川越style「HIDEAWAY DINING 555 FIVE(ファイブ)」川越駅西口徒歩5分 | 「小江戸川越STYLE」

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「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

再開発が進む川越駅西口。

川越駅西口エリアがますます楽しくなっていく予感。

自分だけの隠れ家にしたい場所。

ゆっくり過ごす場所としての、HIDEAWAY。

 

2019年8月にオープンしたのが、「HIDEAWAY DINING 555 FIVE(ファイブ)」さん。

店名の読み方は555と書いて「ファイブ」です。

お店があるのは、川越駅西口から徒歩5分。

川越駅西口からウェスタ川越方面へ真っすぐ進み、ウェスタ川越の交差点を左折し、三方向へ分かれる道を道なりに真ん中へ(ウニクス方面ではなく)、進んで行くと左手に見える建物の二階にあります。旧・川越火鍋 金龍からリニューアルしました。


「HIDEAWAY DINING 555 FIVE(ファイブ)」
川越市脇田本町9-5 第8アーバンライフビルヂング2F
ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:00~23:00 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:00)
不定休

049-257-5063

川越駅西口徒歩5分
Facebook:

https://www.facebook.com/HIDEAWAY555/

Twitter:

https://twitter.com/Dining555

 

川越駅西口は、東口に比べると飲食店が少ないと言われがちですが、近年になって新しいお店が続々とオープンして状況が変わっている。

個性的な個人店が多く、知る人ぞ知る穴場的なお店も多い西口エリア。

確かにランチを営業しているお店は夜営業のお店を比べて少ないですが、555 FIVEさんはランチからディナーまで通し営業しているのが強み。

そして・・・555 FIVEさんは、新しくオープンしたお店とはいえ、「馴染みの」お客さんが引きも切らず訪れている。

555 FIVEに至るまでの、これまでのストーリーを知る川越人は多く、現・555 FIVEの栗原シェフの作る料理を慕ってやって来るのだ。

(やはり、川越人は川越の個人飲食店が大好き。お店の看板が変わっても栗原シェフが居る限りそこへ行くのだ)

555 FIVEに行くと、かつてのお店で顔を合わせた川越人と遭遇することがある、みな思うことは同じなのだ。

栗原さんが川越に根を張り、ファンを増やしてきた今があるからこそ、これまでのお客さんも安心して555 FIVEの料理に身を任せることができるのだ。

555 FIVEにある川越物語についてはのちほど掘り下げていきます。


階段から二階へ上がって扉を開くと、そこはまさに、店名ある隠れ家ダイニング。

ウッド調の落ち着いた大人の空間が広がり、川越駅から5分でこんな世界が待っているとはと一気に惹きこまれていく。

広い店内には、テーブル席に半個室席、それに窓際には外を眺めながらのカウンター席があります。各種宴会・パーティーにも対応しており、30人ほどの集まりも可。

 

555 FIVEさんの料理は、イタリアンやフレンチといったくくりは設けず、大きく言って洋食屋というスタンス。枠にとらわれず、自由な発想で料理を作っていく。この姿勢もこれまでと変わらず。
555 ファイブさんの他にはない個性として、店内に入った人が真っ先に目に入る、入口に置かれたショーケースがある。

ショーケースの中には、種類豊富な手作りの前菜・サラダなどが用意され、ランチ・ディナー共に、実際に見てこの中から好きなものを選ぶことができます。

メニューに書かれた文面や写真だけではイメージしにくい、では実物を見てもらって選んでもらおうという発想で、この取り組みをしている飲食店は川越では珍しい。

地元を大事にする555 ファイブさんでは川越産農産物を使ったメニューもあり、旬な素材を活かすことを大事にしている。

もちろん総菜・サラダの内容は時期により変化していきます。

入口に分かりやすく陳列されていることから分かるように、テイクアウトにも対応しており、会社帰りの人たちが夕飯のおかずに持ち帰る光景も見られます。

お惣菜屋さんとしての機能もあるのだ。

店内で食事し、さらに家で食べる用・お土産でお惣菜を持ち帰る人も見られる。

大量生産で食品添加物が加えられたお惣菜販売も世に多いですが、こうした取り組みのお店を知ることで生活を見直すきっかけになるのでは。

川越の人気シェフが店内で手作りしたお惣菜を持ち帰ることができるのが人気。

その日の夕飯がちょっぴり豪華になるのでは?

