タロット占いは危険です。なぜなら精神病の人が作ったものだから。 | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

さて。前回記事で、




「実はタロット占いって、17世紀の終わりに

なっていきなり占いになっちゃっただけで、

もともとは西洋マージャンなんだよ。

占いとしての歴史はすごく浅いんだよ」





というお話をしましたけども。





その続きというか、タロットカードがいかに

メンタルに悪影響なのか、ということを、

どうしてもみなさんにお伝えしたいと思って、

さらに書きます。





どうしてタロットが精神に悪い影響があって、

精神破壊を招くのかといいますと、理由は

二つあります。





ひとつは、今、占いに用いられている

タロットカードは、重度の精神障碍者

によって体系づけられているところです。




もう一つは、タロットカードの占いに至るまでの

しぐさ、雰囲気、カードカット、質問を念じるなどの

行為が、知らず知らずに術者を深い催眠誘導状態

に導いてしまうことです。






この二つのことをまず、タロット占い師本人たちに

認識して欲しいのです。






占い師さんというのは、ほとんどの人が非常に

傲慢な性格をしています。





日々、他人のことを上から目線で、自分の人間性

は置き去りのまま、偉そうに言い続けていくうちに、

お客はみんなバカで自分だけが正気なのだという

錯覚に陥って行きます。




だから、とっても浮世離れした性格になっちゃう

んですね。。。




人間は、いくつになっても、誰かに叱られるって大切です。




自分にイヤミを言ったり、怒ったり、真正面から

ぶつかってくれる人っていうのは、すごくありがたい、

宝物みたいな人なんです。




汗水たらして地道に仕事して、上司やお客さんに

怒られ、なじられても、そうやって社会に自分を

育ててもらう。



そういう謙虚さがない人は、あんまり仕事って

できないんじゃないでしょうか。





でも、占いをやって毎日、自分のメンタルの

弱さは



「棚に上げて」



他人のことばかり言い続けていると、だんだん

錯覚していくんです。




ましてや、たまに占いが当たったりすると、

お客さんがちやほやしてくれて、自分でも

いい気になってしまう。



自分は敬われて当然だという思いが芽生えて、

周囲から自分を叱ってくれる人間が誰も

いなくなっちゃうのです。



占星術家の故・ルルラブアさんは、その

ところをご自分の著書で何度も何度も、

占い師志望の人に警告しています。



占いの万能感に酔っては危険だと。




占いは占い師に、危険な万能感

(思い上がり)を与えるのです。




その万能感に酔いしれて、いい気になっていく

うちに、どんどん社会性が失われてしまって、

ちゃんと働けない、イヤな性格破綻者に成り下がる

のです。



占い師で横柄じゃない人間を探すことは、

大変むつかしいのです。



謙虚な占い師さんは、自分が好きな占術でさえ、

外れるし、ともすると危険な決めつけに過ぎない

ことをよーーーく知っています。



そういう占い師さんは大抵ベテランで、

自分が占い師しかできないことを恥に

思っていたりして、フツーに気さくな人

であります。




そーゆう占い師さんもゼロじゃありません。



少ないですけどね。そういう

愛すべき占い師さんってね。




現実問題、マトモな職業であるとは言えない

のは事実だから、その事実をちゃんと受け止められる

占い師さんは、人間として誠実だと思いますが、

そこまで円熟した人間性を持つ人って、なかなか

少ないんですよ。



だいたいは、フツーに働いて人に叱られるのがイヤで、

占い師という安易な立ち位置に逃げちゃってる

人たちですからね。






そんで、そーゆう




「子どもっぽいオトナ」



の走りなのが、何を隠そう現在のタロット体系の

生みの親、クール・ド・ジェブランであり、

アーサー・C・ウェイトであり、アレイスター

クロウリーたちなんです。




中でも、アレキサンドリア木星王さんに

多大な影響を与えた秘密結社、



「ゴールデン・ドーン」



の主要メンバーであった稀代の魔術師、




