サロンカーあさかぜ ー③
12月3日に下関駅で撮影した"サロンカーあさかぜ"の、残りの写真です。
2005(平成17)年3月で廃止となって以来、12年9ヶ月ぶりに、たった1度きり1往復ですが山陽本線に帰ってきた"特急あさかぜ"です。
車両はブルートレイン24系25型ではありませんが、EF65-1000番台(PF)に取り付けられたヘッドマークは、燦然とした栄光の輝きです。
今回は"サロンカーあさかぜ"のいる下関駅の風景をUPします。
広島に住んでいると、もう滅多に見られない、客車列車の音です。
電気機関車のモーター音に続いてディーゼル発電機の回る音。
そして重いんだけど軽ろやかな、車輪がレールを転がる独特な音。
生きた14系の懐かしい音が、下関駅に響きます。
1978(昭和53)年、私の住む家の前・・・・山陽本線では、夏至~夏休み前半の早朝は楽しい時間帯でした。
"特急さくら""特急安芸""特急富士""特急はやぶさ""特急みずほ""特急あさかぜ1号""特急あさかぜ51号""特急あさかぜ3号"と、東京発着の7本のブルートレインが下って行きました。
14系・24系25型・20系が、次々と・・・・・・中学生の頃の思い出の1つです。
この7本の下りのブルートレインに混じって、583系による"特急金星"が1本走り、概ね16分毎に寝台特急が西を目指して疾走していました。
夜間は19時過ぎからこの8本が上り始め、深夜帯は関西圏発着の寝台特急に急行列車が12往復に夏季臨時の列車が走っていました。
ダイヤ改正の旅に夜行列車は削減され、国鉄末期の頃にはこの運転本数もずい分削減されていましたが、ユーロライナーを使用した名古屋発着の"特急金星51号"や、この"サロンカーなにわ"を使用した大阪発着の"特急明星"または"急行阿蘇"・・・・もう40年近く昔の思い出です。
最後はC62・EF58・EF60・EF65・EF66の歴代"特急あさかぜ"牽引機をアソートにしてみました。
"特急あさかぜ"最終日、式典で下関市長が『特急あさかぜが再び帰って来る時を待ちながら、最後の列車を見送ります』と挨拶していたのを思い出します。
あっ、アプリでご覧頂いてる方は、先に"いいね!"してからにしてくださいな(笑)
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ゑ |