本日の前菜(一例)、ショーケースから選ぶスタイル。
枝豆と小エビのサラダ、サーモンのマリネ、豆アジの唐揚げ ラビゴットソース、ジャガイモのグラタン、オリーブミスト、2種トマトのピクルス、4種豆サラダ、サルシッチャ イタリアンソーセージ、森林鶏の肉団子トマト煮、紅茶鴨のスモーク

 

555 FIVEのランチは、定番人気のハンバーグに、それにピザ・パスタ、その他ランチとして、シュウマイランチ、A4ローストビーフ丼、チキンカレー、レモン香る冷麺があります。

その他ランチは定期的に内容が変わっていきます。

毎日違うものを頼んで毎日違うものが食べられるくらいの変化。

555 ファイブさんのランチは、気軽な洋食屋さんとしての本領発揮です。

ランチには、サラダバー・ドリンクバー・デザートバーがつきます。

目玉のハンバーグだけでも種類豊富にあり、
ハンバーグセット
チーズバーグセット
目玉焼きバーグセット

ベーコンバーグセット

555 FIVEになってもあのハンバーグが食べられると、かつてのリピーターにとっては感涙もの。

これを目指してお店に来る人は今でも多い。

まずこれを食べればファンが多いのが分かるかも。そして、お店が変わっても変わらずに食べに来る人が多いことも分かるはず。色んなメニューがある中でも、栗原シェフと言えば、とイコールでハンバーグととらえている人も多い。
これがあるから引き続き555 ファイブに通う人も多いのだ。揺るぎない一品。

 

ハンバーグの他に、パスタメニューも用意しています。

 

 

ランチで555 ファイブの料理にハマったら、ぜひ次の機会にディナーへ。

ランチとディナーでお店の雰囲気ががらりと変わるのが個人飲食店ですが、555 ファイブさんでもディナーにはディナーだけのメニューが数多くあり、ワインなどのお酒と共に食事の時間をみんなで楽しむことができるのだ。

 

夜営業は、栗原シェフの発想や腕が如何なく発揮されている。

ワインで乾杯したら、まずは生ハムや生ベーコン、チーズなどを。盛り合わせもあり。

もちろん、入口にあるショーケースから好きな前菜を選ぶこともできます。


555 ファイブで使うお肉は塊で仕入れ、すべて注文が入ってからカットしている。

牛だけでも4種、その他豚・鶏・ラムなど全9種の肉を使用しています。

魚介類は、大宮市場 -大宮総合食品地方卸売市場-から週二回ほど直接仕入れ。
そしてお野菜は、地元産農産物を積極的に使用。

素材からこだわっているお店なのだ。


【前菜】
フライドポテト、ゼッポリーニ、555オムレツ、エビのフリッター、コロコロチーズ玉、いももち、浅利ムール白ワイン煮、バーニャカウダ、アヒージョ、レバーペースト、アランチーニ(ライスコロッケ)
【サラダ】
555川越野菜サラダ、シーザーサラダ、小エビのカクテルサラダ、生ハムサラダ、カプレーゼ
【生ハム&チーズ】
生ハム、くん製生ハム、生ベーコン、モルラデッラ、生ハムの盛り合わせ、グラナパダーノ、タレッジョ、ゴルゴンゾーラ、カマンベールチーズ、チーズの盛り合わせ、生ハムとチーズの盛り合わせ
【パスタ】
シラスとフレッシュトマトのペペロンチーノ、気まぐれペペロンチーノ、シンプルなトマトソースパスタ、オレガノ、オリーブ、アンチョビのトマトソースパスタ、気まぐれトマトソースパスタ
明太子パスタ、カルボナーラ、生ハムのアルフレッド
【ピッツァ】
マリナーラ、マルゲリータ、シラスとトマトのピッツァ、クアットロフォルマッジ
【肉】
子羊のグリル、牛肉タリアータ、ハンバーグ、牛ホホ肉の赤ワイン煮
【魚】※要予約
アクアパッツァ、カチュコ鍋(トマト)
【パン】
ライ麦パンのバケット
【デザート】
本日のデザート、デザートの盛り合わせ


栗原シェフの料理に浸りながら、楽しい会話はいつまでも続いていく。

やっぱり〆にはハンバーグ、という流れにならざるをえない555 ファイブ。

メニューはこれからさらに増えていく予定。

555 ファイブの世界観はさらに深化していくのだ。

 

555 ファイブでは、超弩級のコースがあり、なんと17時~22時までの5時間の飲み放題プランもあります。

 

 

まるで家にいるかのように寛いでいる。

HIDEAWAY=隠れ家というのは、ゆっくり過ごしてもらいたいという意味をこめた店名なのだ。

「HIDEAWAY DINING 555 FIVE(ファイブ)」さんは、新店でありながら、なぜこれだけの川越人が訪れているのか?

