ついに読了。。。( ´艸`)
- 百田尚樹『殉愛』の真実/宝島社
- ¥1,500
- Amazon.co.jp
ところで酒井さんは、わりと最近、
くわしくは書けないがある取材先で
「見城徹氏の角川書店時代
を大変よく知るA氏」
に、たーーーーまったま、知人の紹介の
紹介のそのまた紹介みたいな、
「業界テレフォンショッキング」
的な感じでお会いしてしまいました(汗)。
もう、そのA氏は見城徹タンが大好きで大好きで、
見城・幻冬舎と聞くとまるで広末涼子のように、
♪ とってもとってもとっても
とってもとってもとっても
♪ だーいすーきよー
♪ ダーリンアイラヴュー
ダーリンリーンリーン
と、つい歌わずにいられないくらい見城徹が
大好きで大好きで、
「あいつマジ、今度会ったら
にぎりっ屁かましたるねん」
と、静かな闘魂を秘めておられた。(^_^;)
そうかぁ~。。。。
そんなに見城徹さんが好きか。。。
うんうん。。。(汗)
あたしもだよAさーん!!!
≧(´▽`)≦
いやぁ、しかし、世間は狭いね。( ´艸`)
Aさんはさっそく、あちきのこのブログで
「百田尚樹@殉愛問題」
が書かれているのを見て、気に入って
くださったようである。。。(汗)
そして
「酒井日香@幻冬舎で
自費出版事件」
の詳細もお話すると、めちゃめちゃ
笑っておられました。 (^_^;)
まぁ、そんな話だよ~☆ ( ´艸`)
しかし、世間は狭いにゃる。。。(汗)
さて、この余談は忘れてください。
こちらの本を読んだ感想をば。
↓ ↓ ↓
- 百田尚樹『殉愛』の真実/宝島社
- ¥1,500
- Amazon.co.jp
それにしても、読み始めから読み終わり
までわしは首をひねりっぱなしだった。
「百田尚樹さんが、ここまでさくらを
持ち上げなくちゃいけなかった理由は
何なのだろう。ここまでっさくらをプッシュ
して、取材の問い合わせすらしていない
たかじんさんのご親族を貶めることに、
何のメリットがあったのだろう」
ということだ。 ( ´艸`)
わしのよーに、ハタで観ているだけの勝手な
オバサンは、以下のようなことをつい勘ぐって
しまうのだ。。。
① 百田さんとさくらさんがデキてた説
② さくらさんが百田さんに金銭的メリットを提示して
百田氏がそれに便乗した
③ ①&②の両方あった
という、3つの線が想像できるが、しかし、
それにしては裁判リスクの多い本である。。。
それに、わしも作家の端くれの端くれ、カステラの
下のパラフィン紙だからわかるけど、取材もしていない
人のことを悪しざまに書くことは、物書きとしての
仁義に反することで、天に向かって唾を吐くのと
同じことであると、本を書く人はみんな知ってるはず。
その、作家としての良心、プライドを売ってまで、
さくらに肩入れした理由はなんだったのか。。。
そこがどうしても納得いかんのだ(汗)。
一応、本書では、たかじんさんが母校、桃山学院の
後輩や知人医師等と立ち上げたボランティア団体
「OSAKAあかるクラブ」
に、遺贈放棄を求める話し合いの席に、なぜか
百田氏は部外者であるにも関わらず同席し、
そこでもご遺族のネガティブキャンペーンを
張ったようである。。。
ということは、OSAKAあかるクラブに迫った
遺贈放棄が上手くいったら、いくらかさくら氏
からもらえる口約束でもあったんかいや???
みたいなことを想像しちゃうよね。。。( ´艸`)
しかし、たかじんさんは心から、大阪の
一般市民を愛していたんだなぁというのは、
本書でもすごくよくわかった。
たかじんさんは、自分が後輩たちと立ち上げた
「OSAKAあかるクラブ」
に、とても期待を寄せていたらしい。
「OSAKAあかるクラブ」
主導で、自分亡きあと、
「たかじんメモリアル」
や
「たかじんアウォード」
などを創設して、日頃スポットの当たらない、
名もなき人に光を当ててあげたいと話されて
いたらしい。。。
だから
「OSAKAあかるクラブ」
に、遺贈することは、たかじんさんのもっとも
熱望したことだったという。。。
しかし、そんな熱い思いがこもった2億円を、
さくら氏が台無しにしてしまうのである(汗)。
私は、たかじんさんが一番愛したのは、
大阪のすべての市民たち、または、自分の歌を
愛してくれたファンの人たちだったのではないかと思う。
自分が死んだら、死後もCDや、映像や、作品
として残り続けたい。
人々の記憶から永遠に消えたくない。
表現者ならば誰しもがそう思うだろう。
もうカネ云々ではない。
伝説として、永遠を生きる。
アーティストには、そういう思いが
ゼッタイにあるはず。
しかし、さくら氏がたかじんさんの映像や、
歌の版権&使用権その他、ほとんどの権利を
手中に収めてしまったせいで、逆に
「やしきたかじんのタマシイ」
は、皮肉なことに一段とファンの手に届かなく
なってしまった。
これではやしきたかじんは、時間経過と
ともに忘れ去られてしまうかも知れない。
本当にタレント・やしきたかじんを愛した
妻が、ファンの人から彼を遠ざけるような
黄道をするだろうか?
否。
しないはずだ。
わしならもう、権利なんかほどほどでいいから、
どんどん彼を放映して、画像を使ってください、
歌を使ってください、って、やると思うな。。。
現にたかじんさんの冠番組を持っていた
テレビ局は、たかじんの名前を番組から
消すことも視野に入れ始めているという。
そうなると、さくらが権利を手にしても、結局
それはあまり意味のないことで、遅かれ早かれ
業界はたかじんさんを忘れてしまい、せっかくの
さくらの諸権利も、生かされないことになる。
もったいない話だニャ。。。
「宝の持ち腐れ」
とは、まさにこのことか。。。(汗)
そんな感じで書評、続きます。