男には、闘争本能があり、女には、母性がある。

 よく言われることですね。
 男性ホルモンが多いか少ないかは、テストステロン値を測ることでわかる。
空間認知能力に優れているため、地図を読むのが得意。
冒険心が強い(達成感や経験値を獲得したい)。試練や困難に立ち向かうヒーローに自分を投影しやすい。
印象的な短い言葉で人の心をつかむのが上手い。
テストステロン値が高い人は、値が低い人から慕われるので、リーダーになりやすい。
納得できる理由があれば、自分を犠牲にしても社会のために尽くす。
テストステロンは、男性ホルモンの95%を占めているといわれる。女性でも骨格や筋肉のために5〜10%分泌されている。

 女性ホルモンは、たくさんある。エストロゲン(卵胞ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)がメインで、
出産直後には、オキシトシン、プロラクチンが分泌される。
オキシトシン、セロトニン、ドーパミンは、男性にも分泌され、幸福感に関係するホルモンだといわれる。
 女性でも、筋力がそんなにあるわけでもないが、ヴィジョンを描くことができる、飛躍した創造力、俯瞰して超越した自由な人もいれば、
男性でも、バリバリ仕事する人でも、子煩悩で、面倒を見るのも繊細で「ママみたい」で、食材の買い出しも細かくて(値段じゃないよ)、料理をさせれば、丁寧にこだわる「男なら豪快にやれ」とからかわれる人もいる。

 女は口撃、おしゃべりで発散するけど、本人の前では言わないよね~
 男は、殴り合いの仲直りもある。
 格闘技を(強くなりたい)とやりたがるが、筋トレしても、買い物の重いものを持ってくれない。かぼちゃを切ってくれない。(笑)

 男は、軍隊的な命令系統の組織だけど、
女は、皆、横並び。命令もしない。「暴力反対!」
だから、男は、戦争が好きで、女は平和的。男が全部悪いのよ。女だけなら、西太后、アマゾネスでもない限り、戦争はしないわ。

 だけどね~、男も、女も、同じ。
 女性も、家庭が脅かされると守ろうとする。起こってほしくないことを心配して、携帯チェック。これは「専守防衛」となんら変わらない。(笑)

 長谷部誠(サッカー選手)の『最悪の場面を想定する』
長谷部選手は「準備して迎え撃つ」
人が楽観に溺れる時に、心をひきしめ、人が悲観ばかりする時に、希望を強く持つ。
そのために、事前シミュレーションをし、平常心、冷静さを保つことを言っているのだと思う。
最悪の場面を想定して、携帯チェックする意味ではない(笑)と思うのだが、

 シンシナティ大学が調査したところ、
人々が心配していることの85%は実際には起こらない。
実際に心配したことが起こったとしても、その79%は自分の力で好転できるというデータがでたそうです。
ということは単純計算で、心配したことが実際に起きてどうにもならなくなるのは、
わずか3.15%足らずということです。
心配ごとの97%は起こらないと、言われているのに、たった3%のために、1日の大半を費やす。これほど、ムダなことがあるだろうか。

 それに、想いは現象化する。言霊には力がある。なぜなら、強く想うということは、それだけ、強く捉われている(それを願っているのと同じだからだ)
スペインは、陽射しが強く、コンストラスト(陰影)が文化、芸術に強い影響を与えている。光が強ければ、それだけ闇も深い。

 「女は平和的。だから、全部、女ばかりになったら?」「そうね〜」
女性が首相、大統領の国はありますよ。ドイツのメルケルを除いて、どうなのか?サッチャー首相はフォークランド戦争を始めたよ。

 「世界で起きていること、基地問題、防衛費予算、外交、あまり関心も興味もないよ。
とにかく、自分の子が兵隊にとられるのは絶対、嫌~‼」

 危機を避けるため、快を求め苦を退ける。得になる行動しかしないということね。
子孫を残すため、本能的な行動はあるが、すべてが、本能に、支配されているわけではない!

 女性も、自分の子供のことしか考えず、(他人の子供はどうでもいい)。中には、子供を支配する母親もいる。自分のやりたいように家庭を運営したい。
経済的な庇護を断たれると困るから、大黒柱を怒らせないようにはする、機嫌は窺うが、
どちらかを統治者とし、任せた方が楽だと思わせていないか。依存契約で安定を手に入れる。それには誰かが汗を流している。
お互いがお互いを必要とし、1番いい方法をいつも考え、2人で話し合っているのか?お互いが対等な立場で、1人の人間として向き合う。

 専守防衛。やられる前にやる。これは、国を守るためでもある。
現れは違っていても、根本は同じ。

 他国に攻めこまなくても、ヒステリーで、周り人の心の平安を乱すことはありうる。そして、「わかってくれない人」は、自分の敵になる。甘えかな?(わかってもらって当然)

 侵略は、範囲を広げたいだけ。これは、本能的なもので、テストステロンが関係している。
男が強くなりたいのは、「自分を認めさせたい」

 小さな子どもでも、マッサージの時も、母親の背中にコアラのごとくしがみついているのは、男の子の方が多いそうだ。女の子は飽きて、離れて、待ってたり、遊んでいたりする
「男の子は甘えん坊さんで、カワイイわ❤︎」
実は独占欲なのだ。母親がどういう目に遭わされるか心配で、特に顔をマッサージしようとすると、止める子もいるらしい。「触るな」と。

 女性は、対象が、パートナー、子供に向かう。
 大奥は、女ばかりの園。(殿様の寵愛を誰が受けるか?)(わが子を将軍にする!)と、女同士のドロドロとした戦いがある。
韓国ドラマも、部族争いが発端で、陰謀で妃が処刑されることもある。部族の後ろ盾で、自分が皇后になったら、父親、兄弟の利益を図るより、わが子を皇帝にすることが優先。じゃまをする者を蹴散らすようになる。
他の人を巻きこんだり、殿様や皇帝に取りいったりして、傾国の美女、国を滅ぼす原因となりうるかもしれません。

 男は範囲を広げたいのは、自分を認めさせたいから。
 女の人が愛されたいのは、自分が認められたいから。

 

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 現れは、違っても、男も女も支配欲はある。
言葉を変えれば、自己の利益のために他を侵すことは、男も女も同じ。
見えない支配者X、基盤は、荒れ狂う暴れ馬のようなもので、手綱を操るのが難しい。それはコントロールしないといけない。
自分を知ることだ。

 「仮面の男」レオナルド・ディカプリオが、ルイ14世と鉄の仮面をつけて、牢獄に幽閉された双子の弟を一人二役で演じた。
アンヌ王妃が産んだ双子の父親は、騎士ダルタニアンだった。ルイ14世を悪者にし、お母さんのアンヌ王妃と弟フィリップに感情移入していたが、
誰よりも仮面をつけていたのは、鉄の仮面をつけさせられていた弟フィリップではなく、重大な秘密を秘めながら、息子ルイ14世に仕え、息子に殺されたダルタニアンだった。

仮面をつける。ありのままって、なんだろう?
本来の自分を見失うというか…