毎度恒例の近況報告から入らせてください。
クラウドファンディング「SILKHAT」内で募集をかけさせていただいております『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』の受講者が3900名を突破しました。


 

ここ最近、受講者が「○○名を突破しました」というご報告をほぼ毎日させていただいておりますが、それにはワケがあって、嫌らしい話ですが、ここで報告すればするほど受講者が増えるんです。

イベントチケットって、だいたい、最初にバーっと伸びて、あとは緩やかになるのですが、この『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』に関しては、伸び続けている。

おそらく、この場所で、仕事の話っぽいことをしているので、それを聴いてくださった方が、「こいつの本気の仕事の話を聴いてみたいな」と思ってくださっているのかもしれません。

つまり、「発信しているコンテンツと告知の相性が良い」ということなのかなぁと思っております。

まぁ、そんな下心もありつつ、「『西野亮廣オンライン講演会 ~マーケティング講座【上級編】~』の受講者が3900名を突破しました」というご報告でした。もう、まもなく4000名ですね。

オンライン講演会に興味がある方は、クラウドファンディング「SILKHAT」内のプロジェクトページから、突撃してください。


 
 
そんなこんなで今日の本題です。

今日は「映画『えんとつ町のプペル』の前売り券の販売枚数がヤバイ!」というテーマでお話ししたいと思います。

 
4日前に、デジタル映画鑑賞券「ムビチケ」を販売する株式会社ムービーウォーカーさんから、2020年10月度のムビチケ前売り券の販売枚数が、月間販売枚数の記録を2ヶ月連続で更新したことが発表されたんです。

2020年10月度は「18万6053枚」のムビチケ前売り券が売れたんですって。

 
で、「1ヶ月で18万枚が売れた」と言われても、「そもそもの相場が分からないので、いまいちピンとこない」というのは皆様の本音だと思います。

 
そこで色々調べてみたところ、2019年11月21日の段階で『アナと雪の女王2』が、これまで『トイ・ストーリー4』が保持していたムビチケ前売り券の過去最高販売枚数「6万5642枚」の記録を塗り替えて、「6万7910枚」を記録し、歴代1位に輝いたそうです。

 
ちなみに、もう少し遡って、2019年7月12日には、「『トイ・ストーリー4』が圧倒的な数字で新記録樹立!ムビチケ前売り券の販売枚数が史上最高に」というニュースが出ていて、見てみると、それまでの過去最高販売枚数は『アベンジャーズ/エンドゲーム』が持つ「3万5989枚」でした。

 

つまり、このあたりが「世界戦」のラインです。

 

順番でいうと、『アベンジャーズ』の上に、『トイ・ストーリー4』が来ていて、その上に『アナと雪の女王2』がランクインしている。
で、その『アナと雪の女王2』の販売枚数が「6万7910枚」であるということですね。

 
ところが、2020年9月と10月で、ムビチケの販売枚数記録が更新されている。

 

皆様、お察しのとおり、まず間違いなく『鬼滅の刃』の影響がある。

調べた限り、『鬼滅の刃』はムビチケの販売枚数を公表していないのですが、『アナと雪の女王2』の記録「6万7910枚」を大幅に上回って、歴代1位になっていることは、まず間違いない。

 
で、「それは一体どれぐらいなんだ?」と気になるじゃないですか?

そこで、2020年10月のムビチケの販売枚数が「2ヶ月連続で記録更新した」とあったので、2020年9月の販売枚数を調べてみたところ「10万8409枚」でした。
ちなみに、8月の売り上げは「8万3759枚」です。

8月と9月と10月の販売枚数を合わせると、ザッと38万枚です。

 

ちなみに『鬼滅の刃』のムビチケ前売り券の発売が開始したのが、梶原君の誕生日である8月7日です。

仮に、『鬼滅の刃』以外のムビチケが1枚も売れてなかったとしたら、『鬼滅の刃』のムビチケ販売記録は、『アナと雪の女王2』の記録「6万7910枚」を大きく上回り、「38万枚」となりますが、さすがに、「『鬼滅の刃』以外のムビチケが1枚も売れていない」ということは現実的にありえない。

僕の見立てでは、『鬼滅の刃』は8月9月10月のムビチケの売り上げ枚数の半分ぐらいを占めているんじゃないかぁと思っているのですが、それだと「19万枚」。
『鬼滅の刃』のムビチケの販売枚数は、このへん前後の数字だと思います。

 

そして、『えんとつ町のプペル』です。



 
ムビチケ前売り券って、「オンライン」と「紙」の両方があるのですが、最近は「紙のムビチケ」って、そこまで使われていないらしいんですね。

だから、先ほど挙げた数字の中に、「紙のムビチケ」の売り上げ枚数をカウントしているのかどうか?という微妙なところではあるのですが、「ムビチケ前売り券の販売枚数」と呼ばれるものが、「オンライン」と「紙」の合計枚数だとしたら、映画『えんとつ町のプペル』のムビチケの販売枚数は、まもなく「19万枚」ぐらいいっているハズなんです。

 

僕らは「新型コロナウイルス」に襲われて、最初に出鼻をくじかれたんです。

ただ、そこでビービー言ったところで、何も始まらないから「できることからやろう」と、すぐにシフトチェンジして、ムビチケ前売り券の販売に集中したんです。

僕らの作品は、TVドラマの映画化でもなければ、TVアニメの映画化でもない。
それらに比べたら、まるで認知を獲得していない「絵本の映画化」で弱小も弱小ですが、「チリも積もれば何とやら」で……ムビチケ前売り券は、今現在「19万枚」に迫っています。


こればっかりは数字が発表されてみないとわかりませんが、下手すりゃムビチケ販売枚数で「歴代1位」を獲れるかも…というラインまできていることは確かです。

 
興奮するでしょ?(笑)

 
一つ確かなことは、『アナ雪2』にしたって、『鬼滅の刃』にしたって、もうムビチケ前売り券の記録が伸びることはない。
一方、僕らは、まだ50日間ある。

今、このタイミングで「鬼滅の刃超え」というニュースが出たら興奮するじゃないですか?

ちょっと面白くなってきたので、このあたり、注目しておいてください。

 

 
西野亮廣(キングコング)

 

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