冷え性を改善する海水塩の可能性 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

海水の持つ力については健康秘技などで幾度か書いてきたが、野人が身を持って試してわかったことは、皮膚の治癒力の他に摂取した海水塩は喉の渇きと汗を激減させ、機能を正常にすると言うことだった。そして昨日の記事に書いたが、天地自遊人さんの体験から食欲を大幅に抑えることもわかった。これも野人に覚えがあり納得した。

それらからさらに可能性を感じたことが「冷え性の改善」だ。冷え性もまた代謝の機能がうまく働かない症状で多くの女性が苦しめられている。冷え性になるのは人間だけだろう。いまだに画期的な改善策はないようだが、それ自体おかしなことだ。

野人の体温は高く、冬でも足を出して熱を発散しているくらいだから身を持って実験は出来ないが、冷え症は相当な苦痛だと思う。人は手足で外気温を感じ取り、暑ければ体中の毛細血管に血液を送り熱を外気に逃がそうとする。逆に寒ければ体温を保つ為に身体の中心に温かい血液を集め、表皮には最低限の血液しか流さない。足は限りなく外気温に近くなるから野人は真冬でも裸足で歩いて冷たさを感じないのだ。熱を逃がす汗の仕組みや腎臓機能などその仕組みは神業に近い。これが正常に機能して当たり前なら、機能しないはっきりとした理由が必ずあるはずなのだ。

今は決定的な治癒法はないようだが、冷え性の理由は人間が試行錯誤するよりももっと簡単なことのように思える。それがこの海水塩ではないかと野人は考えている。

天地自遊人さんも言っているように海水は生命の源だ。海水を基盤にしてすべての生命は誕生した。海水とは塩化ナトリウムでもないし人がブレンドした粗塩でもない。どちらも海水から採取したものには違いないが、大事なことは生命を生んだミネラルバランスが完全かどうかだろう。人の科学は優れたものだが、嗜好や食べやすさなどの味に走る傾向があり、効果のあるものの抽出や配合に走り気味だ。自然食品と言うよりそれは自然加工食品に近いものだろう。すべてに手を加えているうちに最も大切なものまでそのミネラルバランスを変えてしまったようだ。自然界が生み出した食べ物に勝るものなどないはず。食べ物とは「命あるもの」のことだ。

しかし、海水はそれ自体生き物ではなくミネラルの集まりだが、地球上のすべての生き物にとって、細胞と代謝を正常に保つ不可欠のものではないかと考えている。海水の特定の成分が重要なのではなく、海水のミネラルのバランスが生命を養う。

それが野人の出した答えなのだが、まだ結果ははっきりとしない。冷え性だけでなく、精製塩分摂りすぎなどの心臓病、腎機能不全、癌や糖尿病など、どう作用するのか見届けたい。

冷え性についてはこの冬、天地自遊人さんはじめ、自ら海水塩を作っている冷え性のつきのいやしさんなど、他の読者からも結果が上がって来るだろう。海水が生き物のセンサーを正常にするなら、冷え症が改善される可能性は高い。


ミネラルとは何だ

http://ameblo.jp/muu8/entry-10269415195.html


野人の塩作り

http://ameblo.jp/muu8/entry-10193713511.html