、数多くの男子から真剣交際を申し込まれました。

 

「なるほど…デート3回目で男性が真剣交際を申し込んでくる確率は83%。でもみんな素敵だし、すぐには決められないわね。」

 



 

合理的な彼女は、そこまで恋愛感情を重視していませんでした。


「ときめきが無くたって、私を選んでくれた人の中から、私と1番価値観の合う人と結婚するのがベストなはず。」

 

 



そんな彼女と交際していた男性の中で、

異彩を放っていたのが彼でした。

 



2歳下、

年収650万、

身長180近く、

めちゃめちゃ賢い大学。

しかもイケメン!

 



彼女が申し込んでお見合いが成立。

 

 


初めて会った時、

たまたま最近読んだ本の話になりました。

 

彼女がこの本をカバンから出すと、

偶然彼もテレビでその本の特集を見ていて、会話は盛り上がりました。

 


お見合い会場はゴージャスなエルセラーン。


彼女はいつもここにくると緊張してしまうのですが、彼と一緒だとなぜかリラックスできました。

 


 


彼は毎回デートコースを調べてくれ、

店の予約もきっちりしてくれました。

 



しかし、デート3回目。

彼からは特に真剣交際の申し込みはありませんでした。

 


4回目のデートも、5回目も、

何も言われることなく終わりました。

 



「今までのデータと照合すれば、

彼は私にそこまで好意は無いと予測できる。

 


2歳も下だし、とても素敵だし、

若くて可愛いライバルがいるのかも。

でも、デートには誘ってくれる。

 

彼は何を考えているの?

私の事をどう思っているの?」

 


クールでいつも飄々としている彼の本心を知ることは、彼女にとってフェルマーの最終定理よりも難しく、まさにNP困難でした。

 

 

 



しかし、なんということでしょう!

 

彼は、出会ったその日から、

彼女に決めていたのです!!

 


お見合いで早く着いた彼が待っていると、時間10分前に「遅刻遅刻〜!」と走ってきた彼女。


15分前行動を心がけていた彼女にとって、

10分前は完全に遅刻だったのです。

 


彼女の生真面目さに、

まずノックアウトされた彼。

 


もちろん彼女より若い子とも何度かご縁がありましたが、「男性が盛り上げて当然」という態度の女性も多く、頑張って用意してきた話題を振っても広がらず、1時間が長いなと感じたこともありました。

 

それなのに、初対面の彼女とは、

気がついたら1時間半も喋っていたのです!

 

さらに、

彼女の家から歩いて5分の場所に彼の会社があることも判明!

 


会うたびに

「この人が運命の人だ」

という気持ちは強まりました。

 

 

6回目のデートで、

大阪市立科学館でプラネタリウムを見た後、

中央公会堂の前で、彼は告白しました。

※まあまあ歩かせてるので普通は振られるコース。

良い子は真似しないでね

 

 

彼から、

「一緒にいて楽しいです。

あなたが好きなので、

付き合って下さい。」

 

と言われた時、



彼女の心拍数は、いまだかつてないほど激しく上昇しました。

 



「すごく嬉しい!!

今までと全然違う!」

 




実は、今までの男性はみんな、

「真剣交際に入りませんか?」

「真剣交際に入りたいのですが」

と伝えてきました。

 


しかし、彼は、

「あなたが好きだ」と、

ストレートに気持ちを伝えてくれたのです。

 


いつもは「少し考えさせて下さい」と返事していた彼女ですが、その時はこう思ったそうです。

 

「こんなに情熱的に思いを告白してもらったのに、今ここで返事しないのは、人としてダサい!!」

 

彼女は真っ直ぐに彼の目を見て、

返事をしました。

 

「よろしくお願いします!」

 





 

こうして2人は真剣交際に。

 



お互いの本棚に同じ本が何冊もあって運命を感じたり、



彼が彼女の家に行ったら、お父さんが「ようこんな素敵な人が残ってはったなあ!」と拍手喝采して大喜びしたり、

 

彼女が彼の家に行ったら、

猫が彼女に懐いて彼のお母さんがニコニコしたり。



2人の交際は順調に進んでいきました。

 



細かいことを気にしない彼女ときっちりしている彼は、時々合わない時もありました。

 

でも、彼も彼女も感情的になることはないタイプだったので、いつも落ち着いて話し合うことができたそうです。

 

 

何度かおうちデートをしたのですが、いつも彼女がご飯を作り、後片付けもする役回りでした。

 

