靴の歴史~中世ヨーロッパ | くつの森

靴の歴史~中世ヨーロッパ

靴の始まりはサンダルや下駄、モカシンのような袋状の革靴だそうです。
温暖な場所ではサンダル、寒い地域や厳しい環境では
モカシンが必要だったのは想像できます。

そこから文化が成熟してくると、
靴もいろんな流行の歴史をつくってきました。

中世ヨーロッパ、いわゆるゴシック時代には
先端を鋭く尖らせる靴、プーレーヌが流行したそうです。
↓もけっこう先端が長いですが、

$くつの森


↓の画像の下段のプーレーヌは先端が相当長いです。
長さを競って61センチの長さのものを履いてた人もいたとかahaha;*

$くつの森

それが高じてついには・・・

$くつの森
先端を持ち上げてひざ下のガーターベルトで留めないといけない事態におおーっ!!
左側の赤いプーレーヌの人もかなり歩きにくそうです。

「上品に細くとがった足は、労働をしない階級の証し」
ということで裕福な階級の方々の中でブームがエスカレートしていったそうです。

最後にはイギリスの王様が禁止令を出してやっとブームが終息したそうですほっ

参考文献:
靴の事典―下駄をはいた?/岸本 孝

¥1,600
Amazon.co.jp