いよいよ、そのストーリーを紐解いていくことにしましょう。

栗原シェフは、もともと川越で人気飲食店を運営していた人。

それが、2016年6月オープンの「Cafe Vino(カフェ ヴィーノ)」でした。
お店は一番街の札ノ辻と市役所を結ぶ本町通り沿いにありました。

Vinoさんは、肩肘張らず気軽な洋食屋さんという雰囲気を大切にしながら、手間暇かけた料理は多くの人に愛されていました。

栗原さんはもともと都内の飲食店などで働き、

「川越で、川越らしい場所でお店を開きたい」と考えてCafe Vinoをオープン。

地元の人に観光客に、色んな人が交わる場として、独自のポジションを築いていました。

2016年6月が一つの始まりと言えますが、スタートに至るまでの準備期間を含めたら、さらに前から川越での動きは始めていました。

じっくりと時間をかけて、理想を形にするための期間。

今振り返れば、その周到な準備期間があったから、川越での繋がりを広げることができ、川越での良いスタートを切れたのかもしれない。

料理には積極的に川越産農産物と使い、と書きましたが、それもこの期間に形に動いていたから。

そこから、川越STYLEとして、川越ファーマーズマーケットとして、栗原さんとは関係を続けてきました。

栗原さんと初めて出会ったのは2015年のことで、もちろんまだVinoは影も形もない時でした。

蓮馨寺向かいにあった古本カフェAgostoで偶然にも居合わせ、

「今度川越でお店を開こうと思っているんです」と話していて、当時はいろんな場所を見て回り、物件を探しているところでした。

本町通りに場所を決め、そして、お店でどんなメニューを提供しようか考え、やはり地の素材を使いたい、川越のお野菜を料理に使いたい。
 「料理に川越野菜を積極的に採り入れたいので、

ぜひ川越Farmer’s Marketの農家さんを紹介してください」という依頼が来ました。

季節ごとにいろんな種類の野菜を使いたいということで、利根川農園さんを紹介。

川越の上野田にある畑は、川越自動車学校がある地域で、古くは河岸街道や入間川街道で賑わっていた地域。
地域を代表する農家さんで、新しい世代の担い手として活躍が期待されている利根川さん。

道路から細道を入った先、一面広大に広がる畑に圧倒される。





この時は夏の川越Farmer’s Marketに向けて準備を進めていた時季。

畑にいると川越にいるとは思えないのどかな空気が流れている。。。
柿の立派な木があったり、案内されてぐるっと歩くだけでも楽しい。
なんだかここで、農業体験イベントでも開催したくなる楽しさがあります。

夏の川越Farmer’s Marketには、玉ねぎやニンニク、ブルーベリー、唐辛子、きゅうり、トマトなどを出品。

川越Farmer’s Marketに欠かせない農家さんで、いろんな野菜を作っていることもあり、栗原さんがやろうとしているお店と相性が良いのではないかと考えた。

そこで、利根川さんと実際に会って話しをしてもらおうと、顔合わせをセッティングしました。

お店の場所から利根川さんの畑まではそんなに離れていないので、新鮮な野菜をすぐに料理に使うことができる。
それにしても、、、、農家と関係を築きたいというお店が普通に現れるようになるなんて・・・
こういう光景が見られるようになるなんて、川越Farmer’s Marketを始める前は夢にも思っていませんでした。

他にも、川越の忍田農園さんの野菜も使い、川越産農産物を積極的に使うお店として親しまれていました。

555 ファイブでは、今後も様々な川越産農産物を積極的に料理に活かしていく予定です。

 

Cafe Vinoさんは、川越市内だけでも色々なイベントにも出店しており、川越Farmer’s Marketではお馴染みの出店。

そして特筆すべきは、「彩の国カレーなる闘い」でしょう。

彩の国カレーなる闘いは、毎年春と秋にウニクス川越・ウェスタ川越で開催されているカレーの大会で、2017年12月に開催された第4回「彩の国カレーなる闘い」において、Cafe Vinoさんは多くの投票・審査を得て、見事に第四代カレー王に輝いたのでした。

(第4回「彩の国カレーなる闘い in 川越」2017年12月10日ウニクス川越ウェスタ川越)

その後、2018年12月に惜しまれながらCafe Vinoを閉店。

栗原さんは「川越火鍋 金龍」の店長となり、そして金龍をリニューアルしてこの度、2019年8月に同じ場所でオープンさせたのが、「HIDEAWAY DINING 555 FIVE(ファイブ)」でした。

以前と変わらず、今後は555 ファイブとして各地のイベントにも出店しようと構想していて、Farmer’s Marketや小江戸川越お芋festival!!、それに・・・彩の国カレーなる闘いに555 ファイブ名義で出場していくことを宣言しています。

Cafe Vino時代に続き、二度目の王座に輝くことができるか。。。

ちなみに555 ファイブでは、本日のランチにカレーが登場する日があり、それはCafe Vinoの時と同じで、第四代カレー王になったカレーでもあります。

ゆくゆくはとして、栗原さんは川越駅西口の活性化にも貢献したいと話す。

川越駅西口は個性溢れるお店は多く、街の人に知られていないギャップを埋めたい。

そういう意味で、西口エリア初となる「川越蔵まちバル」にも参加することにした。

今後、色々な人と連携しながら、西口発の提案をしていくことでしょう。

 

555 ファイブの川越ストーリーはこれからも続いていく。

一体、これからどんな物語を紡いでいくだろう。

 

自分だけの「HIDEAWAYのソファに身を沈める。

流れる時間が、ゆったりとなっていくのを感じた。

 

メニューブックをめくる指が躍る。

まずは・・・これにしよう。

 

「HIDEAWAY DINING 555 FIVE(ファイブ)」
川越市脇田本町9-5 第8アーバンライフビルヂング2F
ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:00~23:00 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:00)
不定休

049-257-5063

川越駅西口徒歩5分
Facebook:

https://www.facebook.com/HIDEAWAY555/

Twitter:

https://twitter.com/Dining555