「共働き予定だし、これが当たり前になったらまずい」と思った彼女。



察してちゃんなら

「いつも私ばかり!あなたもお皿ぐらい洗ってよ!普通気づくでしょ!」

とキレるところですが、

 

彼女は、Amazonでオシャレなエプロンを購入して彼にプレゼントしたそうです。


 

そして、エプロンを着けた彼を

「わー!かっこいいー!」

と誉めちぎり、


「お皿を洗ってくれたら嬉しいな❤️」

と可愛く誘導

 


彼は張り切って後片付けをしてくれ、

料理も頑張ってくれるようになりました。




 



彼は、思ったことを上手に伝えてくれる彼女がどんどん好きになっていきました。

 

 



きっちりした彼は、

プロポーズの場所も日にちも、

ものすごく考えて決めました。

 


ドライブで景色が綺麗な所に出かけて、

星空の下でプロポーズはどうだろう。

 

星がよく見えるように、

決行は新月の日にしよう!

 

 




当日。

 



満点の星空の下、

 

車から降り、

2人は見つめ合いました。

 



彼は計算しました。

 

周辺の第三者数          0人!

周辺騒音値                 5dB!

周辺環境美しさ指数  100pt!

周辺照度                    5.1lux!

見つめ合い秒数         30秒!

 

「理論上のムード値は100pt!

プロポーズするなら、今だ!!」

 

 



2人の脳内に、

嵐のラブソングが流れます。


百年先も 愛を誓うよ 

君は僕の全てさ 

 

信じている ただ信じてる 

同じ時間を刻む人へ

 

どんな君も どんな僕でも

ひとつひとつが愛しい

 

君がいれば 何もいらない 

きっと幸せにするから

 

 

 




その時です。

 



 

どちゃくそ声のデカいおっちゃん2人が、


星を観にやってきたのです。

 




「こっちやこっちや!」

「おー!よう見えるな!」

 



嘘…だろ…!?

 

2人はめちゃくちゃ動揺しました。

 



「この望遠鏡、ごっつう高かったんや!」


「そうなんか!ワシはこの三脚、1000円やったで!ハードオフで買ったんや!ハードオフはええぞ!めちゃくちゃ安いんや!」

 


彼と彼女の脳内から嵐の曲は消え去り、

ハードオフのCMが流れました。

 

「一人さん、何やってるんですか?」



 

彼はおっちゃん達が満足して去るまで待とうと思いましたが、


おっちゃん達はその場所が気に入ったのか全く去る気配がなく、ドライブデートのため薄着で来てしまった彼女は寒さで凍え死にそうになりました。

 


ていうか絶対私たち見えてるよね?今いい雰囲気なの分かるよね?むしろわざとやってる??


と思えるほど長い間騒いだ後、

おっちゃん達は少し静かになりました。

 


「今だ!!」

 

まだおっちゃん達は喋っていましたが、2人は心頭滅却して聴覚を遮断することにより、なんとかプロポーズに至ることができたのです。

 

プロポーズ用リング



 








どちらも合理的で計画的な二人ですが、プロポーズは計算通りには行きませんでした。

 



本当の婚約指輪も、コロナでお店が閉まっているので、受け取るのはもうしばらく先になりそうです。

 


 





これからの人生でも、


計算違いは、

何度も起こるかもしれない。

 




でも、いつも落ち着いて話し合いができる2人なら、



きっと手を取り合って乗り越えていけるのではないでしょうか。

 



 

 

お二人とも、

本当におめでとうございます!

末永くお幸せにーーーーー!!

 

 

 




おまけ

 

私「へー、婚活ラウンジメンバーズに入ってらっしゃったんですね。」

 

彼「そうなんです。要所要所で女性の気持ちを教えてもらえたのが有り難かったです。女心が分からないタイプなので…。」

 

彼女「そんなことないよ!〇〇くん、いつも私のことすっごく分かってくれてるもん!すごく優しいもん!女心分かってるよ!」

 

彼「そ、そうかな。でもそれは〇〇さんの伝え方が上手いからじゃない?」

 

彼女「違うよ!〇〇くんが優しいから!」

 

彼「いや、〇〇さんが!」


彼女「いや、〇〇くんが!」





スタッフ一同




 

 


本日もお読み頂き、

ありがとうございました。



次回


「男は何歳で婚活を始めるのがベスト?」


「アラフォーだから結婚できないと諦めてる女子に捧ぐ、入会して2ヶ月でプロポーズされたアラフィフ初婚女子の婚活」


このどちらかになります!







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