インターコンチネンタルホテルでもインターコンチネンタルホテル・グループでない? | KGGのブログ

KGGのブログ

日本不思議発見

 

**********************************************

http://edition.cnn.com/2018/01/20/intl_world/intercontinental-hotel-kabul/index.html

カブールのインターコンチネンタルホテルが銃撃をうける

ジェイソン・ハンナ、エーサン・ポパルツァイ: CNN

アップデート 19:50世界標準時(03:50 HKT)2018年1月20日

 

カブール、アフガニスタン(CNN) 土曜日、アフガニスタンの首都カブールのインターコンチネンタルホテルを、銃を持った男達が攻撃した。アフガニスタン内務省関係者による。

 

 アフガニスタンの特別行動隊は攻撃者と連絡をとろうとしている。内務省の副報道官ナスラット・ラヒミは語った。

 

 ホテルに押し入った銃撃者4人のうち2人は射殺された。ホテルの厨房がある4階から出火した。ラヒミは語った。

 

 攻撃者は厨房にいた。その後5階に移動した。特別攻撃隊の隊長はCNNに語った。

 救急隊は「現場に居る。いつでも入る事ができるように待っている。」保健省長官ワヒド・マジュルーは語った。

 

 米国務省は今週カブールにおいて攻撃がありそうだと警告した。担当局は木曜日ツイッターで語った。「アフガニスタン・カブール安全情報: 過激派グループは、ハミド・カルザイ国際空港に近いホテル・バロンのようなカブール市内のホテルを攻撃する計画を立てていると思われる。」

 

 外国人はホテル客のなかにいるが、その数や国籍について直ちにはわからない。ラヒミは語った。

 

 

2011年ホテルは攻撃された

 2011年6月、7名のタリバンの戦士が同じホテルを数時間攻撃した。最終的に、7名全ては他の11名とともに死亡した。

 

 インターコンチネンタルホテル・グループは当該ホテルを1969年に営業開始した。しかし、当該ホテルは1979年のソ連によるアフガニスタン侵入以来、そのグルーブとの関係はまったくないにもかかわらず名前を使い続けた。

 

 

 

CNNのエーサン・ポパルツァイがカブールから報告した。ジェイソン・ハナはアトランタから書いた。CNNのナディーム・ムアディ、サンディ・シデゥ、およびアラ・エシェンコはこのリポートに寄与した。

**********************************************

仮訳終わり

 

 今朝、CNNのHPをみていたら、ちいさな記事がありました。それがこれ。

 

 事件の第一報は『とにかく早く』なんでしょうね。とにかく公式発表だけを載せることが重要。詳細は次報を待て、ということでしょう。

 

 さて、とにかく事件は起きたのですが、なかなか不明や含蓄のある言葉がありました。

 

 まず、CNNは米国のメディアですが、アフガニスタンは旧英国領(1919年に独立)。ということは、アフガニスタンでは英国流の英語が話されていたと思います。とすると、CNNのニュースにある、

「He said the hotel's third floor, where the kitchen is located, had caught fire.The attackers had been in the kitchen, then moved to the fourth floor, 」

 この三番目の階と四番目の階という表現がイギリス式かアメリカ式かにこだわってしまいました。今回は、英国式で訳しました。

 

 また

「In June 2011, seven Taliban fighters attacked the same hotel over several hours. In the end, all seven, along with 11 other people, were dead. 」

これも、なかなか影響のないような言葉選びです。

 

 タリバンの7人のほかに、ホテル関係者か宿泊客かはわかりませんが11人が犠牲になったということです。これは、銃撃戦の途中でタリバンかどうかわからないために殺された人が11人いたということですね。

 

 おなじことが日本で発生したら、日本メディ屋はどれだけ『興奮』して政府を非難するのでしょうかね。「安全はただ」という考えに凝り固まった日本メディ屋は、何が起こっても「反対ハンタイ」と叫ぶだけ。まるで、昔の社会党のようです。

 

 

 それはともかく、インターコンチネンタルホテルというのがカブールにあり、ここで事件が発生したということです。

 

 記事中にもありましたが、このホテルはインターコンチネンタルホテル・グループではないとのこと。昔、飛ぶ鳥を落とす勢いの堤グループはインターコンチネンタルホテル・グループを入手し、セゾンカードが使えるようにしましたね。1980年代終わり頃です。

 アフリカの片田舎、ザンビアの首都ルサカにもインターコンチネンタルホテルがあり、ここのレセプションでもセゾンカードwelcomeの掲示がありました。しかし、私が行った1988年、それを使う人はいませんでした。カブールのインターコンチネンタルホテルでは1980年代終わりでもセゾンカードはもちろん使えなかったでしょうね。