「アレイスター・クロウリー」




と言う人は、もうそのカルトっぷりが半端ない

人でありまして、典型的な統合失調症タイプ、

サイコパス傾向の強い人なんです。




そのクロウリーが、今のタロット占いの

様式を完成させたわけで、タロットには

そのクロウリーの、キモチ悪い精神病エ

ッセンスがたーーーーくさん盛り込まれて

いるのでありんすよ。。。





だからもう、毒気が強いのなんのって。




最近、統合失調症患者の心を落ち着かせるため、



「瞑想」





「座禅」




が注目されていますけれども。




座禅では、ひたすら呼吸に集中するのが

ポイントなんですが、そうやって自分の呼吸音

だけを聞きつづけて、集中していくと、雑念が

消えていくのです。




雑念を消す。





実はそれこそが、精神疾患に非常に良い

瞑想のパワーなのです。






ところがタロットや、占星術などの、いわゆる



「シンボル学」




というのは、座禅とは反対に、無意味な形や、記号や、

絵や文字に、ひたすら雑念を思い描いてゆく行為です。



この雑念こそ、妄想なのでありまして、それが精神の

健康にはまことによろしくない。



自分で自分の心を、冷静に見つめるためには、

まず雑念と言う心のさざなみを訓練して、

消す努力をしないといけないのです。




しかし、タロットや、各種占いは逆に




「さざなみをもっとひどい大波に変えてしまう」




働きをするんですね。




そうなると、タロット占いやホロスコープに

向き合う時間が増えるほど、心や神経が

安まる時間が無くなっていくのです。



常に心がデリケートになって、敏感になって

いくので、ちょっとした他人のしぐさや言葉使い

に、落ち着いて対応できなくなるのです。




「メタコグニション」



という、自分の心の状態を、自分で把握する能力が、

どんどん少なくなってしまう。



そうすると、ちょっとでもバカとか、アホとか

言われると、過剰反応してしまうようになり、

ますます社会適合できなくなって、自分から

他人との摩擦を避けようとし始めるのです。





占いに固執するようになり、占いを手放すことが

できなくなります。




こうなるともう、周囲は、この人に他の仕事を

してもらおうと思っても苦労することになります。




占いが、完全に自分のよわっちいプライドとか、

傷つきやすい心をガードする鎧になってしまって

いるからです。



占い師、という人間、人種って実は、

自分たちがお客さんのことをバカにすることが

多いですけど、それは強い催眠状況が

日常化しているために、自己客観視ができない

心理状態になってしまっているからです。



でも、そこを認めると、自分のアイデンティティが

崩れちゃうから、占い師から足を洗うのって

大変なことになるんですねぇ。。。。




占い師はコジキと一緒で、半年とか1年とか

やってしまうと、もうフツーの社会人には戻れなく

なります。




だから、健全なのはちゃんと占いではない仕事を

やって、たまにランチおごってもらうついでに

占ってあげたり、お遊びとしてやってあげるくらいが、

一番ハッピーです。



そういう、節度あるお付き合いならば、タロットも

それなりに楽しいのです。





でも、専業占い師になるのは危険。




働けなくなります。





それに、占い師に身を堕とすのはいつだって

できますよ。




安直な生き方ですからね。




でも、いったん占い師になってしまったら、

再び普通の職業人として社会復帰するのは

大変にむつかしいのです。



若い頃から占い師しかやって来なかった、

なんて人はもう、本当にお気の毒です。




若いうちはちゃんと、汗水たらして働かな、

人間はダメなのです。




タロットカード占いは、せいぜい、ひと月に

1回触るのが限度。



それ以上やるようになって、ましてや毎日

カードめくりするのは危険です。




これはホロスコープでも、東洋占いでも

同じことです。




占い全般に、こういう傾向があるのです。



強い催眠状況が日常化して、他人に対する

ゆとりを持てなくなっていきます。




占いなんかやめなよって、私が口をすっぱく

して言うのは、そういうことなんざんす。






んじゃ☆