こんばんは!
PIP530のイトウミホコです。

ブログの検索ワードで、広島県大竹市の郷土料理「大竹もぶりごはん」.を指すものが何件かあったので触れておきますね。

「もぶりごはん」とは広島県西部から山口県東部にかけて、昔から伝わる郷土料理です。

お寿司でも炊き込みごはんでもなく、炊き上がった白いごはんに具を混ぜた混ぜごはんです

大竹市のもぶりごはんは甘い黒豆が入っているのが特徴です。

「もぶる」とはこちらの方言で「混ぜる」という意味です。

なぜ黒豆なのか、大竹市は黒豆が特産なのか、と時々訊かれることがありますが、これにも諸説ございます。
(ちなみに特産ではありません。)

ご近所の先輩おとな乙女の皆様にも訊いてみましたが、定かではありません。

方言で「元気な」を「まめに~」というのでそこから来ているとか
おせち料理の残った黒豆を混ぜこんだのが始まりとか、、、

他にも「へー」っていうような話も伝わっているのですが、長くなるので詳しくはまた今度。

人がたくさん集まる時などにふるまわれることが多く、お祝い事では小さく刻んだ鶏肉や、小エビなどを混ぜたりします。


今は、自治会などでお祭りや、敬老の日などにご近所に配られているところもあります。


ハンドメイドのアトリエショップではありますが、「大竹もぶりごはん」を毎月15日の月いち和菓子の日に妹背製菓さんの和菓子と共に販売しています。

観光地ではないので、山口県の岩国寿司ほどの派手さはありませんが、
全国で絶えていく郷土料理がある中、地道にでも伝えていきたいと思います。

まー、いっぺん食べてみんさい!