奄美の空港に着くと、こんな看板がお出迎えクラッカー 「あまみ橋」の欄干にも杼のモチーフがビックリマーク・・・ 嫌でも胸が高鳴りますドキドキ
 
マンションの外壁も、お店ののれんも・・・ すべてに大島紬のエッセンスを感じてしまいます音譜
 
 

大島紬は、この龍郷町から始まったと言われています。


そして・・・島の方々のお話ですと、この地の名前の付いた龍郷柄秋名バラ柄は、他の大島紬とは別格なのだそうです。
 
(左が2玉。右が6玉)
龍郷柄:蘇鉄の葉とハブの背模様を図案化したものです。
江戸時代末期、薩摩藩から「奄美大島を一番良く表現した大島紬を献上せよ」との命が下され、図案師が月夜に庭を眺めていた時に、たまたま一匹のハブが月の光で背模様をキラキラと輝かせながら青々とした蘇鉄の葉に乗り移ろうとした、その一瞬の神秘的な美しさを図案化したとされています。柄の大きさによって○玉と呼ばれ柄の大きい方が若い方向きで、娘を嫁がせる時に持たせたのだそうです。
よく見比べると、同じモチーフでもとても沢山の柄があり、見ていても見飽きません。差し色が赤や青や黄色、また茶一色のものもあって、夫々に印象が変わってきますニコニコ

 
(左が4玉、右が6玉)
秋名バラ柄:まだ琉球に服属していた時代に「秋名」地区で生活用具の竹で編んだ「サンバラ」と呼ばれるザルをモチーフにして作られた柄で、昔から続いている伝統的な柄です。

お気付きでしょうか!? これらは特殊な織り方をするので、大島紬の一般的なマルキではなく○玉という表現をします。(正しくは、マルキは絣糸の密度で○玉は柄の大きさなんですが・・・あせる

そして、今やベテランの専任の職人さんでなければ織れない貴重なものとなっているのです。






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