一つ前のブログ記事の続きになります。
 
集団ストーカーでは、精神工学兵器を使って、人間の位置を制御しているのですが、人間の位置制御を実現するために、精神工学兵器に搭載されているコンピュータないし人工知能には、下記のような情報処理技術が組み込まれています。
 
(1)対人レーダーによる人間の位置計測
 
(2)データベースに位置データの蓄積
 
(3)データベースに蓄積した位置データの解析
 
 
精神工学兵器は対人レーダー、特に自動追尾レーダーの一種でもあるので、常時、対象者の位置計測はしており、更に、この位置データがデータベースに蓄積され、解析することができるのです。
 
このような位置データを解析する威力をお伝えしたいのですが、実際に対人レーダーを使って人間の位置を計測したデータは入手できません。対人レーダーは軍事技術ですし、このような位置データは違法に収集した個人情報でもあるので、防衛省情報本部がそのようなデータを情報公開するのは期待できません。
 
そこで、昨日の勉強会では、携帯電話、スマホを使った場合、上記(1)から(3)がどこまで可能か紹介しました。携帯電話、スマホも電波を使った位置計測という点では、対人レーダーと共通するのですが、対人レーダーによる位置計測は、携帯電話よりはるかに高い精度になります。
 
3か月間のスマホ通話記録からユーザーがどの基地局からどの基地局に移動するか予測できたという研究成果を紹介しました(文献1)。さらに、人間の移動ないし将来の位置は予想できることを示す文献を紹介しました(文献2など)。
 
次に、現在位置の計測、及び、将来位置の予想に基づいて、コンピュータが計画を立案します。ここは基本的にはチェスコンピュータと同様であり、人間の位置及び移動は、チェスの駒と同様に処理して、計算します。
 
例えば、私は月に1回、渋谷にある氷川区民会館で勉強会を開催しています。すると、私がある日、ある時間に渋谷の氷川区民会館にいるという位置データが観察されたとき、私の将来の位置は予測できます。データベースに登録されているデータを解析すると、氷川区民会館にいた時間から12時間以内に自宅にいる確率は99%以上と計算できます。更に自宅に向かう経路も統計データから推測でき、このあたりはチェスの駒の動きと同様に情報処理できます。そこで、氷川区民会館から自宅に向かう経路で誰かと偶然、遭遇するという計画を立案すべく、コンピュータが計算します。
 
この人とこの人は同じエリアにいることになるので、ちょっと位置をずらすと偶然に会うということが起きるというような計算をするのですが、この計算は計画の立案とほぼ同じ意味になります。
 
そして、精神工学兵器を使って、人間をマインドコントロールすると、誰かと誰かがバッタリと会うということが起きます。人間をマインドコントロールする精神工学兵器としては、米国特許3951134号及びその改良特許があります。米国特許3951134号については、このブログで何度も紹介しているので、ここでは割愛いたします。
 
とはいっても、人間の行動を制御するので、100%確実というわけでもありません。対象者がある日に5人と偶然、遭遇するように計画、制御して、80%の確率で実現するとき、5人のうち4人と偶然、遭遇することになります。
 
文献
1 Song et al, Limits of Predictability inhuman mobility
Science, vol. 327, no. 1018, pp. 1018-1021,2010
 
2 Zheng, Y., Trajectory data mining: anoverview. ACM Transactions on Intelligent Systems and Technology, vol.6, no. 3, p. 29, 2015